2019.04.09
描くか、描かないか
新しいiPad AirとiPad miniが登場したことで、iPad、iPad Proとあわせて全4ラインアップとなったiPadシリーズ。iPad Proにはディスプレイサイズの異なる2モデルがあるので、厳密には12.9インチ(iPad Pro)、11インチ(iPad Pro)、10.5インチ(iPad Air)、9.7インチ(iPad)、7.9インチ(iPad mini)と、ディスプレイの大きさで5モデルあることになる。全モデルがApple Pencilに対応しているので、以前よりも製品選びが難しくなったように感じるかもしれないが、逆の見方をすれば、Apple Pencilが欲しければあとから購入すればよくなったというのはメリットだ。
そこで、まず重要となるのは、Apple Pencilは第一世代でいいのか、第二世代のほうがいいのかの判断だ。iPadで何かを描きたいという人は、まずそこから製品選びを始めてみよう。絵心がないし、デザインするわけでもないし…と思う人がいるかもしれないが、Apple Pencilはメモを書くのにだって、写真を補正するのにだって、プレゼン資料を作るのにだって便利に使うことができる。ましてや、他社のタブレットと比較してiPadが抜きん出ているのは、創造性を発揮したり、新しい何かを始めたりするときの武器であるApple Pencilなのだから、できれば積極的に使ってみてほしいと思う。その書き心地の良さを味わう最初の1本としては第一世代で十分だし、すでに使ったことがあるのであれば充電や取り回しも考えて、予算が許す限り第二世代を選んだほうがいいだろう。