アラカルト アップルのミカタ

ビューソニックジャパン

10万円で手に入るカラマネ対応4Kディスプレイ

文●栗原亮

今おすすめの最新プロダクトの魅力に迫る!

VP2785-4K

[発売]ビューソニックジャパン [価格]オープン(実勢価格9万9800円)
[URL]https://www.viewsonic.com/jp/products/lcd/VP2785-4K.php
[パネル]27インチワイド(AH-IPS/ノングレア) [解像度] 4K UHD(3840×2160ピクセル) [最大輝度]350cd/m22[コントラスト比]1000:1[応答速度] 5ms(オーバードライブ時) [インターフェイス]DisplayPort 1.4×1/Mini DisplayPort 1.4×1/HDMI 2.0×2、USB3.1 Type-C×1/USB3.1 Type-A×3(出力)/USB3.1 Type-B×1(PC接続)[サイズ]612(W)×546(H)×215(D)mm(スタンドあり) [重量]約6.3kg(スタンドあり)

 

【ここに注目!】

★カラーマネジメント対応の27インチ4Kディスプレイとしては破格
★ディスプレイのポートが合計5系統&Windows PCとの切り替えも可能
★MacBookシリーズの外付け表示と充電がUSB-Cケーブル1本でOK!

 

[使用レポ]動画編集や写真加工にこだわるMacユーザに最適!

プロも納得の品質

iPhoneや高性能ミラーレス一眼カメラで、4K解像度のビデオや数千万画素の写真を楽しむ人が増えています。その高精細で豊富な色味を持つビデオや写真を編集・調整するために欲しくなるのが、素材の良さをしっかりと再現できる高性能な外付けディスプレイ、それもMacBookプロと同等以上の「Display P3」、さらに広い色域の「アドビRGB」(AdobeRGB)に対応した広色域対応の4Kディスプレイです。

もちろん、4Kディスプレイ自体は多くのメーカーから販売されています。しかし、プロの映像制作や筆者のように印刷物の出力を伴う仕事では、解像度の高さだけでは不十分に感じられます。こうした用途でディスプレイを選ぶ際のポイントとなるのが、正確な色再現ができる「カラーマネジメント(以下、カラマネ)」機能を搭載しているかどうかです。

とはいえ、これまでカラマネ対応のディスプレイというと選択肢が少なく、実売価格も20万円から30万円する製品も珍しくないのが実情でした。それが何と実売で10万円を切る4Kディスプレイがビューソニックジャパンから発売されているというではありませんか。これを選ばない手はないということで、早速「VP2785−4K」を取り寄せてセットアップし、試用してみました。

 

普段使いから業務まで

同製品は広々とした27インチの4K UHD解像度のAH−IPSパネルを搭載し、液晶パネルの位置も上下の高さ調節はもちろん、チルト方向の傾きにも柔軟に対応します。さらには水平方向や縦方向のピボット表示に対応するなど、iMacよりも設置自由度が高いと感じました。

そして、最大の利点はハードウェアキャリブレーションによるカラマネに対応している点です。といっても難しい設定は不要で、出荷時に色の校正が個別になされ色補正レポートも同梱されているので、誰でも安心してすぐに使い始められます。

さらにキャリブレータの「アイワンディスプレイプロ(i1 Display Pro)」を別途用意して色調整を追い込むことで、一般的なsRGBプロファイルに対応したディスプレイよりもはるかに広い色域をしっかりと再現できました。これによって、これまで撮影したビデオや写真のカラーバランスのズレやわずかなピンぼけなどもすぐに気がつくことができたため、品質や作業効率の向上に大いに役立つことが実感できました。

また、映像入力のインターフェイスがHDMI2系統、ディスプレイポートとミニディスプレイポートが各1系統と豊富なのに加え、USB−Cによる接続をサポートしているのもMacBookユーザにうれしいポイント。USB PD(Power Delivery)に対応しているので、ケーブルでつなぐだけで充電しながらすぐに作業に移れます。

ほかにも、ブルーライトカットや環境光と人感センサによるエココントロール、さらに画面のちらつきを完全に抑えるフリッカーフリー技術で長時間作業も快適に行えるなど、まさにユーザフレンドリーかつMacフレンドリーな、ハイエンドディスプレイならではの充実機能で満足度が抜群です。

 

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「i1 display pro」(別売)などのハードウェアキャリブレーションツールに対応し、X-Rite社と共同開発の「Colorbration」ソフトウェアによって高精度なカラー出力を安定して表示できます。

 

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液晶パネルを縦方向に回転させると表示が切り替わる自動ピボット機能にも対応します。縦方向に長いWEBページや印刷物のDTP作業などに効果を発揮します。

 

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写真や印刷用途のAdobeRGBの99%、デジタルシネマ規格であるDCI-P3の95.1%をカバーする広色域表示に対応しています。

 

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映像入力系のポートが豊富で、USB-Cをサポートしているのも使い勝手の良さを高めています。

 

メーカーからのメッセージ

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ViewSonic Japan Director
Jerry Pengさん

日本市場でのさらなる成長を目指す

古くからのMacユーザの方は、ViewSonicの名前を聞いたことや、ロゴを見たことがあるかもしれません。弊社は1987年に設立された米国の老舗ディスプレイメーカーで、2015年から日本市場に再参入し、事業展開をスタートいたしました。北米やヨーロッパに続き成長が著しいアジア市場での展開に挑んでいます。

主力製品は液晶ディスプレイとプロジェクタです。ディスプレイには、USB-CやMacに最適化されたプリセットモードを搭載するモデルもラインナップし、Macとの親和性を高めています。日本のユーザはプロダクトのクオリティに対する要求が非常に高いことが特徴ですが、ハイエンドモデルからお求めやすいモデルまで、その要求に応えられるような製品を提供していきたいと考えています。

 

在宅勤務にも威力を発揮!
実売4万円で購入できるUSB-C対応
27インチディスプレイ「VX2785-2K-MHDU」

映像編集やDTPなどの厳密なカラーマネジメントまでは必要ないけれど、大きくてきれいなディスプレイが欲しいMacユーザも多いのではないでしょうか。その場合はWQHD(2560×1440ピクセル)の解像度を持つ27インチディスプレイ「VX2785-2K-MHDU」がおすすめです。従来からあるフルHD対応の外付けディスプレイの約1.8倍の情報量を表示できるので、Excelのワークシートなどを大きく広げて快適に作業できます。在宅ワークの普及により充実したディスプレイ環境のニーズが高まっている中、実売4万円以下というコストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。ミニマリズムと円形のモチーフを融合させた独創的なデザインが国際的に評価され、iFデザイン賞を受賞するなどAppleデザインとの親和性の高さも魅力と言えるでしょう。

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MacへのUSB-C給電に対応し、コストパフォーマンスの高さが魅力の「VX2785-2K-MHDU」。これで仕事がサクサクはかどるはず。
[価格]オープンプライス(実売3万9800円)
[URL]https://www.viewsonic.com/jp/products/lcd/VX2785-2K-MHDU.php