週刊将棋10月31日号発売!


 皆さんこんにちは、週刊将棋編集部です。ちょっとだけ暖かいです。
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 今週は新人王戦第2局があり、藤森四段が勝ち、1―1のタイとしました。図面になりうる好手だと思った永瀬五段の底歩を、隙と見た藤森四段の以降の勝ちっぷりが凄いの一言!ちょっぴり一休みオヤツネタとあわせて1、2面でお楽しみください。
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週刊将棋10月31日号

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 今週は日曜日に第1回将棋文化検定が行われました。筆者は東京会場に潜入。開始の写真と撮ってからは、試験が終わるまで時間があるので、会場にいらした田丸八段にお話を聞かせてもらい、検定のプチ舞台裏もリポートにいれることができました。
 試験終了から棋士のトークショーまでの間に、お客さんの声を集めるべく、会場内をうろうろうろうろしていました。なるべく幅を持たせようと、お子さん・女性・各種年代の方で話しかけられそうな人を探して取材。声をかけた方は皆さん快く取材を引き受けてくれました。ありがとうございます。
 しかし年代はばらつかせることができたものの、筆者が話を聞いた受検者は6級と9級のみ。4級はプロが受けていたのでいいとして、2級の声が聞きたい。2級受けた人いませんかー!!と大声でいうのも不審者みたいだしなあ…と悩んでいる間にトークショーが始まってしまいました。しかしそのトークショーで、山田久女流三段が「皆さん何級受けられました?9級の方ー?」と会場に聞き出し、これはチャンス!と2級で手を上げた人をチェックし、近くに座っていた人にロックオン!トークショーが終わってから、その人たちが帰る前にさささーと寄っていき取材をさせてもらいました。いやー山田女流三がいなかったら聞けなかった。先生ありがとうございます!
 大阪からは、妙技珍局でお馴染み、ライターの池田さんに実際受けてもらいリポートしてもらいました。他3会場で受けた棋士の声もお楽しみください!
 文化検定リポートは、8,9面でお楽しみください!問題も載っているのでレッツトライ!
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 今週は金曜日のA級にも行ってきました。渡辺明竜王優勢から、あれ?これは…事件か…?ゴクリ…という終盤となり、控え室には、対局を終えた屋敷九段・広瀬七段と、松尾七段、解説の佐藤紳六段がいたのですが、皆終電の時間になっても帰らず検討を続けていました。じっと盤を睨む棋士の先生方とまじって、弱いなりにも必死に手を読む筆者。受けなしの局面で、詰み筋を考えていたのですが、 ふと自陣を見ると、受けの一手を大発見!受けなしと決定付けられたのが間違いだった!逆転の発想!これは世紀の大発見だ!筆者ファインプレー!と手を披露。しかし棋士の方々にこれは○○~○○で詰むよ!と、瞬時に指摘され、その大ポカレベルの一手に皆に笑われる始末。あんなに緊張が張り詰めた控え室だったのに…。弱いなりに考えた手はやっぱり弱かったようです。もうちょっと大人しくしよう。
 控室も興味津々の終盤を見事勝ちきった渡辺竜王のA級順位戦は4面掲載です!
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 今週はほかにも、
・阿久津七段が超力戦制し1組に!屋敷九段、糸谷六段が2組へ、吉田五段が4組へ昇級した竜王戦ランキング戦、
・渡辺竜王が2連勝で快調スタート!羽生三冠、郷田棋王、豊島七段が1―1となった王将リーグ、
・トップ屋敷九段×関西俊英菅井五段!菅井五段の先手中飛車に屋敷九段は新構想で勝負!双龍戦、
・挑戦までの対局、変化した矢内将棋、本田女流三段から得た刺激、挑戦への思いを矢内女流三段が語る棋士済々、
・なんだか若返った気になりました。はつらつとした学校生活を思い切りぶつけてくれた長谷川女流二段の私のお気に入り、
・いかん、存在忘れかけてた!というあの人がちらっと登場!笑え、ゼッフィーロ、
などなど、盛りだくさんでお届けします!

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