【スポンサー紹介】「Claris FileMaker」と Apple Core ML(機械学習) で拡張性の高いカスタムAppを作成しよう!|MacFan

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【スポンサー紹介】「Claris FileMaker」と Apple Core ML(機械学習) で拡張性の高いカスタムAppを作成しよう!

文●栗原亮(Arkhē)

Claris FileMakerは、プログラム言語を知らなくても、ドラッグ&ドロップなどの操作と日本語スクリプトでオリジナルのアプリを開発できるローコード開発プラットフォームです。Appleの「Core ML」機械学習ライブラリと効果的に組み合わせることで、アプリを短期間で構築できます。

ビギナーからプロ開発者まで、FileMakerの魅力を体験しよう

ビジネス現場のDX(デジタル・トランスフォーメーション)は、今や大手企業にとどまらず多くの中堅・中小企業にも波及しています。大手企業が採用する最先端のテクノロジーや、高度なセキュリティのレベルはそのままに、低コストで導入できる「Claris FileMaker」は世界中の組織で利用されています。2023年5月23日に発売された「FileMaker 2023(以下、FileMaker)」は、データベースやプログラミング知識のレベルを問わず、マルチプラットフォームで動作する「カスタムApp」を作成できるローコード開発プラットフォームです。

現在、FileMakerのユーザ数は全世界で100万を超え、日本国内でも官公庁、医療機関、教育機関から、上場企業やECサイト運営の民間企業まで20万以上の組織で導入されており、業務の効率化を実現しています。多くのユーザから支持される背景には、Appleデザインとの高い親和性を持つ直感的なUIがあります。さらに、多様な業務内容に合わせたテンプレートが充実しており、FileMaker初心者でもドラッグ&ドロップでオリジナルのカスタムAppのデザインを簡単にカスタマイズできます。プロ開発者として高度な機能を追加したい場合、スクリプトやJavaScriptを活用し、カレンダーやグラフ描画、カスタムコントロールなどのリッチなUI要素をカスタムAppに組み込むことができます。

ノーコード、ローコード、さらにはプロコードによる開発を、ユーザーのスキルレベルに応じて柔軟に適応するのがFileMakerの大きな特長のひとつです。

 

 

ClarisはApple Inc.の100%子会社としてFileMaker製品を35年以上にわたって提供しています。世界100万以上のユーザが利用し、日本国内では20万の組織で導入されています。
[URL]https://www.claris.com/ja/

 

 

FileMakerは充実したデザインツールにより、ドラッグ&ドロップ操作でアプリのレイアウトを作成でき、日本語のスクリプトを組み合わせることで手軽にカスタム Appの開発が可能です。

 

 

いつでもどこでも、どのデバイスでも使える柔軟性

FileMakerで作成されたカスタムAppは、オンプレミスとクラウドのどちらでも展開可能です。たとえば、社内ネットワーク限定で利用を想定する場合、「FileMaker Server」を使用してサーバにカスタムAppを配置すれば、社員同士でリアルタイムのデータ共有が実現します。また、社内にシステム担当者がいない小規模な組織や、自社でのサーバ運用が難しい場合、さらにはリモートアクセスによるセキュリティを考慮する際は、「FileMaker Cloud」を活用できます。

また、OSやデバイスの種類に縛られず、多様な環境での運用が可能なのもFileMakerの利点です。たとえば、クライアントがMacやWindowsの場合、「FileMaker Pro」や「FileMaker WebDirect」を通じてWebブラウザからカスタムAppにアクセスできます。さらに、iOSやiPadOSのモバイル環境では、App Storeで提供される「FileMaker Go」で外出先でもカスタムAppを安全かつスムーズに利用可能です。

加えて、FileMaker Goのオフライン機能を活用することで、インターネット接続が不可能な山岳地域や海上での利用、地下やプラント施設などの電波が遮断された環境でも、デバイスに保存されたデータを基にカスタムAppを使用できます。クラウド、オンプレミス、デバイスのネットワーク環境に関係なく、一貫してデータを安全に共有できることが、FileMakerの特筆すべき点と言えるでしょう。

 

 

オンプレミス、クラウドでの展開が可能なだけでなく、iOS がネットワーク圏外でもカスタムAppを利用できます。オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッドシステムの構築も実現できます。

 

 

外部システムとの連携で、業務課題を効率的に解決できる

業務用システムの導入において、予算や時間的制約から妥協してシステム導入することが時折見られます。

FileMakerは、外部システムとの連携をスムーズに行うための多彩なテクノロジーを持っていますので業務に必要なカスタマイズ部分のみをFileMakerで補完することも可能です。たとえば、外部WebサービスからFileMakerのデータベースにアクセスする際には、「FileMaker Data API」というWebAPIを簡単に活用できます。このAPIは特定のプログラミング言語に依存せず、REST APIとして一般的なJSON形式でデータを返すことが可能です。さらに、「URLから挿入」スクリプトを使用することで、cURLオプションを設定し、APIを公開している外部Webサービスと簡単に連携できます。

ほかにも、業務で頻繁に使用されるCSV、XML、Excel形式のファイルのインポートや、ODBC/JDBCをサポートしているので、既存の業務基幹システムともシームレスに統合することが可能です。

さらに、「Claris Connect」を利用することで、「Dropbox」「Chatwork」などの外部のWebサービスと連携した「ワークフロー」を構築し、業務の自動化を実現できます。注目すべきは、Claris Connectが最新のアップデートで無料プランを導入し、多くの外部サービスとの連携を気軽に試せるようになった点です。

 

 

JavaScriptやAPI 連携、IoT デバイスやCoreMLの活用など、高度な機能も実装できるため、ビジネス課題を解決する高速開発プラットフォームとしてプロ開発者も利用しています。

 

 

Apple Core ML による機械学習モデルを使ってアプリを進化

最新版のFileMaker 2023は、モバイル環境における機能が一段と進化しています。

日本語を含むテキスト認識がサポートされ、さらに、Siriショートカットを用いた音声操作や、NFCタグ、バーコードの読み取りといった先進的な技術も利用できるほか、iPhoneやiPadを使用する際、AppleのCore ML機械学習ライブラリを活用して、画像識別などの先進的な技術もカスタム App 内で利用できます。さらに、既存のモデルを利用するだけでなく、Create ML で 自社用の機械学習モデルを作って、カスタム App に組み込むことも可能です。

Create ML は Core ML モデルの開発ツールで、mac OS 上で利用可能な Apple の開発ツール Xcodeに同梱されている Core ML モデル開発ツールです。「開発ツール」というと、なんだか難しそうなイメージが湧きがちですが、Create ML の場合は、学習データを用意し、テンプレートに入力して学習させるだけで、簡単に、なんとノーコードで Core ML モデルを作成できます。

たとえば、顧客データから顧客の解約可能性を推論する Core ML モデルを構成し、解約可能性を予測する顧客情報管理を作成したり、従業員属性と行動データから離職可能性を推論するCore ML モデルを作成するなど、Create ML を利用することでさらにアプリを進化させることができます。

 

 

「FileMaker 2023」では、新たにiOS 15、iPadOS 15、macOS 12以降のテキスト認識アルゴリズムを利用した「GetLiveText関数」をサポート。キーボードやタッチパネル操作ができない環境でも文字の読み取りが可能です。スクリーンショットからのテキスト認識もサポートします。

 

企画協力:Claris FileMaker