2019.04.15
今日からあなたもマンガ家だ!
いいね!がたくさんつく4コママンガを描こう!
使用アプリ
アイビスペイントX
【開発】ibis inc.
【価格】無料
【場所】App Store>エンターテインメント
今やマンガの発表の場はマンガ雑誌だけに限りません。マンガ・イラスト投稿サイトもたくさんありますし、Twitterなどに投稿していっても構いません。プロかどうかはともかく、その気になればいつだってマンガ家になれる時代なのです。さらにiPad ProとApple Pencilがあれば、そのハードルはぐっと乗り越えやすくなります。
「アイビスペイントX」というアプリを使えば、無料で、しかもほかに特別な道具を揃えることなく、すぐにマンガを描き始められます。アイビスペイントXはその気になれば本格的なページもののマンガも作ることができますが、まずは4コママンガから始めてみてはいかがでしょうか?
完成例
イラストからマンガの作成まで手広くカバーするアイビスペイントX。カラーも描けますが、ここではモノクロのマンガに挑戦していきます。完成例は4分割していますが、実際は縦長の4コママンガが完成します。
STEP 1▶︎4コマの枠線を作成
一般的な4コママンガは、コマの大きさが均等に配置されています。アイビスペイントXでは、そうした均等配置の4コマのテンプレートが用意されており、選ぶだけですぐに適用することが可能です。
(1)マイギャラリーから[+]ボタンをタップし新規キャンバスを作成しましょう。ここでは、カスタムサイズで1000×3200ピクセルという縦長のキャンバスを作成しました。
(2)キャンバスが開いたら、画面右上にある[素材]アイコンをタップ。下のほうにスワイプしていくと[フキダシ・効果線(モノクロ)]という項目があるので、それを選びます。
(3)次のパネルでも下のほうにスワイプしていくと[4コマ漫画テンプレート]と書かれたものが複数見つかるはずです。この中から好みのものをタップしましょう。
(4)画面の中央に4コマの枠線が現れるので、2本指で拡大したり、位置を調節してから[チェックマーク]で確定します。
(5)画面右下の[レイヤー]を押すと、枠線だけのレイヤーができているのがわかります。
STEP 2▶︎下書きとペン入れ
マンガを描くときは、最初にざっくりとした下書きをして、その上からペン入れをしていくという流れが一般的です。基本的なレイヤーの使い方をチェックしながらその工程を見ていきましょう。
(1)まずは一番下にあるレイヤーを下書きレイヤーとして使います。わかりやすいよう、レイヤーに名前をつけておくといいでしょう。
(2)レイヤーの順序を入れ替えます。枠線のレイヤーの上に下書きレイヤーが来るようにします。移動するレイヤーのサムネイル部分をドラッグして上に持っていきます。
(3)下書きレイヤーに絵を描いていきましょう。[ブラシ]から好きな種類を選びましょう。下書きなので[鉛筆]などがおすすめです。
4)下書きが終わったら、[レイヤー]の[+]ボタンをタップして新しくペン入れ用のレイヤーを作ります。下書き用のレイヤーは下部のスライダを使って不透明度を20%程度に下げておきましょう。
(5)下書きを参考にしながら新規レイヤーにペン入れをしていきます。ブラシは[Gペン]などがおすすめです。