新刊『ひと目の急所』

こんにちは。囲碁人編集部です。
先日の記事に続き、5月新刊の案内です。

ひと目の急所』(著:二十五世本因坊治勲)

「ひと目」シリーズの最新刊になります。タイトルには「急所」とありますが、「石の急所」や「石の形」を問う問題だけではありません。序盤から終盤までによく現れる形で、この手筋は知っていて欲しい!という問題も多く含まれております。その意味では同じひと目シリーズの『ひと目の手筋』に似ているかもしれません。もちろん難易度は本書のほうが少し高いですが。

 

では本書の中から一題ご紹介します。

いかがでしょうか?この手筋は、ご存知の方も多いかもしれませんね。

 

正解は以下になります。

捨石を利用して、白をシメツけるのがよい判断。黒2子は取られましたが、その代わり黒は厚くなり黒十分の結果です。

 

問題は全177題。冒頭で治勲先生が述べておりますが、「ひと目」シリーズは繰り返し解くことを前提にして問題が構成されています。実戦において、ノータイムで石が急所にいくように、本書で特訓してみてはいかがでしょうか。

 

発売は『誰も言わなかった碁の上達法』と同じく5月27日になります。

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