しし座流星群は、本日の夜から明日の朝にかけて極大となります。もし、お忘れの方がいらっしゃいましたら、今日の夜は晴れるところが多いようなので、観察にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

しし座流星群というのは、テンペル・タットル彗星という彗星のゴミが地球と接触した際に降ってくるもので、33年周期で流星嵐の可能性がある流星群です。日本では2001年に1時間に数千個も観測されたということですが、2003年以降は数が激減しているようです。しかし、それでも周囲に照明の少ないちょっとした郊外であれば、1時間に十個ぐらいは見られるかもしれません。よほど条件が悪くなければほぼ確実に流星を見ることができるでしょう。

 

ちなみに「流星は見てみたいけど、星座の位置がよくわからない」という方で、iPhoneをお持ちの場合は、以前に弊社のニュースサイト「マイナビニュース」で、「まだまだ間に合う「ふたご座流星群」、iPhoneアプリで快適に観察しよう」という記事を執筆したことがあります。昨年末の記事なので少々古く、各アプリもバージョンアップされていますが、基本的な機能に大きな違いはありませんので参考にはなるかと思います。お気に入りのものがありましたら、iPhoneにダウンロードしてみてはいかがでしょうか？iPhoneを空にかざすだけでその方向の星座が表示されとても便利です。次は、12月14日頃に極大を迎える三大流星群の一つ「ふたご座流星群（しぶんぎ座流星群）」です。

 

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