(田中りょう)エリザベス女王杯コラム~過去5年で分かる傾向~


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先週は、アルテミスS◎ココロノアイ9番人気1着に続き、アルゼンチン共和国杯で単複1本釣り。

 

東京11R アルゼンチン共和国杯
◎3フェイムゲーム 2番人気1着

 

単勝490円
複勝180円

 

ハンデ差が激しく、毎年荒れる要素満載の当レースだが、今年は推奨理由で指摘していた通り、上位と下位の能力差が大きく、無茶な穴狙いは禁物だった。結果も2、3、4番人気での決着だったので、間違いではなかった。

今週の重賞は共に本命は北村騎手。土曜日にワキノヒビキで伸びない最内を突いて負けたが、その敗戦や前のレースでのコース取りからも外に出すという明確な意志が感じられた。

馬の力はもちろんだが、騎手の馬場への適応力も近年は重要なファクターの一つ。馬場を読める騎手でないと大切なお金は預けれらない。改めて感じた週末だった。

 

「東京2Rの敗戦から見える未勝利必勝術の戦い方。」

日曜日の東京2R、本命のロッソマドンナは抜群の手応えで
直線に向くも、前が全く開けず万事休す。開いていればと思わせる手応えだっただけに、悔しいがこればっかりはしょうがない。むしろ、この敗戦を記憶し、次回に活かすことが競馬では大事になってくる。

毎週競馬をやっていれば嬉しいこともあれば、悔しいこともある。毎回、一喜一憂してては体がもたない。ロッソマドンナは前走の内容からも未勝利戦は楽に突破できる。能力微妙な馬を追い掛け続けては意味がないが、能力を確信できる馬については追い掛ける価値はある。

毎週、競馬を記録し続けていれば、稀にこういった馬を見つけることができる。未勝利戦は、1戦毎に人気の浮き沈みは激しいので、この借りは競馬で返してもらおう。

 

 

今週はエリザベス女王杯。そしてG1、7連戦。

 

「エリザベス女王杯の過去5年で分かる傾向」

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着順 馬名 上がり3F 上がり順位

2013年
1.メイショウマンボ 34.1 ① (+0.4 外から差し切る。)
2.ラキシス 34.6 ⑩
3.アロマティコ 34.1 ①

 

2012年
1.レインボーダリア 35.8 ② (+0.9 大外から差し切る。)
2.ヴィルシーナ 36.1 ④
3.ピクシープリンセス 35.1 ①

 

2011年
1.スノーフェアリー 33.8 ① (-2.0 内から差し切る。イン上位。12大逃げで縦長)
2.アヴェンチュラ 34.2 ②
3.アパパネ 34.7 ⑥

 

2010年
1.スノーフェアリー 34 ① (-0.1 内から差し切る。4大逃げで縦長)
2.メイショウベルーガ 34.4 ②
3.アパパネ 35.1 ④

 

2009年
1.クイーンスプマンテ 36.8 ⑰ (-0.3 大逃げ。いったいった)
2.テイエムプリキュア 36.9 ⑱
3.ブエナビスタ 32.9 ①
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上り最速馬の成績は、(3,0,3,1) 勝率43%、複勝率86%

 

近2年は重馬場適正が問われた。今年の出走予定馬の中で、近走で逃げたのはヴィルシーナのみ。しかし、そのヴィルシーナも押し出される形で逃げただけで必ずしも逃げたいタイプではない。天候にも展開にも大きく左右されるレースであり、展開読みが鍵を握る。上り最速馬の成績が示す通り、ここも天皇賞秋同様にメンバー上位の上りが使える事が重要になってくる。

 

枠順確定後の最終決断は、「田中りょうの自信の勝負レース」で配信させていただきます。

 

今週も未勝利必勝術と共に応援よろしくお願いします。

 

田中りょう

 

カテゴリ: 田中りょう, 重賞展望