週刊将棋4月4日号発売!


 皆様こんにちは。週刊将棋編集部です。雨が降っています。風が吹いています。
*
 今週は、里見女流三冠が女流王位への挑戦権を獲得しました。手数はなんと213手。夕方に、そろそろ決着がついた頃かと中継を開くとまだ終わってない、それどころか、先手玉が3段目にいました。挑決でこんなことに…!
 清水女流六段が優勢の局面から、里見女流三冠の決死の追い上げを1面でご堪能ください。
*

週刊将棋4月4日号

*
 はー今、パソコンがフリーズしまして、今まで書いた分ぱーだやってらんねーと思い、再度立ち上げたら、ブログ下書き自動保存されていました。なんて利口なブログだ。
*
 今週筆者は里見女流名人表彰式の取材に行きました。取材といいつつパーティのお料理をいただきました。おいしかったです。
 里見女流三冠は着物で登場。彼女の着物姿を見るのは初めて。とても綺麗でした。カラーでお見せできないのが残念ですが、正面から横からバシバシ撮ってきたので、記事と合わせてお楽しみ下さい。23面です。
 この表彰式には棋士や女流棋士の方もいらしていました。中には佐藤康王将の姿も。何回か対局の取材をさせて頂いていますが、対局後の棋士の先生方は大抵ぐったりしているのであまり話しかけられず。佐藤王将も局後の疲労の様子をよく見ていたので、近寄りにくい印象でした。ですが、今回は打って変わって、挨拶をしたら朗らかに答えてくれ、「もう仕事は慣れましたか」と温かい言葉も頂戴しました。対局時とは違った普段の佐藤王将の人柄が見え、とてもいい日になりました。
*
 笑え、ゼッフィーロは岐阜県で全国大会真っ最中です。今週の1コマ目に出てくるのは都ホテルと長良川球場。岐阜出身の筆者は「これこれ!これ長良川球場ですよ!」と編集長に教えてあげたのに、知らんがな、と一言で返されました。長良川球場せっかく載ってるのに…。
 ちなみにうっちんが興奮して言っている「稲葉山城」は今で言う岐阜城で、稲葉山は今は金華山と呼ばれています。岐阜城に行くまでの登山道が何本かあります。馬の背が一番きついです。前日に雨が降ったなど、足場が悪いときは汚れてもいい靴、ズボンでお登り下さい。私は姉の靴・ズボンで登りました。
 西風ヶ丘高校の全国大会は、是非岐阜県を思い浮かべながら楽しんでください。
*
今週は他にも
・森内名人vs羽生二冠の名人戦での対局35局(+千日手1)を1局ずつ図面で振り返る、名人戦特集~データ編~、
・紅組1勝1敗同士の対決は広瀬七段が勝利、2連勝の藤井九段が日浦八段に破れ白組も混戦模様となった王位リーグ、
・中村太五段が戸辺六段の自信の攻めを受け切ってベスト4に進出した棋聖戦、
・阿部隆八段と三浦八段が、高橋九段・鈴木八段に勝った1組5位決定戦、
・斎藤新四段が2回目の優勝を果たした詰将棋解答選手権(もちろん問題・解答も掲載!)、
・年齢表、獲得スピード表で見る、山崎七段・広瀬七段が見る、マイナビ女子オープン五番勝負、
・おめでとうございます!村田女流二段とライター池田さんの結婚式レポート、
・こんな意外なデータも…?四コマ「オレたち将棋ん族」
などなど、盛りだくさんでお届けします!
 

カテゴリ: 週刊将棋/将棋世界