ダービー、関屋駿が馬単本線的中

6月1日(日)は競馬ファン待望の東京優駿(日本ダービー)が行われました。1着が3番人気ワンアンドオンリー、2着が1番人気イスラボニータ、3着が12番人気マイネルフロスト。馬連850円、馬単1,860円、3連複27,470円、3連単103,300円という結果でした。単勝560円が案外おいしい配当だったかもしれません。

残念ながら3連複、3連単を当てた予想家はいませんでした。その中で関屋駿、K.ヤマモトが◎→○の本線で馬単を的中させたのが光ります。

 

◎競馬予想GPダービー予想結果

【的中】

関屋駿:単勝1点、馬単本線的中(4点)、馬連5点

倉本匠馬(アドマイヤ君):馬連3点

K.ヤマモト:単勝1点、馬連2点

 

さて次週は安田記念。注目の的はドバイでの剛脚が記憶に新しいジャスタウェイ。ただしパートナーの福永騎手が騎乗停止で乗れません。他の馬にも付け入るチャンスはあるかもしれません。競馬予想グランプリの予想にご期待ください。

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カテゴリ: 結果

GP小川の競馬回顧 ~日本ダービー観戦記~ 「橋口調教師、蛯名騎手、岡田総帥、それぞれの悲喜こもごも」

■3連単18点買いで勝負

6月1日(日)は日本ダービーを見るため、友人を誘って東京競馬場に繰り出した。真夏のような日差しの中、集まったファンは14万人に欠けること53名。周りのファンが若返ったように見えたのは、単に私が年を取ったためか。振り返ればミスターシービーを手始めに31頭のダービー馬を見てきたことになる。

私の予想は◎トゥザワールド○ワンアンドオンリー▲イスラボニータ△ワールドインパクト×ハギノハイブリッドというもの。トゥザワールドが3枠(帽子の色は赤)なので、赤いポロシャツを着ての応援だ。

馬券は部下に頼まれ、金曜に1万円分買って公開している。3連単フォーメーション◎○→◎○▲△→◎○▲△×、2×3×3=18点買い。普段は3連単と馬単を組み合わせて買うのだが、部下が「ドカーンと当ててください」と言うので、カッコつけて3連単だけで勝負した。これが第一の敗着となった。

 

■10年前のダービー

さてダービーまでの時間、友人は私の顔を立てて予想を聞いてくる。皐月賞で世話になったイスラボニータから買いたいらしい。私はフジキセキ産駒が芝長距離重賞で80連敗であること、蛯名騎手がダービー21連敗中であることを教え、いいとこ2着だから馬連がいい、と教えた。

続いて私は予想を語りだす。勝つのはトゥザワールドかワンアンドオンリー。この2頭の父はダービーで対決し、キングカメカメハがハーツクライを抑えて優勝した。ちなみにそのとき私は蛯名騎乗のハイアーゲーム、友人はマイネル軍団・岡田総帥所有のコスモバルクで勝負していた。と10年前の話に花が咲く。最近のことは覚えられないが、昔のことはよく覚えている。

友人が馬券を迷っている間、私は馬券を買い足した。◎○→◎○→総流しの3連単を100円ずつである。予想は点数を絞るが、自腹の3連単は100円ずつ総流しを掛けることが多い。一瞬、2着にイスラボニータも入れようと思ったのだが、それだと2×2×15=60点となる。さすがに買い過ぎかと思って自粛した。これが第二の敗着となった。

 

 

 

 

■赤は赤でも勝負服

さて、皇太子殿下やTOKIOの面々が見守る中、レースは無事にスタート。逃げ馬エキマエの故障、トーセンスターダムの内ラチ激突などのアクシデントがあったが、直線では私の思い通りに横山典ワンアンドオンリーが蛯名イスラボニータを抑えてゴールイン。「やった」と思ったが、少しして今日は馬単を買っていないことに気が付いた。

3着はよく見ていなかった。赤い帽子のトゥザワールドが来ていたようには思うのだが、果たして届いたか。モニターのスローモーションを食い入るように見つめると、内に赤は赤でも赤い服の馬がいて、3着に粘っていた。赤い勝負服はマイネルフロストである。赤い服を着てきた私は「帽子にするんだった」と思わず天を仰ぐのであった。

 

