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【スポンサー紹介】QNAPのNAS「TVS-h874T」でクリエイティブライフを楽しもう!

文●松山茂

動画や写真といった大量のデータの保存場所に悩んでいるなら、NASの利用がおすすめです。保存はもちろん、インターネットを介するため複数人でのデータ共有ができるからです。今回はそんなNASから、世界ではじめてThunderbolt 4を搭載したQNAPの「TVS-h874T」を紹介します。

NASを使うメリット

Macのストレージにデータが収まりきらなくなったとき、データの保管場所として、まず思いつくのがUSBメモリなどの外部ストレージではないでしょうか。外部ストレージにはUSBやThunderboltといったMacのポートにつなげて使うもののほか、ネットワークを介して接続するNAS(Network Attached Storage)と呼ばれるものがあります。

NASの主なメリットは、複数台のPCでデータの共有ができること。ネットワークを介して接続するため、たとえばPCだけでなく、iPhoneからもNASへアクセス可能です。また、MacとWindows間でのデータのやりとりがしやすいことも大きなメリットのひとつでしょう。通常、外付けHDDやSSDを使ってデータのやりとりをする場合、MacとWindowsでは利用できるファイルフォーマットが異なります。その点、NASには固定のファイルフォーマットがないため、MacとWindowsが混在する環境でも問題なくデータを読み書きできます

このように便利なNASですが、接続にネットワークを介すため、データの読み書きに遅延が生じることがあります。このデメリットは、たとえば動画や写真などサイズの大きいデータを扱うクリエイティブな現場だと、作業が停滞し大きな問題になるでしょう。

 

TVS-h874T

【販売】QNAP

 

 

遅延やデータの突然死を防ぐ仕組み

こうしたデータ遅延が起こりにくい製品が、今回紹介する「QNAP(キューナップ)」の「TVS-h874T(以下、本製品)」です。世界ではじめてThunderbolt 4での接続に対応し、USBメモリのように、ストレージとMacを直接ケーブルでつないで使うことが特徴です。Thunderbolt 4をとおしてNASとMacを直接つなぐことで、最大20Gbpsの帯域幅を使ったデータの読み書きが行えます。

 

 

Thunderbolt 4(USB-C)ポートを2つ搭載。Apple シリコン搭載MacやIntel Macのほか、Thunderbolt 4(USB-C)を搭載するWindows PCを直接接続できます。

 

データ遅延の少なさはもちろん、保存できるデータ量の多さも本製品の魅力です。HDDやSSDを最大8台搭載できるドライブベイを備えるほか、M.2 SSDスロットを2つ搭載します。ここに別売のM.2 NVMe SSDをセットすれば、編集した大量の動画を保存する「ストレージボリューム」として利用したり、NAS全体のパフォーマンスを上げる「SSDキャッシング」として使ったりすることができます。

さらに、エラーの修復機能を併せ持つRAID5とRAID6を搭載していることもうれしいポイント。1、2台のディスク故障時でもデータロスが発生しないため、コンテンツを安全に管理できます。ほか、外付けHDDや別のNAS、Google DriveやDropboxなどといった各種サービスへも自動でバックアップできるので、手間なくデータを二重に保存し、安心して運用できるのもメリットでしょう。

また、Apple純正機能「Spotlight」や「Time Machine」に対応しているのもMacユーザにとっては見逃せません。Mac本体のストレージと同じように、Spotlightを使って外部ストレージ上のファイルを検索できるうえ、Time Machineのバックアップ先として本製品を指定できます。ほか、セキュリティ面も万全で、ファイアウォールの設置はもちろん、ウイルス、マルウェアのスキャンソフト、VPN(仮想プライベートネットワーク)といった機能が搭載されています。

 

 

Thunderbolt 4をとおせば、データ転送が遅くなりやすい動画や楽曲といった大容量のデータもサクサク転送できます。また、RAID5を搭載するため、万が一の故障時にもデータが消えることがなく安心です。

 

 

専用アプリを使って機能を自分好みに拡張!

本製品の魅力は、単にデータを読み書きできるストレージとしての機能だけではありません。専用アプリを使えばさまざまな機能を追加したり、サービスを利用したりできます。たとえば、アプリ「Photo Station」や「Video Station」、「Music Station」を使えば、写真やビデオ、音楽などのコンテンツをNAS上で管理することが可能です。中でもすごいのが、写真を管理する「QuMagie」というアプリで、写真に写っている顔や撮影場所、写っているものを認識し、アルバムに整理して管理する機能を備えています。このアプリを使うことで、従来難しかったMacとWindowsが混在した環境での写真の管理を簡単に行えます。

 

 

本製品にはQNAPが提供する、LinuxベースのNAS向けOS「QuTS hero」を搭載しています。基本機能に加え、パッケージマネージャの「App Center」で各種アプリをインストールすることで機能の拡張に対応します。

 

さらに、本製品はビデオ編集ソフトウェアの「Adobe Premiere Pro」や「DaVinci Resolve」、「Final Cut Pro X」、「iMovie」に対応しています。ほか、フルHD対応のHDMI出力が装備されているので、ディスプレイを接続することでNASに保存してあるマルチメディアコンテンツを直接視聴したり、HDプレーヤなどのサードパーティ製ソフトを使ってマルチメディアを楽しんだりすることが可能です。正にクリエイター向けのNASといえるでしょう。

なお、本製品に搭載しているThunderbolt 4ポートは2つなので直接接続できるMacは2台までですが、オプションの拡張カードを使うことで25GbE接続にも対応します。外部ストレージ上に置いた画像データに直接アクセスして編集する場合はThunderbolt 4ポート接続で、それ以外はイーサネット経由で、と用途に応じて使い分けるのもよいでしょう。

QNAPが提供するNASには、今回取り上げたクリエイタ向けの「TVS-h874T」以外にも、個人での利用を想定したパーソナルユースモデルや、家族向けのホームユースモデルなど、多くのモデルを展開します。Macで使う外部ストレージを探しているなら、NASを検討してみてはいかがでしょうか。

 

企画協力:QNAP株式会社