「カレンダー」アプリの家計簿的活用法|MacFan

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「カレンダー」アプリの家計簿的活用法

文●今淳一

iOS 13から、「カレンダー」の予定にファイルを添付できるようになりました。この機能を家計簿のように活用する方法を紹介します。

「カレンダー」アプリの予定にPDFや画像などのファイルを添付できるようになりましたが、どのように使うべき機能なのかピンとこない方もいるかもしれません。

しかし、会議の予定に資料を添付しておいたり、領収書を貼って経費管理に使ったりと、活用の幅は思いのほか広く、買い物のレシートを添付すれば、簡易的な家計簿として使うこともできそうです。そこで今回は、その家計簿的な使い方を紹介します。

「カレンダー」アプリに添付できるのは、「ファイル」アプリのデータです。そのため、添付したいデータは「写真」アプリではなく、「ファイル」アプリに保存しておく必要があります。これを考慮して、レシートは「ファイル」アプリからスキャンしましょう。



「ファイル」アプリから、左上の[…]マークをタップ、[書類のスキャン]を選択すると、カメラを使って書類(今回はレシート)を取り込むことができます。



レシートを撮影して[スキャンを保持]を選択、保存しましょう。これで準備は完了です。



「カレンダー」の予定を開いて、編集画面から[添付ファイルを追加]をタップ。「ファイル」アプリに保存したレシートを添付しましょう。



ちょっとわかりにくいのですが、追加された添付ファイルを削除したい場合は左にスワイプすることで[削除]ボタンが出てきます。

現時点では「ファイル」アプリや、DropBoxやGoogle Driveのアプリに対応しているものの、「写真」アプリとの連携ができないためいささか不便です。しかし、使いこなせば便利な機能だと思います。

もちろん、「写真」に対応してくれればより便利で使いどころが広がるので、今後に期待したい機能ですね。