28日3時37分、種子島宇宙センターから「H-IIAロケット23号機(H-IIA・F23)」によって全球降水観測計画主衛星「GPM(Global Precipitation Measurement))主衛星」が打ち上げられました。計画通りに軌道に投入され、同時に打ち上げられた7つの小型副衛星も無事分離されたようです。「GPM主衛星」は、すでに太陽電池パドルの展開を行っており、2カ月後の観測開始に向けて、通信の確保や姿勢制御、ミッション機器の立上げ及びチェックアウトを行います。
H-IIAの打ち上げ成功率は95.7%になり素晴らしい安定性を誇っています。以下、打ち上げの様子を写真とともに紹介しましょう。なお、打ち上げ後の経過時間はJAXA発表の実測値(詳細データ評価前の速報値)です。