Memory is personal.記憶に残るデザインと豊富なラインアップで挑む「シリコンパワー」|MacFan

アラカルト アップルのミカタ

注目プロダクトのコダワリを知る

Memory is personal.記憶に残るデザインと豊富なラインアップで挑む「シリコンパワー」

文●栗原亮

なぜ、アップルのミカタをするのか? アップル製品を手厚くサポートするハード&ソフトウェアメーカーの担当さんに、その理由を聞いてみた!

シリコンパワージャパン
【URL】http://www.silicon-power.com/

 

 

最近「SP」というロゴが刻印されたUSBメモリなどを量販店で見かけることが増えてきた。いずれも個性的な外観の製品が多く、ラインアップもとても豊富に揃えている印象がある。これらはいずれも台湾に本社を置くメモリメーカー「シリコンパワー」の製品だ。

アップル製品のパーツの多くが台湾メーカーに依拠していることからもわかるように、フラッシュメモリなどの製造クオリティは台湾が世界でもトップレベル。だが、この事実を知っているのはIT業界に詳しい一部の人たちだけで、「高品質な日本ブランド」に馴染んでいる一般消費者に対してはまだ認知度が高まっているとは言い難い。どちらかといえば品質よりも価格の安さが魅力という従来の台湾メーカー製品のイメージを覆したいと語るのは、シリコンパワージャパンのマーケティング部長・橋本禎人さんだ。

 

PRODUCER PROFILE

マーケティング部 部長
橋本禎人さん

 

マーケティング部
草谷芳幸さん

 

マーケティング部
谷内隆介さん

 

 

「シリコンパワー製品はオーソドックスで普及価格帯のものから、デザイン的に尖った製品まで揃えています。コンシューマ向けのUSBメモリ以外にも、外付けストレージやメモリーカード、SSDなど取り扱いアイテムは900種類を超えています」

だが、同社の販売戦略は低価格帯で販売されるほかの台湾メーカーや、高品質高価格路線の国産メーカーとも一線を画している。それは、シリコンパワーのブランディングのコア部分に「デザイン」の要素が据えられているからだ。

それを如実に現しているのが、「Jewel J80」というUSBメモリだろう。同製品はエルゴノミクスに基づき、本体を抜き差しする際に指を引っかけるリング形状のデザインとなっている。また、このリングはキーホルダーなどにも取り付けられる。メタリックのボディはMacBookでもお馴染みのシンプルかつ機能美を追求したユニボディとなっており、つなぎ目がなく美しい。しかも、基板の中にフラッシュメモリやコントローラなどを封入するCOB(チップオンボード)となっているため水やホコリに強く、当然ながら耐衝撃性も高い。台湾のデザインアワードを受賞したのも納得の完成度だ。アイコン的な役割も果たしており、MacBookのUSB−Cに対応した新製品もこのリングデザインとなっている。

本体がここまでこだわっていると、製造コストを抑えるために社名や製品名などはプリントで留めるのが一般的だろうが、本体表面には控えめに冒頭の「SP」という2文字が刻印されている。

「コストはかなりかかっていますが、ブランドバリューは上げていきたいと考えています。そのため、SPのロゴが“Silicon Power”の略称だと当初はすぐわからなくても構わないと思っています。ブランドが浸透すれば、その持つ意味が林檎のロゴのように自ずと伝わっていくはずです」

このようにデザインで顧客の感性に訴える戦略は、ターゲットのレンジは狭くなり、ともするとニッチに走りがちだ。だが、冒頭でも述べたように同社ではさまざまなターゲットに向けて、それぞれこだわりのあるデザインの製品を販売している。

アップルユーザにとってうれしいのは、MacやiPhone、iPad向けのソリューションも多いことだ。ライトニング接続のUSBメモリやサンダーボルト接続のポータブルSSD、SDカードスロットを利用した拡張ストレージなどアップルユーザであればピンとくるアイテムが揃っている。

また、ミリタリースペックの防水・防塵性能を備えたポータブルHDD「Armor A85M」のようなエッジの効いた製品もある。これは一般用途ではややオーバースペックにも感じられるが、工事現場やアウトドアなどヘビーデューティなシチュエーションでは真価を発揮するはずだ。

「日本国内でのブランドバリューを上げるための施策を現在着々と進めているところです。具体的な製品としてはこの夏くらいから登場します。さらに多くのラインアップを広げていきたいと考えています」

 

 

秋からはさらなる新製品が登場する。女性向けアクセサリ感覚で使える「Jewel J30」や和のデザインを取り入れた「Jewel J20」、ハイパフォーマンスモデルの「Blaze B21」などラインアップの幅がさらに拡充している。

 

 

シリコンパワーのコダワリ

デザイン

リング状の外観が印象的な「Jewel J80」は、継ぎ目のない亜鉛合金のユニボディにサンドブラストを施して傷や指紋が付きにくく、デザイン性と実用性が両立している。このデザインを踏襲した「C80」など、Macユーザ好みのラインアップも揃えている。

iOSデバイスへの対応

「SP xDrive Z30」は、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスのメモリを最大128GBまで拡張できるメモリ製品。側面のスライダを動かしてライトニングコネクタとUSB3.1のコネクタを切り替えて使える。クリーンな光沢感のある表面はiOSデバイスとの親和性も高い。

MacBookプロを強化

MacBookプロや13インチMacBookエアユーザにとってうれしいのが「SP xDrive L12/L13」だ。SDカードスロットを利用して、64GBまたは128GBの外部メモリを「ちょい足し」できる。カードの奥行きが抑えられており、本体の側面から飛び出さない設計となっているのがポイントだ。

 

 

PRODUCT FOCUS

ミルスペックの防水防塵HDD

「Armor A85M」は衝撃吸収のサスペンション、防水防塵のラバー、ステンレススチールの外装という3層構造となったヘビーユースに耐える外付けハードディスク。ドライブ背面にUSBケーブルをバンドで固定できるので、持ち運びにも便利。

 

USB-C対応も抜かりなし

MacBookのUSB-Cに対応した「Mobile C80」。メモリ部分は360度回転させる仕組みになっており、USB-Cと通常のUSBのデュアルコネクタを切り替えられるユニークな構造だ。16GB、32GB、64GBのラインアップを揃える。

 

サンダーボルトの外付けSSD

MacBookプロやMacBookエアユーザにとっての注目は、サンダーボルト接続の外付けSSD「Thunder T11」だ。65グラムと軽量サイズで、駆動部品がないのでモバイルに最適。120GBのSSDは読み出し340MB/s、書き込み280MB/sと高速だ。

 

 



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