エプソンがA3ノビ対応のインクジェット複合機を発表しました。ビジネス向けのインクジェットプリンタなのでブランドは「Offirio」になりますが、クリエイターにも使いやすそうな機能を備えているで紹介したいと思います。
A3対応のインクジェット複合機といえば、なんと言ってもブラザーの製品(例えば「MFC-6490CN」)が有名です。ファクス機能も搭載して価格も安く(参考価格5万2980円)、SOHOや個人事業所にピッタリの製品でした。エプソンやキヤノンからは、A3対応のインクジェット複合機はリリースされていなかったため、ブラザーの独占状態が続いており、両社のファンからはその登場が待ち望まれていました。
そして満を持してエプソンから登場したのが「PX-1700F」(5万9980円)と「PX-1600F」(4万9980円)です。当然ですが、ブラザーの製品を研究しつくした上でリリースしていますので機能に過不足はありません。プリント、スキャン、ファクス、といった標準機能は当然ですが、自動両面印刷、両面対応ADF、最大500枚の給紙容量、有線&無線LAN機能、スマートフォン対応、大容量インクの採用など、おそらく現在考えられるビジネスインクジェットプリンタのすべての機能を搭載しています。

こちらは1段カセットの「PX-1600F」です。4万9980円なので1万円ほどお得です。ADFを閉じた状態なので「PX-1700F」とは多少見た目が違いますが基本的にはほぼ同じものです。なお、両面印刷には対応していません。
その中でも編集部として注目したいのがA3ノビプリントです。A3ノビにもいろいろあるので、実際にどこまで使えるA3ノビかわかりませんが、ページプリンタでA3ノビが印刷できるものが少なくなって来ているだけにA4見開きの校正紙がトンボ付で打ち出せないか期待したいところです。
また、A3スキャナを搭載していることも魅力的です。最近は大型のコピー機はともかくとして、見開きの校正や大きめの作品を読めるA3スキャナがめっきり少なくなってきました。センチュリーの「転写パットリくん CFBS-A3」が3万円台、EXEMODEの「ScanBit MFS-A3」が2万台で購入できますが、後はエプソンから10万円〜30万円で数機種でているぐらいでしょうか。スキャナはそれなりに場所も取るので、複合機と一体になっているのなら、それに越したことはありません。
しかし、6万円以下で購入できるプリンタですので、スキャナの精度が実際にどれぐらいのものなのかは試してみないとわかりませんが、ぜひ期待したいところです。「PX-1700F」と「PX-1600F」は10月13日から発売だそうで、購入できるまでには少し時間がありますので、編集部で試した結果を電子雑誌などでお伝えしたいと思います。
また、エプソンからは、LEDタイプのページプリンタとインクジェットプリンタが同時に発表され、計11モデルがこの秋に登場します。A3はいらないけどA4で事務所に便利なプリンタが欲しいという方にもピッタリな製品が登場しますので、機会がありましたらこのあたりも業務用のツールということでご紹介できればと考えています。お楽しみに。
【情報アップデート:PX-1600Fのレビューを「Creative Now 11月発行号(創刊準備号00号)」に掲載しました/2011年12月15日】

A3複合機もいいのですが、日頃はプレゼン用の書類や通常の業務用の書類を印刷することは多いですよね。場所を取らないA4複合機も気になります。インクジェット複合機の「PX-B750」は、恐ろしく速い印刷が特長です。価格は5万9980円です。

「PX-B750」に似ていますが、こちらはLEDタイプのページプリンタの「LP-M620F」です。なんと、トナータイプで6万9980円です。この他にモノクロタイプの「LP-M120F」というのもあって2万9980円です。
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リアル体験トークショー
『アートディレクターが語るプロダクトデザインの世界』
世界で活躍する東海林氏の事務所スタッフをセミナー参加者から募集
2013年3月28日(木)19:00~21:00に東京竹橋マイナビ本社で、無料電子雑誌「Creative Now」が主催する「Creative Now クリエイター セミナー 『アートディレクターが語るプロダクトデザインの世界』」を開催いたします。今回は、ひとつの製品の企画開始からデザイン決定、製品の完成までを、アートディレクション/デザインの第一線で活躍するクリエイターが解説します。
セミナー講師を務めるのは、アートディレクター/パッケージデザイナーとして国内外のプロジェクトを手掛ける東海林小百合氏です。東海林氏は、米国のSchool of Visual Art (New York)卒業後、石岡瑛子氏に師事。カルバンクラインNY本社宣伝部にてデザインの経験を積み、1998年ニューヨークにてSayuri Studio, Inc.を設立。現在は東京をベースに、国内外の主に女性向けの商品デザインを手がけています。I.D. Magazine/Design distinctive, Graphis Design年鑑では、巻頭インタビューに選出されるなど、デザイナーとして海外で高く評価され、またFIFIベストパッケージング・ノミネーション、CFDA(アメリカファッション協会)MostStylish.com グランプリなど、様々な賞を受賞しています。

