2019.03.07
Mac Fan独自の視点で、アップル周辺の最新ニュースや話題に切り込む!
Apple製品の買い物や困ったときの相談でApple Storeに訪れる人も多いだろう。しかし、どのような人がスタッフとして働いているのかを知る人は意外と少ない。編集部による聞き取り調査などから、Apple Storeスタッフ採用の実態に迫る。
ストアはホワイト職場?
仙台一番町が閉店される一方で、新宿、京都の開業、渋谷の大幅リニューアル、さらには2019年に東京都内と川崎に新店舗の開設が噂されるなど、アップルストア(Apple Store)をめぐる動きが慌ただしい。これは2018年からの5カ年計画で進められているリテールストア改革の一環で、4月に退任が予定されるアンジェラ・アーレンツ氏(アップルシニアバイスプレジデント)の置き土産と言ってもよいだろう。
こうした動きに呼応するように、アップルストアスタッフの募集が急ピッチで進められている。求人サイト情報を串刺し検索できる「Googleしごと検索」では、カスタマーサポート(以下CS)の募集が行われていることが確認できる。
雇用形態は6カ月更新の契約社員(正社員登用あり)、CSの時給は1750円から、勤務時間はシフト制の実働8時間/日の週40時間勤務となっていて、小売業としては平均的かそれより好条件と感じる人もいるだろう。だが、実際にどのようなスキルや人柄が求められているのか、事情に詳しい複数の関係者から聞き取り調査を行った。