週刊将棋12月18日号発売!


こんにちは、週刊将棋編集部渡部です。現在年末合併号を作っているのですが、普段の週単位と違い、現在何日なのか混乱中です。
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 先週は丸々1週間お休みをいただいたので、今週の棋王戦勝者組決勝は久しぶりの取材でした。永瀬六段の意表の受けを境にペースをつかんでいましたが、終盤に三浦九段の頑強な抵抗にあって混戦に。最後は相入玉となりましたが、三浦九段の点数が大きく上回っていました。初の宣言法採用か?と話題になりましたが、取る駒がなくなったところで永瀬六段投了。永瀬六段は敗者復活をかけて、羽生善治三冠と対戦します。
 三浦九段は先日のインタビューでご自宅にうかがった際、これからの意気込みについて直接お聞きすることができたので、久しぶりのタイトル戦登場なるか、注目です。
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 女流王座戦五番勝負第4局は里見香奈女流二冠が勝ち、三冠に復位しました。加藤さんにとっては第2局、第3局の逆転負けが痛かったでしょうか。今年の女流棋界はずいぶんとタイトルの移動が多い印象でした。
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 今週は電王戦の記者発表会がありました。安倍首相の登場にはビックリ! 組み合わせとともに、日程も発表されましたね。今回は将棋会館だけではなく各地で対局が行われるとのことです。前回とはだいぶ条件が変わりましたが、どのような結末になるでしょうか。
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 清水市代女流六段と室谷由紀女流初段のマイナビ女子オープンは大逆転でした。棋王戦の取材と同日だったので、最後は控室で観戦していましたが、終局間近……という雰囲気からの急転直下の逆転劇。将棋は本当に最後まで何があるかわかりませんね。
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