2015.12.18
Macの現行ラインアップにいくつモデルが存在するかご存知ですか? 大きく分けても、デスクトップ型がiMac、Macミニ、Macプロ、ノートブック型がMacBook、MacBookエア、MacBookプロ、計6種類の製品が展開されています。それぞれの製品で、サイズやCPUの性能などさらに詳細を見ていこうとすると、その数はとんでもないことに! 自分に最適の1台を見つけるためにここではそれぞれの製品の特色と、製品内でのモデル選びのポイントを見ていきましょう。
MacらしいMac
iMacは、Macのラインアップの中核を担う、もっともMacらしいMacといえる存在です。ディスプレイ一体型でキーボードとマウスが付属し、箱から出せばすぐ使えるというコンセプトは、初代Macintoshから始まり、一体型Macに連綿と続く伝統として、最新のiMacにも受け継がれています。テキスト編集や簡単な作図中心のオフィス用途から、グラフィックス/ビデオ編集、3D、DTMといった重い作業まで、Macで行うほとんどの作業に使える性能と拡張性も備えています。どの機種を買えばいいか迷ったときは、とりあえずこれを選べば安心、というのがiMacの位置づけなのです。
2015年10月に登場した現行のiMacは、画面サイズが21・5インチと27インチの2種類あり、さらに21・5インチモデルでは画面の解像度をフルHDとレティナ4Kから選べます。27インチモデルはレティナ4Kを上回るレティナ5Kのディスプレイを搭載しており、数百万画素クラスの写真を実寸で表示したり、4Kムービーをフルサイズで表示しても余裕のあるサイズを実現しています。液晶には、視野角の広いIPSパネルを採用。どの角度から見ても正しい色が表示されます。