「横歩取りハメ手定跡の決定版」、間もなく発売!?



編集部では現在、数週間後に発売を予定している書籍の校正が大詰めを迎えております。
そのうちの1冊が、飯島栄治先生の横歩取り超急戦の本です。


現状のカバーがこちら。



編集部では、編集見本が届くまで、
カバーは折り目のない紙の状態だったりします。
これが本に巻かれるとどうなるのか、楽しみですね。


本の内容は、ひと言でいうと、「ハメ手だけど奥が深い」。
横歩取りの後手番で、いかに研究の差で勝つか。
これで勉強して格上に勝とう!
そういう1冊です。


まえがきの飯島先生の言葉が力強いです。


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「横歩取りのハメ手定跡を研究発表してもらえませんか?」という話を将棋世界編集部から持ち掛けられたのが3年ほど前。最初こそ、「ハメ手ってどうなんだろう?」と思ったが、実際に調べてみると、これが面白い。プロ棋戦で流行している横歩取りは私も多用しているが、それとは全く違った世界がそこに広がっていたのだ。
(中略)
 後手で簡単に勝つ。先手をはめる。それを目標にした本である。手前味噌になるが、横歩取りのエキスがいっぱい詰まっている本だ。
(まえがきより)
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横歩取りの後手番で勝ちたい人だけでなく、
横歩取りの先手番を持つ方も、対抗策の勉強をしたい方にもうってつけの1冊です。


ちなみにカバーの局面は▲3四飛と横歩を取った局面から、
△8八角成▲同銀△3三角と進んだ「△3三角戦法」の基本図です。
一気に終盤戦に突入する、超スリリングな戦法です。
やる方もやられる方も怖い!


このあとどう指したらいいのか分からない方、
もう少しだけお待ちください。
近日中に発売日等、公開の予定です。

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