ワイモバイルは、海外に対応している格安SIMです。
世界対応ケータイ(国際ローミング)というサービスを提供しており、以下の2種類のプランに申し込めば、渡航先でも日本と同様に使えます。
- 海外あんしん定額
- 海外パケットし放題
ただし、海外で利用できるからといって無料ではなく、適切な使い方をしなければ高額請求が発生する危険があります。
そこで今回は、ワイモバイルで使える2つの海外プランの概要と、海外で使う前に知っておくべきポイントについて解説します。
国際通話やSMSの利用方法なども紹介しますので、ワイモバイルを海外で使う予定がある方や、ワイモバイルの契約に迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。
※国際サービス料金は課税対象外となります。
【ワイモバイル海外プラン①】海外あんしん定額
ワイモバイルを海外で使う上でおすすめなのは「海外あんしん定額」です。
安さを重視したサービスで、シンプルな内容であるため、ワイモバイルが提供する海外サービスの中で最も使いやすいプランと言えます。
海外あんしん定額はさらに2つのプランに分かれており、渡航先や利用するデータ容量で決めることができます。
各プランのサービス内容や料金の一覧は以下の通りです。
プラン名 | 定額国L |
---|---|
データ通信量・料金 | 24時間あたり3GB:980円 72時間あたり9GB:2,940円 |
申し込み | 必要 |
適用条件 | 対象プラン[※]に加入中世界対応ケータイに申し込み海外あんしん定額に申し込み |
プラン対象国 | アメリカ本土・アラスカ・プエルトリコ・バージン諸島(アメリカ領土)・タイ・台湾・中国・韓国・香港・モルディブ・ドイツ・フランス・イタリア・グアム・オーストラリア・カナダ・メキシコ・ブラジル など |
プラン名 | 定額国S |
---|---|
データ通信量・料金 | 1MB:1,980円 5MB:9,800円 10MB:19,600円 |
申し込み | 必要 |
適用条件 | 対象プラン[※]に加入中世界対応ケータイに申し込み海外あんしん定額に申し込み |
プラン対象国 | バハマ・ジンバブエ・イラン・ミクロネシア・ジブチ・レバノン・ベリース など |
「シンプル2 S/M/L」・「シンプル S/M/L」・「ケータイベーシックプランSS」・「シェアプラン」・「スマホプランS/M/R/L(タイプ1)」・「スマホプランS/M/R/L」・「ケータイプランSS」・「データプランS,L」・「4G-Sプラン」・「4G-Sベーシックプラン」・「データベーシックプランS/L」・「データSIMプラン」・「タブレットプランS/M/L」・「Pocket Wi-Fi プラン2」「Pocket Wi-Fi プラン2 ライト」
定額国Lプランは、日本人が旅行などで渡航する地域を多く対象にしており、980円で24時間あたり3GBのデータ容量が使えます。
利用を開始するには、「My Y!mobile」から「世界対応ケータイ」に申し込み、海外あんしん定額に申し込む必要があります。
プランの特徴として、データ容量が利用できる時間が制限されており、制限時間を過ぎた場合はデータ残量に関わらず、海外での利用ができなくなるので注意しましょう。
データ通信がさらに必要な場合は、申し込むことで再度利用できるようになります。
なお、海外あんしん定額は、現地通信事業者の回線に接続してデータ通信を行うサービスであるため、通信事業者や回線状況によって通信品質が低下する可能性がありますので、その点は理解しておきましょう。
設定方法
海外あんしん定額の設定方法を解説します。
設定方法は端末タイプで方法が異なりますので、該当する端末の設定手順を参考にしてください。
- iPhone
- スマートフォン
- タブレット
- 4Gケータイ
ここから解説する手順は渡航後に行う設定です。
まずは渡航前に必ず「世界対応ケータイ」に加入し、「海外あんしん定額」に申し込んでおきましょう。
申し込んでから時間や制限時間が発生するのは現地でデータ通信を開始してからとなります。
なお、設定手順はワイモバイル公式サイトの海外あんしん定額概要ページに記載されている方法を参考にしています。
端末によって方法が異なる場合がありますので、ご了承ください。
- 渡航前に「世界対応ケータイ」に加入
- 渡航前に「海外あんしん定額」に加入
- 渡航後にiPhoneの設定画面から「モバイルデータ通信」をタップ
- 「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をオンに変更
- 渡航先のネットワークに接続
- ソフトバンク(Y!mobile)から届くSMSより専用サイトへアクセス
- 「24時間3GBプラン」または「72時間9GBプラン」を選択
- 利用開始
※5Gを利用する場合は、ステップ5で音声通話とデータをタップし、「5Gオート」または「5Gオン」にチェックがついていることを確認してください。
