【記事】小説一覧
▼カテゴリから探す
- 文芸
- 小説 |
- エッセイ |
- 詩歌 |
- 戯曲・シナリオ
- 実用書
- ビジネス |
- 暮らし・子育て |
- 語学・教養 |
- コンピュータ |
- 将棋・囲碁 |
- 地図・ガイド
- スポーツ
- ゴルフ
- コミック
- 写真集・イラスト集
- 写真集 |
- 画集・イラスト集
- その他
-
夕暮れ時の肌寒さが、秋の深まりを告げる。
小路に並ぶ家々の垣根からは色づきはじめた紅葉や銀杏の葉がこぼれ、夜空は日に日に透明さを増していく。小走りに路地を行きながら、怜は星の瞬きする夜空を見あげた。 -
開始二十分前になり、決戦についての諸注意が流れ始める。決戦には常にアメリカ軍や欧州連合軍の審判がついて行われ、この様にする事によって不正な決戦を避けられる。
-
翌四日午前、稲城友作は秘書である大吉英仁を解雇。内閣改造を稲城首相が考慮したのは大吉と坂戸が原因のため、その大吉を解雇した事により、内閣改造は白紙となった。
-
だいぶん冷えるみたいですが、良いお日和になりましたね。
こうしてお天道さまが顔を出してなさると、昼間、陽のあたるところなんか結構あったかくなるもんですから、もう明日っから師走なんだって気がしませんで。 -
初めての首相の仕事を終えて友作が家に帰ってきたのは、十九時半であった。車が家の前に止まった事に気づくと友作の母は心配そうに玄関から出てきた。
-
それにしても風太郎は、凄い。
たとえ叱っても、次の瞬間にはけろっとした顔で「遊びにいってきます!」だなんて言えちゃうのだ。 -
フウモは悲しくて悲しくて、泣きました。こよみちゃんの所に帰りたくて、ポロポロ、ポロポロ泣きました。すると、フウモの隣に捨てられていたクマのぬいぐるみが、話しかけてきました。
-
迷宮へようこそ ~ホロ苦く、滑稽で、奇妙な七つの物語~ | 武山博
東京が坂の多い街であることにお気づきでしょうか。ある資料によると三千近くもあるといいます。名高い富士見坂なども二十ほどあるそうですが、今、本物が見える坂は日暮里駅近くに一つだけ。
-
一ノ瀬舞衣の実の父親、浜崎喜一は総武線の亀戸駅から十五分ほど離れたところにある大型スーパーの「鮮魚キッチンコーナー」で働いていた。調理師斡旋所の紹介でやっと見つけた仕事だ。五十を過ぎた年齢では正社員での採用はないが、板前だった過去の実績が生かせるだけましだった。
5/11