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進化した「ボイスメモ」アプリを使いこなす

文●今淳一

iOS 12で進化した「ボイスメモ」アプリ。インターフェイスの変更などが行われ、大幅に使いやすくなっています。どこが変わったのか、具体的に見ていきましょう。

使う人は限られる機能かもしれませんが、音声を気軽に録音しておける「ボイスメモ」アプリは便利です。iPhoneの仕様上、電話の録音には使えませんが、その場でしゃべった内容を保存しておけるのは、ちょっとしたインタビューや講義、講演の録音に役立ちます。

iOS 12では、そんな「ボイスメモ」アプリが大幅に強化されました。



まず目立つのはインターフェイスの変更です。従来は上部にあった録音ボタンが下に移動し、手持ちでも録音操作がしやすくなりました。



録音を開始したあと、上にスワイプすることで、録音画面が広がります。録音の一時停止などもここから操作可能です。また、位置情報に基づいてファイル名が設定されるため、特に名前をつけなくても、あとで整理する場合にわかりやすい、という利点もあります。



さらに、編集作業もわかりやすくなりました。[…]ボタンをタップすることで、トリミングや複製が行えます。

このほか、ファイルを削除した場合でもいったん「最近削除した項目」に移動するなど、操作ミスをしてしまっても安心の機能があります。使い勝手は間違いなく向上しているので、今まで使っていなかったという方も試してみてはいかがでしょうか。