東海林氏がデザインした香水ボトル。
セミナーでは、東海林氏が手掛けた「DOT MARC JACOBS 香水ボトル」デザインプロジェクトを例に、発案からコンペ、完成までのプロセスを丁寧に解説する予定です。また、東海林氏のデザインワークフローで、3DCGがどのように活用されているかも、詳しく紹介されます。また、単身で米国に渡り事務所を設立しクリエイターとして活動してきた東海林氏が、海外での仕事やデザイン事情についても、たっぷりと語る予定です。
【参加者全員特典】
「『Shade 13 Professional』1カ月無料体験版 機能制限なし」
【参加者特典】
「当日、抽選で1名様に東海林小百合氏デザイン『DOT MARC JACOBS 香水ボトル』(定価8,925円)」
「当日、抽選で1名様に『Shade 13 Basic』製品版(1万2,800円)」
リアル体験トークショー
はじめてのソングライティング ~メロディに吹き込む言葉
『BAND IN A BOX 20』で楽曲制作に挑戦
参加者全員にインナーイヤーヘッドフォンをプレゼント
電子雑誌「Creative Now」は、2013年3月22日に音楽制作セミナー&ライブ『はじめてのソングライティング メロディに吹き込む言葉』を開催します。
音楽制作をテーマにしたリアル体験セミナーの講師を担当するのは、坂本真綾や中島愛、原田知世、夏木マリなど多数の女性アーティストや、アニメ『マクロスF』などに楽曲提供し、自身もアーティスト/作詞家/作曲家として活躍する山田稔明(GOMES THE HITMAN)氏です。
また、このセミナーにはスペシャルゲストとして作詞家/作家として活躍する高橋久美子(ex.茶チャットモンチー)氏も登場します。高橋氏はロックバンド チャットモンチーで多くの楽曲の作詞を担当。バンド脱退後は、ももいろクローバーZの楽曲『空のカーテン』などで作詞を担当しています。

高橋氏は、ももいろクローバーZの楽曲『空のカーテン』でも作詞を担当。
セミナーでは、山田氏と高橋氏が、音楽制作における作詞について、初心者にもわかりやすく解説する予定です。また、デビュー前のアイドルの曲に山田氏と高橋氏が詞を書いてみるなど、様々な作詞テクニックが披露される予定です。
セミナー内では、山田氏のミニライブや高橋氏のポエトリーリーディングも予定されています。ポエトリーリーディングでは、自動音楽制作ツール『Band in a Box 20』でリアルタイム生成された曲に合わせて、リーディングするというユニークな試みも行われます。
特典として、セミナー参加者全員に、インナーイヤーヘッドフォンがプレゼントされます。また、抽選で各1名様に山田氏の特製グッズや高橋の最新著書がそれぞれサイン入りでプレゼントされます。
セミナー『はじめてのソングライティング メロディに吹き込む言葉』は2013年3月22日(金)19時(18時半開場)から21時、東京 竹橋のパレスサイドビル マイナビ本社 マイナビルーム 9F-Lにて開催。参加費は1,000円(「Creative Now」メルマガ登録で参加無料)で定員は80名。参加には、事前登録が必要です。セミナー参加申し込みや詳細はこちらです。セミナー参加申し込みや詳細はこちらです。
【参加者全員特典】
「インナーイヤーヘッドフォン(詳細未定)」
「『BAND IN A BOX 20』(Mac版、Win版)をセミナー限定価格で会場販売」
【参加者特典】
「当日、抽選で3名様に山田稔明氏オリジナルグッズ」
「当日、抽選で3名様に高橋久美子氏 サイン色紙(宛名入り」