秋華賞コラム(立山輝)


「G1解析シリーズ  秋華賞を斬る!」

今週から年末の有馬記念までG1ラッシュ。息もつかせぬ番組構成。
気の抜けない2ヶ月が始まります。

 

今週は、私の本拠地京都競馬場で行われる「秋華賞」3歳牝馬限定G1。
この秋華賞を撃破する私なりの帝具(テイグ=絶対サイン)を紹介し、秋華賞を斬ってみたい。

 

今回は、決まり目指名起点馬について紹介し、解析したい。
解析に当たり2014年度秋華賞へのスタンスがこうだ。

 

毎年桜花賞馬=秋華賞連対馬という強力なシナリオがあるが、今年は桜花賞馬ハープスターは登場せず、流れは

桜花賞連対馬VSクラシック未出走かつ秋トライアル優先出走権馬
の構造ではないかと予想できる。

ここから、3歳牝馬クラシックG1すべてに出走し、敗れている馬が決まり目指名起点を持つ馬ではないかという仮説を立て解析を始めた。


「決まり目指名起点馬とは、当該レースに出走することで馬券対象となる馬の配置位置を決める馬のことを言う」

ここから以下のような決まり目指名起点馬の存在を見つけ出した。


「マーブルカテドラル」

彼女の隣りが連対枠を指名する。

クイーンC
4枠マーブルカテドラル
5枠アロマティコ 2着

オークス
5枠ヌーヴォレコルト 1着
5枠ハープスター  2着
6枠マーブルカテドラル

桜花賞
6枠レッドリヴェール 2着
7枠マーブルカテドラル
8枠ハープスター 1着

となっている。

今回の秋華賞、3枠にマーブルカテドラル配置

 

狙いは「2枠・4枠」となる。
人気馬2頭の入った枠を指名している。

もう一頭牝馬クラシック路線ではなく、牡馬クラシック皐月賞にチャレンジした不思議な戦績を持つ


「バウンスシャッセ」

彼女も実は決まり目指名起点馬であった。

彼女の戦歴を洗ってみよう。

紫苑S 18頭立

15番バウンスシャッセ
16
17
18
01番マイネゲレヴィル

函館記念 16頭立

14番バウンスシャッセ
15
16
01
02番ステラウインド 3着

オークス 18頭立

5番バウンスシャッセ 3着



9番ヌーヴォレコルト 1着

桜花賞 18頭立

14番バウンスシャッセ
15
16
17
18番ウインフルブルーム 3着

となっている。つまり

 

バウンスシャッセから4つ隣が馬券対象となる

過去4連続で継続中の秀逸なサインだ

ここから今回の秋華賞は、

17番リラヴァティ
18
01
02
03番バウンスシャッセ
04
05
06
07番ディルガ

 

07番ディルガと17番リラヴァティ

が該当、すべてにおいて3着指名となっている点も見逃せない。

 

前走ローズS3着馬リラヴァティ」が同着順を踏む、実に強い流れだ。

当日は、さらなる数字的なサインや秀逸な別騎手の配置サインを駆使して、皆さんの一助となるよう予想を提供したいと思います。

 

「継続は馬券力なり」
秋華賞の主役と府中牝馬Sの役割を中心に次につながる解析を紹介したいと思います。

 

立山 輝

カテゴリ: 立山輝, 重賞展望