金環日食まであと1ヶ月! マイナビムック『金環日食観測ガイド』の電子版登場

5月21日の金環日食まで、あと1ヶ月をきりました。各地のプラネタリウムや科学館で関連イベントが開催されている今、どこで誰と金環日食を見ようかと悩みはじめた方も多いのではないでしょうか?

 

マイナビでは、3月に発売した”太陽のリング”を安全に楽しむ日食メガネ付き『金環日食観測ガイド』の電子書籍版を本日より電子書籍販売サイト「PuBooks」にて発売。金環日食観測時の注意事項、金環日食の撮影方法、今後の日食カレンダー、流星群&星座の探し方、「天地明察」インタビューなどなど盛りだくさんの内容となっているので、これ一冊で5月21日の準備はバッチリです☆ あとはてるてる坊主をつくって当日の晴れを祈るばかり ヾ(*´∀`*)ノ゛!!

 

 

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「金環日食観測ガイド」電子版は“選べる”4タイプ゜☆。
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※日食メガネ付き製品は5月8日までの期間限定販売。日食メガネの数に限りがございますので なくなり次第終了となります。

 

☆すでに日食メガネを購入されている方向け
「金環日食観測ガイド」
価格:350円

 

★これだけで準備万端! 日食メガネがセットになった
「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ1個付き~」
価格:450円(送料込み)

 

☆デートにも活用できる日食メガネ2個付き
「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ2個付き~」
価格:650円(送料込み)

 

★家族や仲間と楽しみたい方に
「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ3個付き~」
価格:850円(送料込み)

 

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望遠鏡導入計画 – 11 スカイポッドVMC110Lの設定と調整(金環日食34日前)

「スカイポッドVMC110L」で自動導入できるようにするためにいくつかの設定や調整を行なわなくてはいけません。項目は大きく分けて、「コントローラ」「ファインダ」「アライメント」の3つになります。アライメント(alignmet)は基準星を使ってズレを調整する作業のことです。今回は「コントローラ」と「ファインダ」の設定および調整を行ないます。

 

コントローラの設定

 

「スカイポッド経緯台」にクランプのようなものはなく、動作はすべてモータで行ないます。そのため、電池を入れないと鏡筒の方向を変えることができません(水平は三脚と結合しているネジを緩めれば動きますが)。最初に、基本的な情報として、時刻、日付、観測場所の位置を入力しなくてはいけませんが、日時はともかくとして場所は緯度経度を指定するのですが、緯度経度を把握している人はそうはいないと思います。マニュアルには主要都市のおおよその緯度経度が書かれているのでこの値を入力しておく方法もありますが、正確に入れたいという方もいるでしょう。その場合には昔ながらに地図を引っ張り出してきて調べる手もありますが、パソコンを所有しているのであればインターネット上にあるサイトで正確に調べることができます。

 

スカイポッド経緯台にはクランプはありません。望遠鏡の向きを変えるためにはモータで駆動させる必要があります。

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望遠鏡導入計画 – 10 スカイポッドVMC110Lを組み立てる(金環日食37日前)

注文した「スカイポッドVMC110L」が届きました。箱は思っていたよりも小さく、この中に本当に天体望遠鏡が一式入っているのか疑ってしまうほどです。通常の三脚ではなく、コンパクトなデスクトップ脚が付属していることもあるのでしょうが、それにしても小さいですね。重量もこんなに軽くて大丈夫なの?と考えてしまいました。しかし、今回はコンパクトであることが条件の一つでしたから、軽量であることについてはまったく問題はありません。これなら1人で容易に持ち運ぶことができるので、ベランダに移動する時や車に積んで郊外に運ぶ際には苦労しないでしょう。

 

これがスカイポッドです。箱の大きさがわかるようにデジタル一眼レフを上に置いてみました。この中に天体望遠鏡のパーツがまるまる一式入っています。

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望遠鏡導入計画 – 9 天体望遠鏡はこれに決定!(金環日食39日前)

さて、いよいよ購入する望遠鏡を決めたいと思います。基本的には、ビクセンの「スカイポッドVMC110L」、MEADEの「LT-15SC」、CELESTRONの「NEXStar 4SE」まで絞り込んだわけですが、10万円という低い予算のためか悩みが多いですね。しかし、金環日食まで40日を切りましたので、あまり余裕はありません。

 

自動導入式望遠鏡を10万円以下で購入することはできるのか?

