海上自衛隊の「基地」に特化した書籍、4月23日に発売


海上自衛隊5大基地大変お待たせしました。旬モノ編集部が手掛けた書籍の最新刊のテーマは、海上自衛隊です。

海上自衛隊はその名の通り、自衛隊のうち「海」を担当する部門です。
ですが、書店を見てみるとわかるように、海上自衛隊を扱った書籍は珍しくありません。では、なぜ敢えて新刊を出すのか?

 

それは、既存の書籍の多くは海上自衛隊の「艦船」だけにフォーカスしたメカニック解説本になっていたのに対して、本書では海上自衛隊の「基地」に注目した本を作りたかったのです。

 

本書では、海上自衛隊の基地のうち、主要な「5大基地」にフォーカスし、それぞれの基地の特徴や歴史、基地を含む周辺マップや撮影スポットガイド。さらには、基地別のイベント情報や見学の申込み方法。各基地で働く隊員のインタビューも掲載しています。

 

もちろん、海上自衛隊の書籍ですから、艦船の情報や写真も満載です。本書は基地別の紹介記事として「その基地に所属している」艦船のリストや、艦船の外観写真も豊富に掲載しています。

 

本書の後半では、さまざまな護衛艦を種類別に解説したり、ミサイルや速射砲といった装備品の紹介。
海上自衛隊の主な行動内容や、護衛艦の構造解説。隊員の生活や用語解説など、海上自衛隊に関する内容を幅広く扱った1冊に仕上がりました。

 

基地別の紹介ページ。その基地を象徴する写真と共に、基地の概要や特徴を説明している

各基地に所属している艦船の一覧と、それらの写真を掲載しているページ。主要な護衛艦などだけではなく、補給艦や試験艦、海洋観測艦などマイナーな艦船の写真も掲載している

基地の内部&周辺マップ。総監部や、艦船の停泊位置などはもちろん、医務室や食堂などの位置も記載している

 

さらに! 本書の特徴として特筆したいのが、巻末に綴じ込まれているペーパークラフト「1/350スケール護衛艦いずも」。

 

ご存じの方も多いかとは思いますが、いずもは2015年3月25日に横須賀基地へ配備され、4月11日に一般公開されたばかりの、 最新護衛艦。編集部では、過去に開催されたいずもの進水式などの写真をもとに装備品を予想。プラモデルなどの発売に先駆け、いち早く立体化に成功しました。

ペーパークラフトとはいえ、全長70cm超の巨大モデル。ディティールはプラモデルにも匹敵するクオリティだ

 

スケールは、艦船のスケールモデルでは大型サイズの1/350スケール(全長は70cm超!!)。このため、市販されている1/350スケールのプラモデルや、ディティールアップパーツなどと組み合わせて楽しむこともできます。

 

そして、せっかくのビッグスケールだから…と、艦載機も付属しています。SH-60Kシーホークが4機に加えて、自衛隊ではまだ未採用ですが参考用として特別にV-22オスプレイ(米海兵隊カラー)も作れるようになっています。

ローターも回転する。同じものが4機分ついているので甲板に運用状態を再現できる

ローター部分がティルトする上、主翼は90度回転可能。コンパクトに折りたたみ、いずものカタパルトに乗せられる

 

さらにさらに、本ペーパークラフトは当然、紙製であることには変わりありませんが、艦底部分には耐水紙を使用しています。これにより、水に浮かべて撮影することもできる上、 湿気によるヘタりにも強いという特性を持っています。

 

海上自衛隊や艦船に興味がある人はもちろんのこと、艦船のペーパークラフトやプラモデルに興味がある人にもお勧めしたい。そんな、魅力てんこ盛りの一冊になりました。

 

■■■■■商品概要■■■■■
書名 :海上自衛隊 5大基地&所属艦船パーフェクトガイド~1/350ペーパークラフト「最新護衛艦いずも」つき~
発売日:2015年4月23日(木)
価格 :1,520円+税
仕様 :A4判96ページ(オールカラー)+ペーパークラフト16シート
発売元:株式会社マイナビ
ISBN-10: 4839950210
ISBN-13: 978-4839950217

カテゴリ: 新刊案内, 自衛隊
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