2018.12.18
満を持して登場した最新モデルは、具体的にどこが進化しているのか。デザイン、マシン性能、内部構造など、その中身を詳しくチェックしていこう。
同じ形で中身を一新
上のスペック表を見てもわかるように、新Macミニは前モデルと比べて飛躍的な進化を遂げている。プロセッサは前モデルのデュアルコアから、クアッドコアないしは6コアへとパワーアップ。オプションで増設できる最大メモリは16GBから64GBに一気に増大し、ストレージはハードディスクやフュージョンドライブに替わって、標準でPCIeベースのSSDとなった。
また、これまでサンダーボルトとHDMIを併用して最大2台のディスプレイを接続できたビデオ出力は、サンダーボルト3を備えたことで最大3台までの同時接続が可能となった。解像度は5Kに対応しているので、最新の高精細ディスプレイを使った環境も実現できる。
背面インターフェイスの中心的存在は、4つのUSB 3.0から、さまざまな用途に対応する4つのサンダーボルト3(USB-C)に世代交代。ネットワーク用のギガビットイーサネットも、新モデルならオプションで10ギガビットイーサネットに変更できるようになり、プロユースとしての拡張性を持ったマシンに生まれ変わった。