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10分でわかる英会話

【第1回】第1章 これだけ知っていれば英語は話せる! (1)

2016.12.16 | ナリタマサヒロ

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第1章 これだけ知っていれば英語は話せる!

 

コンセプトの部分で言ったようなスローガンや2つの表現法のことなど、外国人と仲良くなるための英語という視点から解説をする。

本書が掲げるスローガンは「英語は3文型だけで通じる!」である。これはどういうことかというと、英語の文型には5つあるが、最初の「S+V」「S+V+C」「S+V+O」だけ使えば外国人とのコミュニケーションは可能であるということである。

よって、本書が読者に教えるすべての英語もこの3文型のみによって成り立っている。

 

さらに、こと外国人と仲良くなるためのコミュニケーション・ツールとしての英語というものを考えているため、簡単な言葉によるやり取りの中でいかにして仲良くなることができるのかという視点を重視している。

具体的に言うと、本書で語られる英語表現は2つのタイプしかない。すなわち、「感情表現」「儀礼表現」、この2つである。

「感情表現」とは、「いいなぁ~」「驚いた!」「くそったれめ!」などから、「愛してる」「あの人かっこいい!」「焼肉食べにいきたい」など、自分が今感じている感情を相手に伝えるためのものである。コミュニケーションにおいて、自分の気持ちを相手に伝えることは非常に重要である。ここらへんの心理的な要素も解説に加えるといいだろう。

「儀礼表現」とは、「お久しぶりです」「ご親切にありがとうございます」「何かお役に立てることはありますか?」などの社交辞令や形式的な表現から、「うん、うん、わかるよ」「へぇ~、そうなんだ」「それ、いいアイディアだね」など、相手の言葉に対するリアクションや、うなずき、あいづちといったものまで含む。

 

基本的な「感情表現」と「儀礼表現」さえ身に付ければ、あとは単語を勝手に並べて文章を、しかも3文型からのみなる文章を話せば、外国人と仲良くなることは可能である。

 

重要なことは、英語を流暢にしゃべれないと外国人と仲良くなれないなどと思わないで、たとえつたなくとも一生懸命自分の意志を伝えようと努力している人の方が相手に好かれるのだということを認識することである。

たとえば、外国人に日本の伝統的な文化を紹介してほしいといわれて、英語の達者な人が「それは私の得意分野じゃないから、お力になれません」と答えるのと、英語の下手な人がたどたどしいながらも、茶道や歌舞伎、生け花のことなどを話すのとは、どちらの方に相手が好感を抱くかは火を見るより明らかであろう。

中学校1年生の時から高校卒業までに、約6年間英語を習ってきた日本人。文法は出来ても、話せないって言う人が、とても多い。学校では、話すことは教えてくれなかった。文法を知っていれば、話せるかって、そんなことは決してない。練習と慣れが必要だ。

 

本書が掲げるスローガンは「英語は3文型だけで通じる!」である。これはどういうことかというと、英語の文型には5つあるが、最初の「S+V」「S+V+C」「S+V+O」だけ使えば外国人とのコミュニケーションは可能であるということである。余計なものは、いらないのだ。

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