囲碁クエストでレーティング1500点を目指す!電子書籍キャンペーン

みなさん、囲碁クエストやってますかー?
囲碁ファンの間で人気沸騰中のスマートフォン・タブレット向けアプリ「囲碁クエスト」。

 

私たち書籍編集部は囲碁将棋共通の部門なので、将棋専門で囲碁を知らないスタッフがたくさんいたのですが、囲碁クエブームのおかげで、なんと10人のメンバー全員が囲碁を覚えました! 毎日昼休みにはスマホ片手に囲碁を打つのがすっかり日常の姿になっています。

 

囲碁クエブームに乗って囲碁を覚えた編集部の初心者Aが、1000局以上打ってついにレーティング1500点に到達しました。オススメの書籍を紹介しつつ特訓した甲斐があったというものです。
ということで、Aに紹介した初級者向けオススメ書籍をピックアップして、電子書籍版の割引キャンペーンを行うことになりました。

 

4/15(水)~5/10(日)限定で、割引キャンペーンを行います。
四六判は1000円均一!文庫判は600円均一!での販売になります。

 

電子版の通常価格と比べると最大46%OFF!
書籍版と比べると、なんと最大57%OFF!!

ぜひこのチャンスをお見逃しなく。

それでは、キャンペーン商品をご紹介します!

 

【初心者~初級者 レーティング1000点~1200点ぐらいの方へ】
レーティング1200点に届かない方は、まずは基本的な石の取り方、石の形を覚えましょう。局地戦の多い囲碁クエストでは、石をしっかり取れるようになるだけで面白いように勝てるようになるはずです。

 

1:世界一やさしい手筋と詰碁 万波佳奈著


2:世界一やさしい布石と定石 万波奈穂著

 

初心者指導でも定評がある万波姉妹が書き下ろした、脱・初心者の決定版!
ルールを覚えた後最初に読む一冊として自信をもってオススメできるシリーズです。

「手筋と詰碁」は、ポン抜き、三目中手、欠け眼などといった、実戦で必ず出てくる基本的で重要な手をまとめた問題集。石の生き死にがいまいちピンと来ない方は、この一冊で基本的な石の働きを体に染み込ませましょう。
「布石と定石」は、序盤の打ち方や考え方を徹底的に噛み砕いて解説しています。特に囲碁クエ13路盤で戦う方には、序盤にどう打ったら分からない方も多いでしょう。そんな方には超オススメです!

 

3:基礎力のつく囲碁ドリル 三村智保著

 

こちらも初心者向けの総合問題。
20日で囲碁の基本をマスターできるように編集された三村式特別レッスンです。
この一冊をしっかり読みこなせば、10級以上の棋力が身につきます!
石の取り方から死活、布石、手筋、ヨセ、終局といった、囲碁のすべての要素がドリル形式でまとめられています。

 

初級者~中級者 1200~1400点ぐらいの方へ

1200点~1400点ぐらいのレーティングで壁に当たっている方は、どうやって効率よい形を作るか、相手の石をどうやって攻めるか、といったテクニックを身につけることで大きく視界が開けてくるはずです。そんなあなたにおすすめしたいのが、羽根先生の「わかる!勝てる!!」シリーズです。

4:わかる! 勝てる!! 囲碁 序盤の打ち方 羽根直樹著

 

5:わかる! 勝てる!! 囲碁 攻めの基本 羽根直樹著

 

6:わかる! 勝てる!! 囲碁 守りの基本 羽根直樹著

初級者指導の定番シリーズで、いずれもロングセラーになっています。
特長は、ただ問題を解いていくだけではなく、考え方を丁寧に説明していること。こういう時にはこんな考え方で臨めばいい、という心構えがわかるはです。羽根先生の講義を受けている気分で学習できます。

 

中級者 1400~1500点ぐらいの方へ

 

1400点ぐらいで壁に当たっている方は、基本的な石の形はわかるようになってきたものの、もう一歩踏み込んだ手筋のレパートリーが少ないはずです。鮮やかな捨て石や手筋、死活の急所を1つずつでも身につけてください。手筋が決まって相手をノックアウトする快感は、一度覚えたらやみつきになるはずです。

 

7:ひと目の手筋 趙治勲著

8:ひと目の詰碁 趙治勲著

9:ひと目の2択 石の形編 趙治勲著

 

10:ひと目の急所 趙治勲著

 

 

