GoogleがSwift採用の噂も!?開発者に支持されるApple|MacFan

Command+Eye

Swiftオープンソース化の効果が早くも出てきた!

GoogleがSwift採用の噂も!?開発者に支持されるApple

文●山下洋一

アップルがスウィフト(Swift)を発表したとき、同社が言語開発という大きな取り組みを開始したことについて疑問に思う人は少なくなかった。しかし、スウィフトのオープンソース化が実現し、アップルの狙いが見えてきた。モダンな言語に移植性が加わり、現在スウィフトに関わろうとする開発者が急増している。

開発者が使い続けたい言語

グーグルがアンドロイドのアプリ開発において、アップルのプログラミング言語「スウィフト」の採用を検討していると、米ネクストウェブが報じた。モバイルにおけるiOSとアンドロイドの競争を考えると信じがたいニュースだが、決してあり得ない話ではない。スウィフトがオープンソース化されて以来シリコンバレー界隈では、Javaの権利を持つオラクルとグーグルの訴訟が話題になると、冗談を装いながらもグーグルはスウィフトを採用すべきという声が聞こえてくるようになっていた。グーグルが決断するかはともかく、オープンソースになったスウィフトは、それが起こっても不思議ではない存在になりつつある。それを開発者たちは実感しているのだ。

そうした変化は、開発者による質問と回答のWEBサイト「スタックオーバーフロー」が公開した、「デベロッパーサーベイ(開発者調査結果)」の2016年版からも読みとれる。

「使い続けたい言語」でスウィフトは2位。前回から順位を1つ落としたものの高い人気は変わらず、2年連続でRust、Goとともにトップ5入りを果たした。そして、それらの中で唯一スウィフトだけが、未使用者を回答対象にした「これから使ってみたい言語・テクノロジー」でトップ10入りしている。




続きを読むためにはログインが必要です。
月額720円ですべてのコンテンツの閲覧が可能になります。
下のボタンより、お申込手続きを行ってください。

  • ログイン
  • 会員登録

同カテゴリ記事一覧