皆さん、こんにちは!
先週の秋華賞は、「キングマンボ系×サンデー系」など穴馬ポイントに見事合致した◎タガノエトワールを本命視。3着に走ってくれました。人気決着で配当は少なかったですが、秋のG1、2連勝ということで好調な滑り出しです。▲→○→◎の決着だったので、3連複は1点目的中!4番手評価のブランネージュも4着でしたから“4連複”まで1点目的中でしたね。まあ、どれも人気上位馬でしたから威張れませんが、人気馬の中でもレッドリヴェールだけは軽視していたこともズバリでしたので、まずまずの読みだったのではないかと思います。
レッドリヴェールは、人気薄だった阪神JFの時に本命にして、ハープスターを破り1着。桜花賞でも本命にして、僅差の2着。そのあとの3レースはすべて軽視して凡走と、とても波長の合う馬です。次に人気を落として激走する時を狙いたいですね。
【菊花賞】
さて、今週のピックアップレースはもちろん菊花賞です。過去3年で5番人気以下から激走した馬を分析してみたいと思います。対象馬は、2012年5番人気2着のスカイディグニティ、2012年7番人気3着のユウキソルジャー、2013年5番人気2着のサトノノブレスです。
① 血統
3頭の内1頭はブライアンズタイム産駒でロベルト系、残り2頭はトーセンダンス、ディープインパクトとサンデー系でした。つまり、スタミナを持ったターントゥ系が向きます。
ブライアンズタイムは、2009年8番人気1着のスリーロールスや2010年13番人気3着のビートブラックの母父でもありました。(ちなみに、少し自慢ですが、このスリーロールスとビートブラックは、どちらも本命にして大穴的中させて思い出深い馬たちです。)ロベルト系では、昨年1着のエピファネイアもシンボリクリスエス産駒ですから要注意血統です。
トーセンダンスの父は、やはり菊花賞の黄金血統であるダンスインザダーク。長い距離に実績のあるサンデー系はこのレースにとても合います。長距離だからといって、むやみにスタミナだけが強調された血統より、サンデーの切れが何割か入っていたほうが向くわけです。
② 枠順
3頭すべてが15番枠より外の枠でした。実は菊花賞は、割と極端な内と外の枠が馬券になることが多いのです。1~3番ぐらいの内枠と、12番ぐらいから外の枠が狙い目となります。
③ ローテーション
3頭すべてが、前走は重賞、前々走は条件戦でした。重賞はセントライト記念か神戸新聞杯。いずれも2~4着にそこそこ好走しています。面白いのは前々走の条件戦です。いずれも1000万下のレースに出ていますが、勝ったのは函館の芝2600m戦に出たユウキソルジャーだけ。新潟の中距離に出たスカイディグニティとサトノノブレスは6着と2着に敗れています。つまり、長距離戦ではすでに適性が現れて勝ち、中距離ではまだ長距離適性が隠れていて条件戦ですら負けているということです。
④ 脚質
3頭とも差し、追い込みを決めています。近2走を見ると、いずれも上がり3位以内があります。ただし、あまり後ろからでは間に合わないことも多く、好位差しが最もハマりそうです。この3頭、実は近2走でいずれも5番手以内の競馬もしているという共通点があります。まとめると「近2走で、上がり3位以内と5番手以内をどちらも経験している馬」ということになります。
最終結論は、土曜深夜の「予想」の中で。今週も渾身の予想をご期待下さい!