みなさま、こんにちは。囲碁編集部です。
12月14日に発売となります、武宮正樹九段の新刊の内容紹介です。
『武宮の常識 ~どうしてもアマに知ってほしい碁の考え方~』
武宮九段といえば、「宇宙流」ですね。誰しもが、武宮の三連星をマネしたことがあるのではないでしょうか。
一見、人とは異なる打ち方のように見えますが、その考え方は
非常に合理的でアマチュアのみなさんの参考になるものです。
碁は、
「今、何が一番大事なことかを常に考えるゲーム」と武宮九段は言います。
特に序盤では、3つのポイントを意識するとぐんと上達します。
・地をつくることにこだわっていませんか?
・無駄な手を打っていませんか?
・弱い石を忘れていませんか?
本書は、アマチュアの碁を題材に次の一手形式の問題で構成されていますが、3つのポイントを意識して考えれば、碁で大事なところや急所というものが掴めてきます。
例えば、この問題。
黒番で、絶対に逃せないほど大きな一手があります。どこでしょうか?
標的にできそうな白石がいくつかありますが、黒はどう攻めていきますか?
ヒントとしてこの局面では、
「一番弱い石をひたすら攻める」よりも
「相手の弱い石を2つつくる」ほうが効果的だといえそうです。
正解は、是非本書でご確認ください。(笑)
このような選択肢がある、ということが
新たな発見という方も多いのではないでしょうか。本書は至るところに,このような上達へのヒントがちりばめられています。
一直線に上達したい、今よりももっと碁を楽しみたい、という全ての囲碁ファンに読んでいただきたい一冊です。
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