2019.02.18
Amazonはオリジナルのスマートスピーカやセットトップボックス、タブレットなども発売しています。こうしたデバイスをMacやiPhoneと連係して楽しむ方法を探りましょう。
「Echo」の使い道は“スピーカ”だけじゃなかった!
Echo Dot
【価格】5980円
Echo
【価格】1万1980円
Echo Plus
【価格】1万7980円
Echo Spot
【価格】1万4980円
Echo Show
【価格】2万7980円
AIアシスタント「アレクサ」が搭載された、Amazonのスマートスピーカ「Echo」シリーズ。現在はさまざまな用途に応じた5種類が販売されています。これらはMacやiPhoneとBluetooth接続すれば外部スピーカとして利用できますが、実はほかにもAppleユーザ的な使い道があるんです。
活用法(1)iCloudカレンダーと連係させよう
エコーで予定を読み上げ
iPhoneの「アマゾン・アレクサ(Amazon Alexa)」アプリにクラウド上のカレンダーをリンクさせると、エコーに「アレクサ、今日の予定は?」と問いかけるだけでスケジュールを読み上げてくれます。
サポートするカレンダーはグーグルやマイクロソフトのほか、アイクラウドのカレンダーにも対応しています。アイクラウドカレンダーを同期すれば、MacやiPhoneで普段使っているカレンダーの予定をエコーに聞いたり、「アレクサ、○月○日に会議を入れて」などと話しかけて、予定を追加することも可能です。ディスプレイを搭載したエコー・スポットやエコー・ショーなら、ディスプレイ上に予定内容を表示してくれるので、耳だけでなく目でも確認できて非常に便利です。
設定はとっても簡単。アレクサアプリから[設定]を開いて、[カレンダー]でアイクラウドのアカウントを入力してリンクさせましょう。
(1)「Amazon Alexa」アプリの画面左上にあるメニューボタンから、[設定]→[カレンダー]をタップ。表示されるカレンダーリストから[Apple]を選びます。
(2)あとは表示に従って操作を進めるだけ。iCloudとリンクするにはApple IDのアカウントで2ファクタ認証が有効になっている必要があります。
(3)これでiCloudのカレンダーとリンクできました。Echoに「アレクサ、今日の予定は?」と尋ねると、カレンダーに登録してあるイベントを読み上げてくれます。
活用法(2)iPhoneと連係して家電を音声操作
隣の部屋から声で操作
エコーに対応したスマート家電コントローラを使うと、「アレクサ、エアコンをつけて」のように声で家電製品を操作できるようになります。こうした音声操作は、実はエコーに直接呼びかけなくても、iPhoneのアレクサアプリを介すことで実行できます。エコーへの呼びかけが届かない隣の部屋にいる場合でも、アレクサアプリに「エアコンをつけて」と言えば音声操作を行えるのです。
ここではスマート家電コントローラ「LS Mini」を使った例を紹介しましょう。LS Miniは各社のエアコンやテレビの赤外線リモコンに対応した製品で、エコーと組み合わせることで生活がより便利になります。
LS Mini
【販売】Live Smart
【価格】4980円
【URL】https://www.livesmart.co.jp
(1)あらかじめ「LS Mini」で家電を操作できるように、iPhone上の「LiveSmart」アプリでデバイスを登録しておきましょう。
(2)Alexaアプリで「LiveSmart」のスキルを検索し、[有効にして使用する]をタップします。これでEchoからLS Miniが使えるようになります。
(3)メッセージに従っていくと、LS Miniに登録してあるデバイスがAlexaアプリで検出されるので[デバイスをセットアップ]をタップします。
(4)Alexaアプリ下部のアイコンをタップして「エアコンをつけて」と言ってみましょう。Echoが近くになくても音声でエアコンをオンにできます。