趙治勲先生のベストセラー「ひと目」シリーズは、いずれも実戦によく出る形を中心にまとめたものです。
「あ、これこないだの碁で出た!」という形がたくさん見つかるはずです。

オマケ
11:爽快!勝ち筋さがし 大橋拓文著

今回のキャンペーン対象商品ではないのですが、オマケの一冊。
囲碁クエと同じく9路盤の盤面に残された手を見つけ出し、勝ちへの道筋を探すという問題集です。

手筋問題集としてはごく易しいものがほとんどで、初級の方でも十分に楽しめる内容なのですが、一段階上の楽しみ方として、正しい手順で手筋を使って勝ちまで導くというテーマも隠されています。

初級者から有段者まで、棋力に応じて楽しむことができる画期的な内容で、ぜひとも皆さんにオススメしたい一冊です。

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新刊案内「大きな字で読みやすい囲碁シリーズ 武宮の形勢判断」

 

地を囲わない努力──
来週発売される「武宮の形勢判断」のサブタイトルです。

 

地の大小を競うゲームなのに、地を囲わない??
なにやら禅問答のように思えますが、これが宇宙流(または自然流)と呼ばれる武宮九段の考えです。

 

本書では武宮九段が囲碁上達に必要不可欠な「大局観」を、自身とアマチュアの実戦譜を通じて具体的に解説しています。

 

その中の一局をハイライトでご紹介します。
第40期十段戦で、当時の王立誠十段に武宮九段が挑戦した一局。武宮九段の白番です。

40手ほど進んだ局面です。この時点の形勢をどう評価しますか。
黒はあちこちに目にみえる地を持っており、なにより左上白5子を取り込んでいます。

一方、白地といえるところはほとんどありません。
黒持ちの方がほとんどなのではないでしょうか?
が、武宮流の形勢判断では互角(!)のイイ勝負なのです。

 

このあと、さらに40手ほど進んだ局面です。

下辺でも黒に生きられてしまいますが、よく見ると右下の黒がまだはっきり生きておらず、さらには右辺から中央にかけてが白っぽくなっています。ここで、武宮九段は形勢白良し!の判断をされます。

 

このあと、右辺にとり残されている黒1子に動きだされるのですが、攻めながらの余得で着実にポイントを重ねます。最後は1目半で白の勝ちとなりました。

 

終局図がこちら。

布石段階の図からは思いもつかない箇所に白地がついています。これが武宮九段がいつもおっしゃっている「最後に地が多いほうが勝ち」の意味なのでしょう。
武宮九段はこう表現しています。

 

──地は人生に置き換えると、お金と一緒です。今の世の中、お金を評価しすぎだと思いませんか。言い換えると地を評価しすぎとも言えるでしょう。
人生が終わるとき、いい人生だったと思えることが、碁では最後に地が多い、ということになるのです──

 

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「山田式 最速で上達する詰碁」 まもなく発売

今週23日発売の「山田式 最速で上達する詰碁」。
以前にもご紹介したように、本書は形はシンプルでも、一筋縄ではいかない詰碁が200題収録されています。
その表紙がこちらです。

 

 

この表紙の詰碁は、本書の一番難しいAランクの章に掲載されています。

改めて問題図でご覧下さい。

 

 

特に変わった形ではなく、やはり実戦にも現れそうな形をしています。
ただ、そこはAランクに載っている問題。何かしらのワナが用意してあります。そのあたりを頭にいれて正解を考えてみてください。

 

以下、正解図になります。

 

 

 

 

正解は黒1アテ(!)から、黒3、5で分かり易く白が死んでいます。あっけない手順で拍子抜けされるかもしれませんね。

 

詰碁を解き慣れている方ほど、失敗図のように急所らしき所から考えてしまい、黒1のアテは見落としがちになるのではないでしょうか? そういった意味では少々イジワルな問題でした。

 

見た目はやさしそうでも、二重、三重のワナが潜んでいる問題が多いので、ご注意ください(笑) ”と、山田先生がはしがきで述べている理由がこの問題を見ただけでも分かると思います。
また、全問無条件死が正解で、コウになっては失敗ですので、コウ嫌い(?)な方も安心して取り組めるのが本書の特徴です。

 

 

では、最後にもう1問。

 

 

実はこの問題も表紙に載せる候補になっていました。やはり初手がポイントとなります。

正解は本書で確認してみてください。

 

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