実話をもとにした作品、『とんだ悲劇の真ん中で』


著者が実際に体験した経験をもとにした作品、『とんだ悲劇の真ん中で(外山 カイ・著)』が発売になりました。

 

 

 

地方から東京へ出て来て、27歳になったばかりの主人公・外山カイ。バイクで会社へ向かう、いつもの通勤路。カーブの向こうから、真っ直ぐ直進してきた居眠り運転の自動車に対してどうすることもできないまま、正面衝突。怪我は、首と背中、お尻、左腕、右手首の骨折。左腕の筋肉は断裂し、右手首は皮膚移植。前歯3本が折れ、唇と顎には4cmも縫う傷。診断結果は…「一生、車いす生活」。
手術後、症状が落ち着いてから起きる意識障害。ナースコールボタンを押して看護婦さんに珈琲を注文したり、もうすぐ義兄になる人の顔を忘れたり、加害者が謝罪に訪れた際に「大したことないですよ」と微笑んだり。これらは、脳の損傷により起きた一時的な記憶障害でした。普通の生活を送っていた主人公が、ある日を境にまったく変わってしまった人生。車いすへの乗り降りどころか、自販機のボタンを押せず、缶コーヒーを開けることすらできない身体に。
外山カイはこの後、どうなっていくのか。貴方なら、どうするのか。一つだけ言えることは、彼はけして諦めることなく、強く生きる道を選びました。そして、笑顔を取り戻しました。著者が実際に体験した経験を、赤裸々に綴ったエッセイです。

このエッセイから、今を強く生きるパワーを得られるはずです。

 

 

価格は350円で、iPhone/iPad、Android、Kindle各端末に対応です。

 

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