- 渡航前に「世界対応ケータイ」に加入
- 渡航前に「海外あんしん定額」に加入
- 渡航後に設定画面から「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「SIM」をタップ
- 設定を行う「SIM」をタップ
- 「ローミング」をオンに変更
- 渡航先のネットワークに接続
- ソフトバンク(Y!mobile)から届くSMSより専用サイトへアクセス
- 「24時間3GBプラン」または「72時間9GBプラン」を選択
- 利用開始
※5Gを利用する場合は、ステップ6で「優先ネットワークの種類」をタップし、「5G(推奨)」にチェックがついていることを確認しましょう。
以上が、iPhoneとスマートフォン・タブレット・4Gケータイの海外あんしん定額の設定方法となります。
海外のネットワークに接続してから海外あんしん定額のサービスが利用開始するので、Wi-FiやVPNなどに接続中の方はオフに切り替えましょう。
なお、届いたSMSに記載されている専用サイトへの接続は無料ですのでご安心ください。
【ワイモバイル海外プラン②】海外パケットし放題
2つ目のワイモバイルの海外プランは「海外パケットし放題」です。
使えるデータ容量や使用時間が決まっている海外あんしん定額プランとは異なり、海外パケットし放題は従量制となっています。
海外でデータ使い放題というメリットはありますが、1日あたりの料金が割高であるため、利用する際はプラン概要をしっかりと理解しておく必要があります。
サービス内容や料金の一覧は以下の通りです。
プラン名 | 海外パケット放題 |
---|---|
データ通信量・料金 | 12.5MBまで:0〜1,980円/日 12.5MB以上:〜2,980円/日 |
申し込み | 必要 |
適用条件 | 対象プラン[※]に加入中世界対応ケータイに申し込み |
プラン対象国 | ワイモバイル公式サイトを参照してください。 |
「シンプル2 S/M/L」・「シンプル S/M/L」・「ケータイベーシックプランSS」・「シェアプラン」・「スマホプランS/M/R/L(タイプ1)」・「スマホプランS/M/R/L」・「ケータイプランSS」・「データプランS,L」・「4G-Sプラン」・「4G-Sベーシックプラン」・「データベーシックプランS/L」・「データSIMプラン」・「タブレットプランS/M/L」・「Pocket Wi-Fi プラン2」「Pocket Wi-Fi プラン2 ライト」
1日あたりの料金の最大上限は2,980円であり、数日滞在する場合は料金が高くなってしまいますので、料金を安く抑えたい方は「海外あんしん定額」の方がおすすめです。
注意が必要なのは利用時間です。
海外パケットし放題の1日の計算は、現地時間ではなく日本時間の0時から23時59分までと設定されています。
そのため、日本の日付が変わる直前に渡航先でデータ通信を開始すると、すぐに日付が変わり、データ通信量が少ないにも関わらず1日あたりの料金が発生してしまいます。
もし現地への到着時間が日本の日付が変わる頃である場合は、最初の通信開始のタイミングに注意しましょう。
海外パケットし放題を利用するには「My Y!mobile」から「世界対応ケータイ」に申し込む必要があります。
なお、海外パケットし放題は、海外あんしん定額と同様に現地通信事業者の回線を利用したデータ通信を行うため、通信事業者や回線状況が通信品質に影響します。その点は理解しておく必要があります。
設定方法
海外パケットし放題の設定手順について解説します。
設定方法は以下の端末タイプで方法が異なりますので、該当する端末の設定手順を参考にしてください。
- iPhone
- スマートフォン
- タブレット
- 4Gケータイ
海外でワイモバイルを利用する方は、渡航前に「世界対応ケータイ」に必ず加入しておきましょう。
なお、設定手順は、ワイモバイル公式サイトの「海外パケットし放題」の概要ページを参考にしていますが、端末によって異なる場合がありますので、その点ご了承ください。
- 渡航前に「世界対応ケータイ」に加入
- 渡航後に設定画面から「モバイルデータ通信」をタップ
- 「通常のオプション」をタップ
- 「データローミング」をオンに変更
- 渡航先のネットワークに接続
- ソフトバンク(Y!mobile)から届くSMSを確認
- 海外パケットし放題の利用が自動的に開始
※5Gを利用する場合は、ステップ4で音声通話とデータをタップし、「5Gオート」または「5Gオン」にチェックがついていることを確認してください。
- 渡航前に「世界対応ケータイ」に加入
- 渡航後に設定画面から「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「SIM」をタップ
- 設定を行う「SIM」をタップ
- 「ローミング」をオンに変更
- 渡航先のネットワークに接続
