音楽で”カラダと時間”を操る 超感覚「走」トレーニング ビートランニング
- 編集者名:近藤隆夫
- 監修者名:棟方拓也(八王子市立別所中学校教諭/東京陸上競技協会強化委員)
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- 書籍:1,540円
- 電子版:1,232円
- B5判:128ページ
- ISBN:978-4-8399-3847-5
- 発売日:2011年03月25日
内容紹介
「運動会の徒競走で1位になりたい!」「部活動でレギュラーを獲得したい!」「スポーツ競技会で、もっと活躍したい!」
学校体育や運動会、部活動や地域クラブなど、スポーツに接する中で誰もが抱えるテーマ…それは「足を速くする」ことです。速く走れるということは、それだけで、大きなアドバンテージを有することができるため、どのスポーツに取り組むにしても、常に求められ続ける普遍的なテーマです。東京都で中学生の短距離走強化にあたる棟方拓也氏(本書監修者)が、速く走ることを追求する中で考案したのが、まったく新しいランニング強化プログラム『ビートランニング』です。このトレーニング法は、ウサイン・ボルトら陸上・短距離走のトップを独占する黒人アスリートの身体動作と音楽的要素への反応(“ビート”によるタメや間(ま)の作り方)の関係に着目し考案されたものです。
具体的な方法は、80?150BPM(ビーピーエム)という速度の楽曲に合わせ、「ビート」に乗りながら身体の動作をコントロールして「走る」習慣を身につけるというものです。音楽のビートを意識することで、動作中の「タメ」が自分でコントロールでき、地面からの反力を最大限活かせるようになっていきます。また、走動作中の無駄な動きを抑え、驚くほど簡単に効率的な走りができるようになります。さらに、音楽のビート(BPM)に乗って、走動作を繰り返すことで、これまで、100メートルをこのぐらいのタイムで…、このぐらいのピッチで…、このぐらいのストライドで…と、走っている本人がなかなか実感しづらかった「感覚」(地面への接地や、四肢が動作するタイミングなど)が、客観的に理解出来、選手自身の持つ「素質」が自然に引き出されていきます。
実際に関東中学体育連盟の選抜合宿をはじめ、さまざまな研修会で「ビートランニング」導入後、実践した選手たちの記録がわずかな期間で大幅にアップ! この効果によって、関東圏を中心にその波が全国に広がりつつあります。陸上専門誌などでも特集されるなど、今、話題となっている練習法です。
本書は、この話題の走トレーニング「ビートランニング」の概要、練習ドリル、練習計画の立て方などの実践法を図解を用いて、くわしく紹介していくものです。「ビートランニング」は斬新な視点からスプリント動作を分析して考案された理論ではありますが、実践する上では専門的な知識を一切、必要としません。年齢、性別を問わず、誰もが簡単に取り組むことのできるメニューとなっています。トレーニングメニューに適した音源を用意して、あとは、ビートに乗ってカラダを動かすだけ。それだけで自分の持っている潜在能力が引き出され、未知の「走」感覚、そして走る喜びを味わうことが出来ます。
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備考
棟方拓也(むなかた・たくや)
1972年4月、東京都出身、東京都八王子市立別所中学校教諭。日本大学文理学部体育学科卒業。中学時代は走幅跳で全国ランキング7位。高校では8種競技に取り組み、当時の東京都高校新記録となる5421点をマーク(全国ランキング9位)。大学では10種競技で活躍、関東インカレに出場。その後、中学校の教諭となり陸上競技部の指導にあたる。東京都中学校総合体育大会では過去3度、陸上部を男子総合優勝に導く。その他、全日本中学校陸上競技選手権大会、関東大会、ジュニアオリンピックなどで活躍する選手を毎年、数多く輩出している。東京都陸上競技協会強化委員、東京都中体連陸上競技専門部短距離強化主任を務める。日本体育協会陸上競技公認コーチ。