株式会社グリーンハウス | DIGL(ディグル)|MacFan

アラカルト アップルのミカタ

株式会社グリーンハウス | DIGL(ディグル)

文●小平淳一構成●Mac Fan編集部写真●黒田彰

今おすすめの最新プロダクトの魅力に迫る!

株式会社グリーンハウス

パソコン、スマートフォン・タブレット、映像・オーディオ関連、そしてキッチン・ライフスタイル関連製品まで幅広く展開しています。
【URL】https://www.green-house.co.jp/

 

DIGL(ディグル)

[発売]グリーンハウス
[価格]単体:2980円/3個セット:7980円
[URL]https://www.green-house.co.jp/smart-tag_digl/

iPhoneやMacの「探す」アプリで利用できる紛失防止用スマートタグ。ブラックとホワイト、2色のカラーバリエーションが用意されています。

 

 

【私がレビューします】

Mac Fan編集部 笹本貴大

本誌編集長。最近忘れ物が増えてきたので、紛失防止用スマートタグの買い増しを検討中でした。

 

 

 

純正アクセサリとほぼ同じ使い勝手

大切な持ち物を追跡できるアップルのアクセサリ「エアタグ(AirTag)」。便利な存在であることは間違いないのですが、価格が少々高いのが悩みの種です。円安の影響で発売当時より値上がりし、今では単体で4780円という価格。せっかくなら複数個まとめて使いたいのですが、値段のせいで二の足を踏んでいます。

そう思っていたところ、グリーンハウスから「DIGL(ディグル)」という紛失防止用スマートタグがリリースされるという情報をキャッチしました。価格は単体で2980円。3個で7980円というセットもあり、1個あたりの価格はさらに手頃になります。

実際に使ってみたところ、エアタグとほとんど同じ感覚で使えることがわかりました。まずはiPhoneやiPad、Macの標準アプリ「探す」を使って、DIGLを自分のアップルIDと紐付けます。登録の操作はほんの数ステップで完了します。

登録が終われば、すぐに「探す」アプリ上に位置が示されるようになります。あとはDIGLをカバンに入れたり、キーホルダーにつけたりして持ち歩くだけ。万が一持ち物が紛失してしまったときには、「探す」アプリを起動して場所を突き止められます。

また、通知機能をオンにすれば、手元から離れたときiPhoneに通知を出すことも可能で、早いタイミングで気がつけば、置き引きなどの被害に遭う前に対処できるでしょう。

さらに本製品では「探す」アプリを使って音を鳴らすこともできます。捜し物は家の中のどこかにあるはず…というときには、この機能を使えばすぐに見つかるはずです。なお、アップル純正のエアタグでは、数メートル単位で位置や方向を突き止められる「正確な場所を見つける」という機能を搭載していますが、DIGLはこの機能には対応していません。

しかし、見つからないときに音を鳴らせば、ほとんどの状況では問題なく見つけ出せるはず。「正確な場所を見つける」機能がなくて困るケースは少ないのではないでしょうか。

 

シンプルなデザインはどんなアイテムにも合う

DIGLのサイズは直径36ミリ。エアタグの直径が31・9ミリですから、その差はごくわずかです。厚みもDIGLが9・25ミリなのに対してエアタグが8ミリと、ほとんど変わりません。コインのような丸い形状という点でも共通しています。

外見上の違いとしては、エアタグが光沢感のあるステンレススチールと白いプラスチック素材の組み合わせなのに対して、DIGLは表裏ともにマットなプラスチックだという点があります。エアタグはアップルのロゴマークが印象的ですが、DIGLはロゴの刻印や飾りが一切なく、非常にシンプルなデザインです。主張しすぎない見た目なので、どんなアイテムにつけてもすっきりと調和してくれると感じました。

個人的には、ホワイトとブラックのカラーバリエーションが用意されている点に注目。装着する持ち物に合わせて、より馴染みのいいカラーを選べます。

また、本製品にはストラップホールがあり、そこに細い紐を通せば、ケースなどを使わなくても直接カバンに取り付けることができます。エアタグよりも手軽かつカジュアルに扱うことが可能というわけです。

 

豊富なアクセサリで幅広い用途に活用できる

持ち物に装着するという観点でいくと、アクセサリが豊富に用意されていることも本製品の魅力です。金属製のリングを使って、よりしっかりとカバンや鍵に取り付けられる「タグケース」や、ペットの首輪に取り付けられる「首輪ケース」、リングを取り付けられないアイテムにも使える、粘着式の「貼り付けカバー」などがあります。

さらに、自転車に取り付けられる「サドルケール」や「反射板ケース」も用意されています。自転車は盗難被害に遭う可能性も多いので、DIGLのようなスマートタグを取り付ければ安心です。

なお、本製品はIP66という防塵・防水性能を備えています。JIS規格において「あらゆる方向からの暴噴流に対して保護されている」とされる性能であり、屋外でも安心して利用できるでしょう。

電池は交換式で、メーカーによれば1年間は使用できるとしています。頻繁に充電をしたり、電池交換をしたりしなくてよいのもうれしいところです。

自転車にカバンに家の鍵、ドローン、カメラバッグ、楽器のケース…。本製品を取り付けたいアイテムはいっぱいあります。実は最近荷物の置き忘れも増えてきていたのですが、DIGLがあればもう安心ですね。

 

「DIGL」のココがすごい!

豊富なアクセサリで多様な持ち物に取り付け可能

写真上は金属製のリングでDIGLをしっかりと取り付ける「タグケース」(880円)。写真下はペットの首輪に通して取り付けられる「首輪ケース」(980円)。ほかにも、繰り返し貼ったり剥がしたりできる「貼り付けカバー」、自転車用の「サドルケース」「反射板ケース」などがあります。

 

純正の「探す」アプリからさまざまな操作が可能

DIGLはiPhoneやMacの「探す」アプリで操作できます。持ち物までの経路を表示、サウンドを再生、手元から離れたときに通知するなどの機能が利用できます。

 

白と黒のカラバリでAirTagと同様のサイズ感

飾り気のないシンプルなデザインは、どんなアイテムにも馴染んでくれそうです。取り付けるアイテムに合わせて、2種類のカラーバリエーションから選べるのもうれしいところ。

 

こちらのグリーンハウス製品もイチオシ! 「GH-AMCS01A」シリーズ

モニタアームを使うと、自分の姿勢に合わせてディスプレイを移動でき、目や体の負担を軽減できます。さらに、シーンに合わせて位置を調整したいなら、4つの関節がついた「GH-AMCS01A」シリーズがおすすめ。高さ、位置、角度を自在に調整できます。細かな文字を見たいときにはディスプレイを近づけて使い、映像再生時は少し離して全体を見やすいようにする、といった調整も簡単にできます。ガススプリング式で、位置の上げ下げが思いどおりにできる点もポイントです。

VESA規格に対応したガススプリング式モニターアーム。カラバリはブラックとホワイトの2種類です。Appleの「Studio Display」にも、サードパーティ製のディスプレイにもおすすめです。