倉本匠馬コラム「第5回 函館2歳ステークス」


今週は2歳戦初の重賞レース函館2歳ステークスについて書きたいと思います。

新馬が始まり約1ヶ月~2ヶ月近く経とうとしています。

この中から来年のクラシックに参戦する馬がいるかどうか楽しみなレースです。

 

今回は人気になりそうな注目馬についてや特別に予想のポイントを紹介したいと思います。

人気になりそうなのは以下の3~4頭です。

 

1.トウショウピスト

2.アンブリカル

3.スルターナ

4.マイネルエスパス

 

函館組以外からは

1.エンターザスフィア

2.クールホタルビ

辺りとなりそうです。

 

人気になる馬は全て新馬勝ちを収めています。

また、やはり函館組の方が人気は上に来そうで適性が分からない門別、東京、阪神組はその次になるように思います。

 

予想ポイント①

どの馬がスムーズな競馬が出来るのか

 

基本的に短距離レースで新馬勝ちした馬はスタートが早く逃げ切りや前で先行した馬が多くなります。

もちろん例外もいますが2戦目で多頭数となった時にどのような競馬が出来るのか。

揉まれない枠など展開や枠順が非常に重要となってきます。

 

予想ポイント②

各馬の実力差

 

まだ未勝利戦の数も少なく実力差がハッキリしないのが2歳戦の特徴です。

その中でもどの馬が一番強いのか、新馬で良いパフォーマンスを見せたのかを整理する必要があります。

ただ、既に洋芝も走った事がある馬が多い事もあり適性の部分については心配がいりませんが門別、阪神、東京組については血統や馬体を見て判断する必要があります。

 

予想のポイント③

叩き2走目で変わっている馬がいるか

 

新馬勝ちした馬はキャリアが少ない分初戦余裕残しで戦った馬が叩き2走目で大きく変わる馬もいます。

その辺りは調教などをチェックして確認したい部分です。

 

以上の3点を中心に予想を組み立てる事が出来れば的中に確実に近づく事が出来ると思います。

去年はクリスマスが勝ったレースですが今年はどの馬が勝つのか注目したいと思います。

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