- ソフトバンク(Y!mobile)から届くSMSを確認
- 海外パケットし放題の利用が自動的に開始
※5Gを利用する場合は、ステップ5で「優先ネットワークの種類」をタップし、「5G(推奨)」にチェックがついていることを確認しましょう。
海外パケットし放題の設定方法は以上です。
海外パケットし放題のサービスの利用を開始するには、現地ネットワークに接続する必要があるため、Wi-FiやVPNなどの外部サービスに接続中の方はオフにしてください。
なお、届いたSMSに記載されている専用サイトへの接続は無料ですので、ご安心ください。
ワイモバイルの国際通話・国際SMS利用ガイド
ここからは、現地での通話やSMSの利用について解説します。
国際電話やSMSは知らずのうちに高額になるリスクが高いので、現地での利用方法は理解しておく必要があります。
なお、海外で通話やSMSを利用する際は「世界対応ケータイ」への加入が必須ですので、渡航前に必ず申し込んでおきましょう。
国際電話
海外で通話を行う場合は、日本にいる時とは方法が異なり、電話番号の先頭に「+」と国番号の入力に加えて、発信先番号の最初の「0」を抜く必要があります。
例えば、「090 – XXXX – XXXX」の番号にかける場合は以下のようになります。
+XX(国番号)- 90(090の0を抜く)- XXXX – XXXX
※「+」は「0」または「#️」を長押しで電話番号入力画面に表示可能
上記は日本の番号で例えていますが、他の国にかける際も同様の方法となります。
発信で発生する通話料は、国ごとや発信先、接続している通信事業者によって大きく異なるため、通話を行う際は事前にワイモバイル公式サイトに記載されている料金を確認しましょう。
「ワイモバイル公式サイト|国際サービス・国際ローミング(世界対応ケータイ)」
例として、韓国国内で通話を行った際の通話料を紹介します。
条件 | 通話料金/分 |
---|---|
滞在国向け | 25円/分 |
日本向け | 190円/分 |
その他の国向け | 265円/分 |
海外で通話を行う際は以下の点についても注意が必要です。
- 海外では着信時にも料金が発生する
- 国内で利用できるオプションは適用されない
- 日本にかけた場合、非通知など正しくない番号に可能性がある
- 通話料の上限に達するとサービスが停止される
特に着信に関しては、知らずに受けると通話料が高額になる恐れがありますので、十分にお気をつけください。
SMS
SMSは電話番号を使用したメール機能であるため、海外で利用する際は国際電話と同じく日本とは方法が異なります。
方法は国際電話と同じく、先頭に「+」と国番号を入力し、送信する番号の最初の「0」を抜いた電話番号を宛先に入力します。
例えば、「080 – XXXX – XXXX」にSMSを送信する場合は以下のようになります。
+XX(国番号)- 80(最初の080の0を抜く)- XXXX – XXXX
SMSの送信料は1通あたり一律100円とされていますが、入力文字数が全角70文字以内の場合に限ります。
文字数が増えるごとに1通あたりの料金は高くなりますので、ご注意ください。
また、海外でのSMS利用時は以下の注意点にも注意しましょう。
- 国内で利用できるオプションは適用されない
- 相手にSMSが届かない場合も課金される可能性がある
- 送信先の通信事業者の都合によりSMSが届かない場合がある
- 一部機種では文字数オーバーによりSMSの送受信ができない場合がある
ワイモバイルを海外で使う前に知っておくべきポイント
ここからは、海外に渡航してから困らないための予備知識を紹介します。
- データ通信の必要がない時の設定方法
- 盗難・紛失時の対応方法
- 日本で使えるアプリが使えない場合がある
- 契約状況によって国際ローミングは使えない
海外でワイモバイルを利用する場合は、必ず目を通しておきましょう。
データ通信の必要がない時の設定方法
ワイモバイルが提供する海外用プランは、できるだけデータ容量を消費しないようにすれば、利用料金を抑えられます。
具体的な方法は以下の通りです。
- ローミングをオフにする
- 機内モードにする
- Wi-Fiを利用する
ローミングをオンにすると、あらゆるデータ通信が行われます。
例えば、アプリの更新や位置情報のサービスなどは、自動設定になっていると、データ容量を消費する場合があります。
完全にデータ消費しないようにするには、データ通信をオフにし、現地のインターネット回線に接続しないのがおすすめです。
また、着信料金を抑えたい場合は、スマホの機内モードを設定することで電話やSMS機能の利用ができなくなります。
最もおすすめの方法はWi-Fiを利用することです。
フリーWi-Fi、もしくは持参したポケット型Wi-Fiを利用することで、データ消費することなくインターネットへの接続が可能になります。
ただし、フリーWi-Fiには不正なウイルスに感染する危険性があります