■吉川先生の快挙

配当は3連複が27,470円、3連単は10万馬券である。さすがにマイネルフロストは買えないだろう、と思いつつ手持ちの日刊競馬をめくってみる。次の瞬間、すごい予想があって驚いた。なんと作家の吉川良先生が3連複を1点で当てていた。吉川先生は弊社から何冊か本を出させてもらったことがある。応援したい馬が3頭いて、橋口調教師のワンアンドオンリー、蛯名騎手のイスラボニータ、岡田繁幸氏のマイネルフロスト。いずれも悲願のダービー初制覇が懸かっている。だから3頭の3連複を買う、と書いてあった。10年に一度の大的中、おめでとうございます。

ちなみに優勝したワンアンドオンリーの父ハーツクライは橋口調教師が育てた馬だった。見事に親の無念を子供が果たした格好となった。

なお最終レースの目黒記念を制したのは蛯名騎乗のマイネルメダリスト。ダービーで涙をのんだ蛯名騎手と岡田総帥が合体して見事に雪辱を果たした。

競馬はロマンと言うが、こんなこともあるのだな、と私は思った。だから競馬はやめられない。

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カテゴリ: 編集部予想

ダービー前日最終オッズ

13.イスラボニータ(2.7倍)

5.トゥザワールド(5.7倍)

2.ワンアンドオンリー(5.8倍)

16.レッドリヴェール(7.1倍)

17.トーセンスターダム(8.9倍)

その後ワールドインパクト、ハギノナイブリッド、ショウナンラグーンと続く。

 

いよいよダービー!

みなさまはどの馬から買いますか?

 

カテゴリ: 競馬ニュース

「ダービー特別コラム」倉本匠馬(アドマイヤ君)

いつも読んで頂きありがとうございます!
競馬予想家アドマイヤ君(倉本匠馬)です!
今回日本ダービーが行われますが、各馬の実力に関しては展望に書きました。
皆さんが一番気になるのは距離適性だと思いますのでその事について人気馬を中心に特別に触れたいと思います。

考え方としては距離適性を0~100のポイントに指数化しています。
また、今の東京の馬場と予測されるペースを踏まえて今回の日本ダービーにおいて各馬が出せる力を10段階で評価します。

 
1.ワンアンドオンリー(横山典騎手)
父 ハーツクライ
母父 タイキシャトル
距離適性:35
出せる力:3
展開、距離どれもマイナスポイント。
また、輸送で体重減の可能性もあり注意。

 

2.トゥザワールド(川田騎手)
父 キングカメハメハ
母父 サンデーサイレンス
距離適性:75
出せる力:9
距離延長大幅プラス。
これ以上の体重減はきついので注目。
今回の展開、距離で最も力が出せるタイプ。

 

3.ベルキャニオン(戸崎騎手)
父 ディープインパクト
母父 フレンチデピュティ
距離適性:50
出せる力:6
2000m以上だとプラスだが展開不向きは間違いない。
瞬発力勝負では分が悪い。
体調△の分どうか。

 

4.ハギノハイブリッド(ウイリアムズ騎手)

父 タニノギムレット
母父 トニービン

距離適性75
出せる力:6

2200~2300mこなせるので問題なし。
ただ、ベルキャニオン同様に瞬発力勝負では分が悪い。
雨が降るorハイペースで上位進出。

 

5.イスラボニータ(蛯名騎手)

父 フジキセキ
母父 Cozzne

距離適性:45
出せる力:5

遺伝子検査で1400~2400mが適距離と出る。
ただ、今の東京の馬場、展開、距離どれも不向き。
力でどこまで押し切れるか。
調教も△。

 

6.レッドリヴェール(福永騎手)

父 ステイゴールド
母父 Dixieland Band

距離適性:70
出せる力:8

距離延長大幅プラス。
この馬場、展開プラス。
前走以上の動き可能も輸送減り注目。

 

7.トーセンスターダム(武豊騎手)

父 ディープインパクト
母父 エンドスウィープ

距離適性:45
出せる力:5

叩き2走目も輸送あり。
またこの展開、馬場は不向きでこのメンツではカバー出来ない。
雨でも降れば。

 

人気馬の中で一番力を出せるのは
トゥザワールド
レッドリヴェールと見ています。
ただ、これに加えて各馬の力格差があるので馬場や枠順などを踏まえた上で予想をする予定です。

日曜日の朝に、東西後半全レース予想と自信の4レース+重賞予想で日本ダービーの予想を公開しますのでよろしくお願いします。

 

カテゴリ: 倉本匠馬

ダービー分析

第2回予想家登竜門選手権を回収率1位で突破、今週からプロデビューさせていただく「田中りょう」と申します。

 

これから読者の皆様に少しでも貢献できるよう頑張っていきます。応援宜しくお願いします!