 

本当は自動導入式の赤道儀が欲しかったところですが、まずは10万円以下というハードルを越えないとどうにもなりません。経緯台式の3製品もすでに定価では遥かに超していますが、値引きを考慮するとなんとかなるかもしれません。今回は専門ショップを見て歩く時間が取れなかったので、ネットショップで探してみました。するとビクセンの「スカイポッドVMC110L」は10万円を切って販売しているところが何件も見つかりました。これは問題なく購入できそうです。

 

MEADEの「LT-15SC」は、大口径で魅力的なのですが、10万円を切るのはかなり難しそうです。販売しているショップもなかなか見つからず、若干価格が高い上位モデルの「LT-15ACF(アドバンスドコマフリー)」は発見しましたが、残念ながら10万円以下で購入するのはほぼ絶望的でした。CELESTRONの「NEXStar 4SE」は、10万円以下で販売しているところが複数見つかりましたので、取りあえず「スカイポッドVMC110L」と「NEXStar 4SE」なら購入できそうです。

 

Amazonで「天体望遠鏡」と検索すると1400件近い製品が表示されます。価格もそれなりにリーズナブルです。

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望遠鏡導入計画 – 8 購入条件に合う天体望遠鏡を探す(金環日食47日前)

これまで見てきたように、天体望遠鏡は、対物口径、架台、三脚とも大きければ大きいほど性能が高くなります。そして、価格も高ければ高いほど機能や精度、堅牢性、耐荷重もアップします。しかし、今回望遠鏡を導入するにあたって、(1)自動導入機能を備えていること、(2)できるだけコンパクトであること、(3)カメラの装着が可能であること、(4)10万円以内で購入できることの4つを優先したいと思います。正直なところ、10万円ですべての条件を満たせる製品があるの?と自分でも自信がありませんが、この不況下において自腹で捻出できる費用は今のところこれが限度です。とにかく今回はこの目標で頑張ってみましょう。

 

10万円で購入できる自動導入式の望遠鏡は?

 

そもそも自動導入式の天体望遠鏡は10万円で購入できるものなのでしょうか?「望遠鏡導入計画 – 2 メーカーはやはりタカハシか?」で書いたように、まったく希望がないわけではありません。ビクセン、MEADE、CELESTRONの3メーカーなら、自動導入機能を備えている製品でも目標に近い金額で購入できるかもしれません。

 

ビクセンでもっとも低価格な自動導入式天体望遠鏡は「スカイポッドVMC110L」という経緯台式の製品になります。定価は12万4950円で、スカイポッド経緯台、VMC110L鏡筒、デスクトップ脚、接眼レンズがセットになっています。「望遠鏡導入計画 – 6 どのタイプの望遠鏡を選ぶか:経緯台編」でも紹介しましたが、「STAR BOOK – TypeS」というコントローラで自動導入ができる経緯台式の架台と「望遠鏡導入計画 – 4 どのタイプの望遠鏡を選ぶか:鏡筒編」で紹介したVMCと呼ばれるビクセンオリジナルのマクストフ・カセグレン方式の鏡筒を組み合わせた商品です。

 

ビクセンでもっとも安い自動導入式の天体望遠鏡は、VMC方式の鏡筒と経緯台を組み合わせた「スカイポッドVMC110L」になります。

 

では、MEADEはどうでしょうか。以前にも紹介しましたが、過去にETXシリーズという10万円以下で自動導入式経緯台と鏡筒がセットになった非常にリーズナブルな製品がラインナップされていました。屈折式の「ETX-90AT」は6万7200円、マクストフ・カセグレン方式の「ETX-125AT」は9万8700円という設定で、より低価格の「ETX-60AT」「ETX-80AT」という製品もありました。しかし、現在は日本での販売を終了しているため、もっとも安いモデルは「LT-15SC」(13万2300円)だと思われます。

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