2019.03.08
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iPhone（Apple Pay）のモバイルSuicaで新幹線に乗れることは知っていたが、具体的な方法は調べていなかった。しかし、このほど東北新幹線に乗る機会があったため、利用してみたところ、なかなか快適だった。それなら東海道新幹線はどうなのかと調べてみると、こちらはちょっと仕組みが複雑だった。
在来線感覚で乗れる
iPhone端末に内蔵されたFeliCaチップを使ったアップルペイ（Apple Pay）のモバイルSuicaでは、JRの在来線や私鉄、地下鉄、バスに乗車できる。これは当たり前だが、実は新幹線にも乗れることはご存じだろうか。
まず、JR東日本が運営する東北・上越・北陸新幹線の場合は、「タッチでGo!新幹線」の利用登録を行うと、在来線のように新幹線の改札機にタッチするだけで自由席に乗車できる。東京～那須塩原、東京～上毛高原、東京～安中榛名までの各区間なら、在来線感覚で簡単に新幹線に乗れるようになった。
運賃も10～12％引きになるため、「タッチでGo!新幹線」区間内を移動する際は、在来線特急よりも新幹線を選択する利用者が今後は増えてくるだろう。
「タッチでGo!新幹線」の利用方法
駅でピンク色のチャージ専用機を探して、iPhoneのモバイルSuicaに利用登録を行う。完了すると図のようなレシートが発券される。
そのまま新幹線の改札機にiPhoneをタッチして入場できる。通知センターには新幹線（移動中）と表示される。
東北・上越・北陸新幹線の自由席にそのまま乗れる。なお、はやぶさは自由席がなく、大宮の次は宇都宮まで止まらないため乗車できない。
普通に新幹線の改札機をタッチして、在来線の駅で改札機にタッチすれば精算される仕組みだ。