 

では、早速、前哨戦の分析をしてみます。

 

【前哨戦分析】

 

※結果の見方は下記になります。(独自記録)

1行目:(結果)平均3Fとの差、決着内容、4角最内or内を通った馬の内容、レース特記

2行目:テン3Fペース。

3行目:各馬の出走馬分析。

京都新聞杯

(結果)-1.3 外差し決着。最内5着。2頭飛ばす。

 

テンHペース。

 

1着ハギノハイブリッド→道中、4角の捌きと全てがうまく嵌った勝利。秋山騎手からウィリアムズ騎手への乗り代わりはマイナス。

2着サウンドオブアース→相手なりのタイプ。勝ち馬よりはややロスある内容。

6着スズカデヴィアス→強調材料に乏しい。

13着アズマシャトル→強調材料に乏しい。

 

皐月賞

(結果)0 中団から差し切る。逃3着。逃げ・先行有利馬場。

 

平均ペース。

 

1着イスラボニータ→初の中山で完勝。蛯名騎手の好騎乗も光る。現時点での完成度は一番。内伸び馬場なら。

2着トゥザワールド→馬場を読み、外枠から強気の先行策は川田騎手の好騎乗。母同様、頭の高い走りで直線 の長い東京替りは決してプラスとは言えない。

3着ウインフルブルーム→とにかくスタートセンス抜群。エキマエとの兼ね合いも同馬より内枠に入り、逃げるのみ。

4着ワンアンドオンリー→横山騎手お得意のドンジリ最後方。展開、馬場向かず。外差し利く馬場なら脚力は最上位。

7着ベルキャニオン→道中で徐々に着順を落とし、4角最後方。それでも上り2位を計時したように、脚力は通用する。プリンシパルSは力の違いで完勝。東京替りは好材料。

9着アドマイヤデウス→終始荒れた内で末脚活かせず。東京替りはプラスで大一番に強い岩田騎手、内枠は好材料。馬群を割る勝負根性を備え、内伸び馬場になってほしい。

11着トーセンスターダム→スタート決めたことで終始チグハグ。腰の甘さが抜け ればだが、東京はどうだろうか。

14着スズカデヴィアス→強調材料に乏しい。

17着タガノグランパ→距離長い。強調材料に乏しい。記念出走。

 

青葉賞

(結果)0 外から差し切る。

 

テンは平均ペース。

 

1着ショウナンラグーン→差し脚質に転じた近4戦全てで上りはメンバー中で2位。末脚安定。

2着ワールドインパクト→相手なりのタイプ。

6着マイネルフロスト→差し決着の中で先行馬最先着。内枠ならロスない競馬はできそうだが…。

 

プリンシパルS

(結果)-0.6 中央から差し切る。最内3着。内4着。

 

テンややHペースも道中落ち着く。

 

1着ベルキャニオン→皐月賞欄にて。

 

NHKマイルカップ

(結果)-0.4 逃切り。最内決着。内3,5着。

 

テンほぼ平均ペース。

 

9着サトノルパン→展開もそうだが、掛かったのが全て。距離向かない。記念出走。

 

桜花賞

(結果)-1.7 外差し決着。11大逃げ。

 

テンHペース。

 

2着レッドリヴェール→休み明けながらハープスターに次ぐ上り2位でタイム差なしの2着。紅一点。牝馬戦線はハイレベルであり、脚質にも幅がある。馬体重がカギ。

 

以上になります。

 

今週からCコース替り。土曜日の馬場傾向を把握することで、内伸びなら○○、外差しなら○○と上手く順位付けできると思います。メンバーを見渡しても、戦線離脱した地方の星・プレイアンドリアル以外は前哨戦で実力馬がしっかり勝ち、メンバーが揃った1戦。

 

私の予想は、自信の勝負レース+重賞予想にて配信させていただきます。馬場傾向 によっては『勝負レース』となる可能性もありますので、お楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

カテゴリ: 田中りょう