本ができるまで2:『玄米酵母でつくる カナパンの本』


 

 

みなさん、こんにちは。
近日中にアップすると書きながら、すっかり間があいてしまってごめんなさい!

 

その間に『玄米酵母でつくる カナパンの本』ですが、
重版が決定いたしました!

 

 

あったかくなってきて、パン作りに最適の季節になりましたね!

 

さて、前回の続きです。

 

意を決して著者となるかなさんの元を訪れたわたし(編集H)でしたが、
かなさんが妊娠中ということを知り、本の製作は断念せざるを得ませんでした。

 

そんな中、わたし自身も妊娠・出産することになり、
あっという間に2年の月日が経ちました。

 

職場に復帰してから、そろそろかなさんに連絡を取ってみようか…と思い立ち、
メールを送ってみたところ、お返事が!
不安はあるもののの、お話だけでもうかがってみようかな…という内容でした。

 

ということで、早速かなさんがパン教室をやっていらっしゃる、
千葉の通称「パンハウス」にうかがうことになりました。
しかも、パンのお昼ごはんをご用意してくださっているとのこと!感動!!
もちろんハラペコでうかがいました(基本的にいつもハラペコですが)。

 

駅まで車で迎えに来てくださり、久しぶりにお会いしたのですが、
前回お会いしたときは、そんなにお話しできず、お顔もよく見られなかったので、
正直どんな方か、はっきり覚えてはいませんでした(スイマセン…)。

 

改めてお会いした瞬間、かなさんの太陽みたいな笑顔と飾らないお人柄に
すっかり魅了されてしまいました~!

 

実際かなさんにお会いした方なら、おわかりになるかと思うのですが、
なんでしょう、人を笑顔に、元気にする
不思議な力を持っていらっしゃる方なんですよね。
そして、さりげない気遣いがさわやかにできる方!

 

パンハウスでいただいたパンは、
素材の味がじんわり広がってとってもおいしく、
「ああ、カナパンって、かなさんみたいなパンだな」と思いました。

 

おいしいパンをいただきながら、子育てのこと、パンのこと、
いろいろ楽しくお話ししました。
そして、本のことも。

 

う~ん…と悩んでいらっしゃいましたが、最後には
「パン教室の生徒さんに、いいテキストを作るって考えればいいんですよね。
…やってみようかな」
というお言葉をいただくことができました。

 

というわけで、2年の月日を経て、
ついに念願のかなさんとの本作りがスタートしたのでした。
やった~~!!

 

まずは、かなさんに教室で人気のパンのメニューを
挙げてもらうところからスタート。
試行錯誤を繰り返して、生地の配合別に章をわけることに決定。
11月下旬から撮影が始まりました。

 

今回の本は、かなさんのご希望で
プロセスをなるべく多く写真で見せることになり、
撮影するカットもけっこう多かったのですが、
さすがパン屋さんをひとりで切り盛りされていた方!
手際がすばらしく、予定通り撮影は無事終了しました。

 

撮影のときは、カナパンをおなかいっぱい食べられるとあって、
スタッフの皆さんも大喜び!
ランチはおいしいカナパンが食べ放題&おみやげつきという豪華特典が!!

 

 

 

 

次々と手が伸びます。
止まらない~!

 

 

 

 

 

かなさんのステキなお人柄がにじみ出るような本にしたい!ということで、
かなさん直筆の文字を多く取り入れたデザインにしたり、
パンとの出会い、パン屋さんをやっていたときのこと、
生活の中のちょっとしたことなど、
かなさんにエッセイを書いていただいて掲載しました。

 

ぜひ、実際に本を手に取ってご覧いただければと思います!

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