(倉本匠馬)エリザベス女王杯コラム~的中のヒントとなる2つのポイント~


今回、前回の菊花賞に引き続き特別コラムを書かせて頂く事となりました。
秋のG1は4戦3勝と安い配当ながらも予想は悪くないのでこの勢いを更に大きく出来るように頑張っていきたいと思います。

 

展望に関しては9頭に絞りましたが、いつもの様な形式で書きました。
各馬の能力に関してはそちらを参照して頂ければ幸いです。

本題に入りますが、毎年エリザベス女王杯で的中する為に重要なポイントは大きく挙げると2つあります。

 

①3歳馬と古馬の力関係
②京都外回りコースの形態上展開

 

この2点がエリザベス女王杯を的中する為に特に必要な部分です。

 

①3歳馬と古馬の力関係

簡単にまとめると、

京都大賞典、府中牝馬ステークス、オールカマー組+その他
VS
秋華賞組

の構図となります。
古馬の中での力関係、3歳馬の中での力関係はそれぞれ過去のレースを振り返れば掴む事が可能ですが、違う世代の力比較は直接戦った事が無い以上完全に把握する事は難解となります。
ただ、様々な要素を組み合わせればおおよそ比較する事が可能です。
ハープスターの札幌記念のレースや他の馬、レースを総合的に判断すれば予測する事が出来ます。

僕が調べた限りでは今年の3歳馬と古馬には実力差が無くほぼ互角のレベルにあると見ています。
なので、展開などによっては3歳馬の人気所が古馬に全て負けてしまう可能性もありますしその逆も十分にありうるという事です。

 

②展開

京都外回りコースは騎手のコメントを聞いていても3角から4角に向かって下り坂がある分非常に難しいコースです。
あのオルフェーヴルが唯一苦戦したコースでもあり、逃げ馬が大逃げをし、行ったまま残るケースも過去には存在します。

今回出走するメンバーの中で逃げる可能性のある馬を取り上げると

 

ヴィルシーナ
サンシャイン

 

しかおらず枠順によっては極端なスローペースすら考えられます。
後ろから運ぶ馬にも人気馬が多数いるレースとなりそうなだけに、軸馬をどのポジションの馬に置くか。
それが的中出来るかどうかの最大のポイントになると思っています。

 

以上の事を総合的に考えるとやはり穴馬として一番面白いと感じているのは現時点ではフーラブライトです。
この馬が内枠を引いた時には特に注意が必要なので枠順を注目して頂ければと思います。

以上書いた事や力関係、枠順、展開、調教、馬体などを総合的に判断した上で、予想を土曜日の夜に『東西後半全レース予想』、『自信の4レース+重賞レース予想』で公開しますのでよろしくお願いします。

 

カテゴリ: 倉本匠馬, 重賞展望