Crucial X8は複数デバイスを効率よく使いこなすためのベストバイストレージ|MacFan

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フリーライター松山茂が使ってみた結論。

Crucial X8は複数デバイスを効率よく使いこなすためのベストバイストレージ

文●松山茂写真●黒田彰

ストレージの主役がHDDからSSDに移りつつある今日、ポータブルSSDに求められものは何でしょうか?MacBookとiPadをフルに使って仕事をするライターの筆者が、Crucial X8 Portable SSDの可能性を探ってみました。

MacとiPadで使えるポータブルSSD探し

ライターという職業柄、取材や打ち合わせが重なると外出先でメモをまとめたり原稿を書くことがよくあります。その際に困るのがデータの移行方法。メインとして愛用しているMacBook ProとiPad Pro間でのデータ受け渡しでは、撮影した写真なども含めるとかなりの容量になります。当然、旧来のUSBフラッシュメモリでは足りません。

クラウド経由でコピーする手もありますが、Wi-Fiやネットワークが遅かったりうまくアクセスできなかったりするケースが多々あります。やっぱり一番確実なのは大容量の外付けストレージということで、最近ではM.2のSSDをケースに入れて持ち歩いていました。

ところがケース内のインターフェイスによっては読み書き速度が期待値より遅かったり、iPad Proにつなげると不安定だったりします。新しいケースが出る度、購入して試してみましたがイマイチ『これ!』というものに出会えませんでした。そんなときに紹介されたのが今回の「Crucial(クルーシャル) X8」というポータブルSSDです。

DRAMやNANDメモリを開発・製造していることでも有名なマイクロン社の製品で、昨年の国内SSD販売実績(BCNランキング)では1位を獲得した信頼できるブランドです。そのマイクロンが満を持してリリースしたX8を早速使ってみました。

 

つなげるだけでMacやPC、iPad Proで使える

これまでもマイクロンでは2.5インチやM.2タイプのSSDを販売していましたが、今回のCrucial X8はアルミニウム仕上げのユニボディコアのケースに入った、いわば完成された状態の製品。パッケージから取り出せばすぐに使えます。最大読み込み速度も最大1050MB/秒とハイエンドのスペックで、2メートルの高さからの落下に対しても試験済みというのも、持ち運ぶ機会の多い私の使用環境にもピッタリ。3年間の限定保証が付いているので安心して使えます。

何といっても嬉しいのが、iPad Pro対応を正式に謳っていること。これまで散々、iPad Proとの相性に振り回されてきた私にとって、動作対象にiPad Proを明記してあるのは信頼面でも非常に高ポイントです。

実際に手にしてみると思っていた以上にスリムです。金属製のユニボディコアといってもアルミ筐体なので意外に軽く、薄いのでバックやポケットに入れても嵩張りません。ボディ両端部分は樹脂製で、落下時の衝撃を吸収するだけでなく持った時の滑り止めとしてもアクセントになっています。手のひらにすっぽりとおさまるコンパクトサイズながら、これで容量500GBと1TBが選べるとは驚きです。

インターフェイスがUSB-C 3.2 Gen2なので、接続ポートはUSB-Cです。ポートはセンター位置に配置されており、ボディも両面対象のデザインなので、どちら向きでも挿せるUSB-Cコネクタと相まって表裏を気にせず使えます。付属のType-C USBケーブルにはType-C/USB-Aアダプターも付いてるので従来のUSB-A搭載機器でもケーブルを買い増しせずに使えます。

ケーブルの長さも約23センチと持ち運びに適したサイズ。短すぎるとスタンド置きしたiPad Proにつなげたとき宙ぶらりんになりますが、この長さならSSD本体が接地するので問題ありません。

 

ワークスタイルが変わる!

X8の公称値としての読み込み速度は最大1050MB/秒ですが、実際にベンチマークソフトで計測しても常時900MB/秒以上をキープしています。USB 3.0のHDDとは桁違いで、それまで使っていたUSB 3.1 Gen2対応のケースを使ったSSDより高速でした。実際にWi│Fiなどネット環境のない場所でも大量のデータを高速に安定して読み書きできました。

これならメインストレージとしても十分使えます。試しに必要なデータをすべてX8に格納してみたら、MacBook ProとiPad Pro、使いたいデバイスにつなげるだけで、どちらでも即作業ができて非常に便利でした。自宅と仕事場にMacやiPadを置いたまま、データを入れたCrucial X8だけ持って移動する。今までとはまったく違った仕事の仕方もできそうです。

私のように複数のデバイスで大量のデータの受け渡しを素早くかつスムースに行いたいなら、ベストバイのストレージではないでしょうか。

 

1TBの大容量でもこんなにコンパクト!

Crucial®X8Portable SSD

【発売】マイクロン
【価格】実売2万3000円前後(1TB/CT1000X8SSD9)
【URL】https://www.crucial.jp/products/ssd/x8-portable-ssd
【購入はこちらから】

 

 

アルミニウム仕上げのユニボディコアを採用。効率的に放熱するだけでなく、手触りの良さと高級感を実現しています。

 

 

付属ケーブルはUSB Type-Cですが、USB-Aに変換するアダプターが付属しています。これが思った以上に便利。

 

 

MacBook Proによるベンチマークでは常時900MB/s以上をキープ。安定してこれだけの速度が出ると、ワークスタイルが変わりますね。

 

 

マイクロンは2019年の国内SSD販売実績で1位(BCNランキング)を獲得しました。

 

問い合わせ●マイクロンジャパン株式会社(【URL】https://www.crucial.jp/