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熱中症ミニ知識

来週も再び暑くなる恐れあり - 7月9日?15日の1週間で2,483人搬送

気温が30度を超さなくても湿度が高い場合には非常に危険な状態になりますので、最高気温が低ければいいという話でもありあません。

今週後半は少し涼しくなってきましたが、先週は三連休を含め非常に暑い日が続きました。消防庁の発表によると7月9日?15日の1週間で2,483人が熱中症で救急搬送されました。搬送が三桁に昇った都道府県は、東京(218人)、埼玉(211人)、愛知県(194人)、大阪府(156人)、兵庫県(106人)、千葉県(105人)の6つでした。   全体の割合は、高齢者が42.5%ともっとも多く、成人が37.1%、少年が19.3%、乳幼児が1.1%でした。軽症が65.3%ともっとも多かったのですが、死亡は0.2%(5人)にもなってしまいました。何度もこのブログでも繰り返してきましたが、熱中症は感染症の病気と違って確実に防ぐことができるだけに残念でなりません。   今週はこのまま涼しい日が続くようですが、日曜日から再び暑くなりそうです。例えば、東京は月曜日以降に最高気温が30度を超す予報が出ており、再び熱中症に対する警戒が必要です。また、気温が30度を超さなくても湿度が高い場合には非常に危険な状態になりますので、最高気温が低ければいいという話でもありあません。ヒートインデックス表を見ると気温が30度の場合でも湿度が60%を超すと危険な状態になります。28度では85%以上が危ない領域に入りますが、7月1日?20日の間だけでも平均湿度はほぼ70%を超しており、91%という日もありました。これは気温がある程度低くても非常に危険な状態だと言えます。   暑さにある程度慣れてくると熱中症にかかりにくい体にはなってきますが、安心はできません。特に湿度は予想がしづらいため、対策が遅れがちです。「見守りっち」のような湿度計も内蔵した計測機器をできるだけ持ち歩くようにしたいものです。    

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マイナビ出版 旬モノ編集部(出版社)
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