2016.09.15
『iPhoneバカ』『iPadバカ』の美崎栄一郎氏が、各業界の著名人を訪問! iPhoneのトップ画面を見せてもらい、アプリ談義に花を咲かせます。
見せる人/斉藤 迅
株式会社SIXのクリエイティブディレクター。「リリック・スピーカー(Lyric speaker)」の開発の中心を担う。SXSWのアクセラレーター・コンペティションにおいて、日本企業として初めてファイナリストに選出、「Best Bootstrap Company」に選ばれた。ちなみに着ているTシャツは、リリック・スピーカーの開発に携わる会社の1つ、Quicco SoundのTシャツ。【URL】http://lyric- speaker.com
斉藤 迅さんのiPhone TOP画面にあるアプリ ARRIVALS/TuneIn Radio/NPR Music/Sonos/Google Play Music など
衝撃のスピーカが登場
今回「どうしてスピーカって一方向の進化しかしてこなかったんだろう」ということに気づかされました。ハイレゾ音源のような音質だけの進化ではなく、ほかの方向への進化があったことに衝撃を受けたのです。
画期的なプロダクトである「リリック・スピーカー(Lyric speaker)」。その開発チームの株式会社SIX・斉藤 迅さんにゲストに来ていただきました。斉藤さんのiPhoneの中には音楽アプリがいっぱい。流石です。
アプリの前にまず紹介したいのが、このリリック・スピーカー。しかし、誌面では本製品のすごさを伝えきれません。ぜひ公式サイトで確認してください。
リリック・スピーカーを端的に表現すると、歌詞が見えるスピーカです。半透明なスクリーンに今聴いている曲の歌詞がリアルタイムに表示されます。このスピーカに出会って、私がiPhoneであまり曲を聴かない理由がわかりました。私は曲を聴きながら、歌詞が見たかったのです。
iTunesストアで買った曲の歌詞をiPhoneで見るのって、少し面倒ですよね。もちろん、自分で登録する方法もありますが、CDに歌詞カードが付いてくるようなシンプルさではありません。「どうして買った曲の歌詞を見るのに手間がかかるんだろう」と思って、私は曲を買わなくなったのです。