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モテる男とモテない男の境界線 法則3

【第1回】会話の出だしがさり気ない褒め言葉だとモテる!

2014.12.09 | 安藤京花

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会話の出だしがさり気ない褒め言葉だとモテる!

 

たくさんの合コンに参加して多くの男性を見てきたこともあり、合コンスタートの会話の出だしから『わざわざ場を白けさせる勘違い男』を1分以内に発見出来る特異体質になってしまいました。

どんなにタイプや条件がロイヤルストレートフラッシュ! でも会話のセンスがゼロな男には、良い女は寄ってこないです。
実は一番女性が嫌う男性の特徴は、「会話が合わない」「会話のセンスがない」男性です。

某大手車販売の会社に勤める32歳Nさんは、年に2回は海外旅行に行き、都内にマンションを購入したというエリートサラリーマン! さすが日頃営業のお仕事をしているだけあって自己紹介からテンションMAX!
「こんばんはー! あ、君どこかであったことあるよね? 嘘! 覚えてないの? 僕は君をいつも通勤電車の窓越しから見てたよ、君可愛いから目立ってるよ」

「あ、僕の携帯はね、可愛い子が半径1m以内に座ると、勝手にお知らせしてくれるセンサーが付いてるんだ。ピコピコ…(腹話術)」とまあ、スタートが軽い。そして参加している他の男性にもテンションは変わらず「まじ、イケメンじゃないですか! なんで彼女いないんですか?! ねえ、君もそう思うよね!」
と周りの女性をも巻き込み、初対面の男性を褒めちぎる言動に一同唖然。はっきり言うと、こんなに会話を飛ばしてたら先の2時間息もネタも持ちません。

Nさんの会話を引用して、モテ男の会話の出だしをご紹介します。
テンションを高くしたらモテるというわけではありません。そして、褒めちぎれば好感度が上がるというわけでもありません。「あくまでさり気なく」ここがポイントです。

 

1)「どこかであったことある?可愛いからびっくりした!タイプです」

 

相手の女性に「タイプです」「可愛い方ですね」「美人ですね」など、「こんにちは」と挨拶するくらい感覚で、サラッと言える男はモテます。
ちなみに、この後の会話で再度「タイプです」ということは言わないほうが「あの人私のことタイプだって言ってたわ」と女性が思い出し、尾を引きやすくなります。そういういい気分にさせる言葉は最初だけにしましょう。なんでもそうです。与え過ぎ+言い過ぎは有り難みがなくなるのです。

 

2)「可愛い女性と普段話す機会がないから、いま緊張しています」

 

女性はこういう、遠回しに誉め言葉を言われることもドキッとします。
もしもストレートに「タイプです!」と恥ずかしくて言えないのなら、このセリフが効きます。女性は自分のことを「綺麗」「可愛い」と言ってくれる男性をずっと覚えています。可愛い=私のこと好きなのね! と判断しますので、言い過ぎはちょっと問題ありですが…。

Nさんの良いところは、さり気なく「君、可愛いから目立ってるよ」「可愛い子に反応するんだ」など「可愛いね」というセリフを、タイプの女性が笑顔になるまで続けていました。そう彼はめげない営業マンだったんですね~(笑)。

 

3)「スタート30分で帰る人数集めの役じゃないよね?」

 

この言葉は「君みたいに素敵な女性が合コンになんで来てくれるの?」という感激も含めて女性に聞くところですから、真剣な顔で尋ねてくださいね。

笑いながらは嘘っぽく女性に聞こえます。「サクラで来たんでしょ?」「本当は嫌々来たんじゃないの?」なども効果的です。
Nさんは「俺はいつも盛り上げ役のイメージがあるからか、彼女が出来てもすぐ振られます」と悩みをぼやいていました。なぜNさんはエリートサラリーマンなのに振られるんでしょうか?

実はNさんは初対面で女性を褒めるだけ誉めますが、お付き合いが始まってからは安心して、誉めるのを急に止めてしまうんです! そのギャップに彼女はショックを受けて…

「最初の頃と全然違う…私のこと飽きたんでしょ!」と、散々甘やかした彼女に振られる日々を過ごしているそうです。

ね? モテ男を目指す男性の皆さま、与えすぎは危険です。「僕は会話が上手くなくて口下手なんです」で、全然OK!

ちょっと物足りないくらいでも心配ご無用! お付き合いが始まった時にたくさんの愛情を出してあげても遅くはないですから、合コンスタートはさりげなく、でも自然な褒め言葉が挨拶代わりに必須ですよ!