洪道場

こんにちは。編集部です。

 

突然ですが、皆さんは洪道場をご存知ですか?一力遼七段藤沢里菜女流本因坊を輩出した道場といえば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか?

 

洪道場とはどんなところなのでしょう・・・?洪道場とは、2005年に洪清泉二段が強いプロ、アマを育てることを目的に開いた道場です。現在までに13人のプロ棋士を輩出。出身プロはタイトル獲得、リーグ戦入り、世界戦での活躍など日本囲碁界の中心になっています。また、アマ大会でも道場出身者が、全国大会優勝など数々の実績を残しており、洪道場はかつての木谷道場を彷彿とさせています。

 

そんな洪道場から秘伝の詰碁問題集が11月に発売されます。そしてなんと、今週から5週にわたって洪二段に問題紹介も兼ねてブログ記事を書いていただくことになりました。
洪道場で出題されている問題がどんなものか挑戦してみたい!洪道場についてもっと知りたい!・・・などなど少しでも興味を持った方は毎週チェックしてみてください。

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「電子書籍 秋の囲碁・将棋祭り」開催中!

 

 

本日から11月5日(土)まで、「電子書籍 秋の囲碁・将棋祭り」と題して電子版の囲碁文庫、将棋文庫の2割引きセールが始まりました。

 

詳細はこちら

 

マイナビブックスをはじめ、AmazonKindleや楽天koboなどで発売されている電子版文庫書籍が対象です。
囲碁の対象書籍は57タイトル。
初級者向けの問題集から、高段者向けの詰碁本、さらにはこの7月に発売されたばかりの書籍も含まれおります。

 

ここでお伝えしたいのは、通常でも電子版は紙書籍よりも2割安いということです。
それが今回のセールで、更に2割引きされます。
紙書籍の価格と比べると何と36%オフ! これは「買い」の一手でしょう。

 

ひと目シリーズを大人買いするのもよし、苦手な分野を集中的に特訓するもよし、事典系の書籍を買ってコスパを追求するのもまたよしです。

 

普段、紙の本しか読まないよー、というような方も、お手持ちのスマートフォンなどで簡単に電子書籍を楽しむことができます。

 

初めての電子書籍購入体験記

 

上の記事は将棋書籍を扱っていますが、囲碁も同様です。
個人的には、詰碁や手筋の問題集はスマホの小さな画面でも不自由なく読み進められるのでお勧めです。

 

ぜひこの機会にお買い求めください。

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下手はこうして上手に勝て!「圧勝・置碁戦法」発売中

圧勝・置碁戦法」が発売されました。

置碁といっても2子局から9子局までいろいろありますが、本書では主に3子局題材にしています。
なぜ3子局か?
著者の宮本先生は、はしがきでこう述べております。

 

三子局を研究すれば、もっと石数の多い碁はひじょうに楽になる道理。同時に、二子から互先の碁にも応用していただけます

 

本書で扱っている置碁での黒の作戦は必見です。

 

白の三々は大歓迎

 

白の高目に小目でカカるのは避けよ

 

白にハサまれたら「とりあえず一間トビ」

 

などなど、とにかく本書では宮本先生の歯に衣着せぬ解説が一番おもしろいです。

 

なかには、えっ!?と思うような作戦もあります。

たとえば上図の有名な定石。
本書では置碁において、この定石は打ってはならない、と言い切っています。
問題なのは黒4のカケツギです。
なぜかというと…

後々、白1からの打ち込みがうるさいからです
確かに局面がまぎれてきそうです。
となると、自力で上回る白が有利になる可能性が高くなります。

ですので、黒はツケヒイたら、aのカタツギを打て!と本書では結論付けています。
この考え方を極端に思うか、そうでないかは読者次第でしょう。
ただ、下手の立場でどう局面をリードしていくかをこれほど具体的に示した書籍はあまりないでしょう。

 

ひとつ言えるのは、本書を読むとものすごく置碁を打ちたくなる、ということです(笑)。

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