今週の最大目標は牝馬クラシック最終戦の秋華賞だ。
今回は血統検証を行っていこう。京都芝2000mではどのような血が強調できるのか?
まず挙げなければならないのが、なんといってもディープインパクトだ。
外回りに比べると内回りはいささか成績は落ちるものの、やはり注目せざるを得ない。
◆ディープインパクト産駒成績
集計期間:2011. 1. 5 ~ 2014. 6. 1
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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18- 18- 16- 61/113 15.9% 46.0% 60 85
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※独自の方法で集計しています
回収値は高くないものの、好走率はさすがの数字。
なお、内回りに限らず、「京都の芝重賞(1600〜2400m)」という括りで見てみると、さらに警戒しなければいけないことがわかる。
2014年に行われた京都芝重賞におけるディープインパクト産駒の成績は・・・
◆ディープインパクト産駒成績
集計期間:2014. 1. 5 ~ 2014.10.14
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着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
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7- 4- 3- 7/21 33.3% 52.4% 66.7% 158 117
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ご覧のとおり、驚異的な成績を挙げている。行われた9レースのうち、7レースで勝利したのがディープインパクト産駒だったわけだ。複数頭出走しているケースが多いため、勝率は下がってしまうものの、実際は凄まじい成績を残していることになる。
実際、先週行われた京都大賞典でもディープインパクトが1、3着に入った。
さらに付け加えると、過去17回の京都における重賞では、実に2013年の京都記念以降、ディープインパクトはすべてのレースで馬券に絡んでいる。
今回、ディープインパクト産駒の人気馬はショウナンパンドラくらいだろうが、侮らないほうがよさそうだ。
なお、ディープインパクト以外にも秋華賞で注目すべき種牡馬、血統は存在する。
秋華賞の予想完全版は当日の午前中にアップ予定。乞うご期待!