異なるデバイスでクリップボードを共有する|MacFan

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異なるデバイスでクリップボードを共有する

文●今淳一

macOS SierraおよびiOS 10の新機能、ユニバーサルクリップボードを使うと、Mac、iPhone、iPadの間で、テキストや画像などをコピー&ペーストできる。デバイスの垣根を越えるコピペの便利さは、ちょっと想像しただけでもおわかりいただけるだろう。

ユニバーサルクリップボードを利用するには、MacならSierra、iOSデバイスならiOS 10がインストールされていること、そして、同一のApple IDでログインして、ブルートゥース、WiFiが有効になっていることを確認しよう。また、Macの場合は、BLEに対応した機種、具体的には2012年中盤以降のモデルでなければならない。

これだけを整えれば、後は特に何も設定しなくても、デバイス間でのコピペができるようになる。


Mac側でテキストをコピー、その後、iPhoneのメモにペーストすると、このようになる。デバイス間の通信が必要なので、タイムラグがあることに注意しよう。



iPhoneの写真をコピーして、Macのプレビューで「クリップボードから作成」をした様子。テキスト、画像、動画などがコピペできるので、いちいちメールやメッセージで送信する必要はない。

なお、ユニバーサルクリップボードのデータは2分で破棄されるので、コピーからペーストまでは2分以内に行わなければならない。これには注意しておこう。