【作品】一覧 短歌 【第7回】そんなこんなを詠んでおります(その二) 廃校になつかしき朝おとずれて滑車は鳴りぬ門扉開けば 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【第6回】学校の記憶 集落のふところにいだかれるようにして、小学校が建っている。山の中腹のわが家のほぼ真下。 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【第5回】古い家 朝も昼もうす暗い。茅葺屋根の家のなか。窓へ窓へとまなざしが向かう。 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【第4回】草を刈る 入梅とともに、草は日に日に深くなる。ひめじょおん、あれちのぎく、葱坊主みたいなりっぱなことになってる野蒜、 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【第3回】そんなこんなを詠んでおります(その一) 春一番とちまたに云う日を山は荒れ肥料袋のいくつも飛びぬ 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【第2回】このへんの鳥 六月に入る頃には、鶯がすっかり鳴きの腕をあげている。 窓辺がうっすら白みはじめる早朝 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【第1回】朝の山道 山間集落の中腹のわが家から、山頂やや手前の宮さんへ登る道。標高800mくらいあるだろうか。 草の立つ山 | なみの亜子 短歌 【作家紹介】なみの亜子 さん 「ことばのかたち ~日々が紙から飛びだして~」Season5。土曜日のご担当は歌人のなみの亜子さんです。 草の立つ山 | なみの亜子 2/2最初のページ前へ…12