2015.12.18
ご存じのとおり、アップル製品とはiMacやMacBookシリーズに限ったものではありません。噂のアップルTVや純正入力機器も気になりますよね。そこで、アナタの思う「本当に買うべきなのかな…?」を徹底的にサポート。購入を決断するその前に、それぞれの製品の勘所をチェックしておきましょう。
アップルTVの完成形
2007年の初代アップルTVの発売から8年。最新型のアップルTV(第4世代)は、ようやく完成した最終形態かもしれません。
この形になるまで、アップルにしては珍しく紆余曲折がありました。初代アップルTVは現在のMacミニのようなスタイルで、ハードディスクドライブを搭載。リビング版iPodのような位置づけで、Macからコンテンツを転送して再生するデバイスだったのです。次に登場した第2世代は、初代と比べて大幅にコンパクトになり、ストレージを省いてストリーミング専用機に変わりました。次の第3世代では、出力解像度が720pから1080pに向上。ハードウェア自体の進化はこの世代から止まっていましたが、ソフトウェア・アップデートによりアイクラウドへの対応や、ブルートゥースによるiOSデバイスを用いた自動セットアップ機能などの細かい部分は進化を続けていました。