どうしてもフリーWi-Fiが必要な場合は、VPNなどのネットセキュリティを強化するツールの併用がおすすめです。
VPNに関する詳細は以下の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみましょう。
盗難・紛失時の対応方法
実際に海外でスマホを紛失したり、盗難に遭ったケースは多くありますので、もしもの時のために対応方法を覚えておきましょう。
ワイモバイルでは、海外からでもカスタマーセンターに電話がつながるようになっています。
ワイモバイルのカスタマーセンターの番号は以下の通りです。
カスタマーセンター番号 | +81-44-382-0800 |
---|---|
料金 | 有料 |
対応時間 | 10:00〜19:00(年中無休) |
固定電話からカスタマーセンターに電話をかける際は「+」の代わりに「国際電話アクセス番号」をダイヤルしてから国番号と電話番号を入力しましょう。
紛失や盗難によって第三者に利用された場合の料金は契約者が負担しなければなりませんので、必ず対応方法を理解しておいてください。
日本で使えるアプリが使えない場合がある
渡航先によっては国内で利用できるインターネットサービスに対して規制をかけている場合があります。
例えば、中国やロシア、北朝鮮や中東の一部の国などでは、国による大規模な規制政策が行われており、LINEやYouTube、インスタグラムやGoogleサービスなどが使えない場合もあります。
必ず渡航前に現地のインターネットに関する法律やルールを確認しておきましょう。
契約状況によって国際ローミングは使えない
ワイモバイルの世界対応ケータイに加入するには、ワイモバイル契約時の状況が条件を満たしている必要があります。
機種購入を含む契約 | USIM/eSIM単体契約 | |
---|---|---|
新規契約 | 加入可 | 加入不可 |
MNP/番号移行/契約変更 | 加入可 | 加入可 |
機種変更/情報変更/譲渡 | 加入可 ※1 ※2 | 加入不可 |
- 1 :紛失などによる機種変更時も加入可能
- 2 :譲渡前に加入していた場合は引き続き利用可能
端末なしでSIMカードのみ新規契約した方は、契約から4ヵ月目の末日まで世界対応ケータイへの加入が不可となっていますのでご注意ください。
他社から乗り換えた場合であれば、SIMカードのみの契約でも世界対応ケータイへの申し込みは可能です。
海外への渡航の予定を立てる前に、自分の契約状況が世界対応ケータイに加入できるかどうかは必ずチェックしておきましょう。
ワイモバイル以外で海外利用におすすめの格安SIM・TOP3
ワイモバイル以外にも海外で利用できる格安SIMはあります。
ここで、当サイトが選ぶ海外利用におすすめの格安SIM・TOP3を紹介します。
それぞれの格安SIMで性能や料金が異なるので、渡航目的や滞在期間に合わせて選びましょう。
1位:ahamo
ahamoは、月額2,970円で20GBが使える基本プランと、月額4,950円で100GBが使えるオプションプランの2つを提供しており、いずれかのプランを契約すれば、追加料金や申し込みなしで海外で20GBを利用できるようになります。
ただし、高速通信が利用できるのは、現地でのデータ通信開始から15日間のみで、16日目からは128Kbpsの低速モードとなり、日本に戻るまで解除されません。
また、海外専用プランではないため、海外で利用した分のデータ通信量は日本帰国後も反映されますので、利用する際は注意しましょう。
2位:楽天モバイル
楽天モバイルでは、従量制の基本プランを契約することで、海外にて月2GBまで高速データ通信が行えるようになります。
使えるデータ容量が少なめであるため、中長期滞在する場合はデータチャージやポケット型Wi-Fiの併用が必要です。
通話に関しては楽天モバイル専用アプリのRakuten Link同士であれば、通話料を無料にできるメリットがあります。
スマホ標準の通話アプリで電話したい場合は、980円の追加料金で「国際通話かけ放題」を追加すれば、海外でも通話し放題になるので、自分のスタイルに合わせて選びましょう。
3位:povo
povoは基本料金が0円で、必要な機能やデータ容量をトッピングという形で追加するタイプの格安SIMです。
「レギュラー」「エリア」「ワイド」の3つの海外専用プランが提供されており、使えるデータ容量と使える日数が決まっています。
自分の渡航先や目的、滞在日数で選べる柔軟性が高いのが特徴ですが、どのプランでも料金はやや高めなので、海外で利用する際はすぐにデータ容量を使い切らないようにしましょう。
海外用のサブ回線として契約しておくのも良いですが、180日間トッピングがないとサービス停止措置が取られますので、その点はご注意ください。
ワイモバイルの海外利用に関するよくある質問
ワイモバイルの海外利用に関するよくある質問をまとめました。
- 帰国後はどうすればいい?
- 現地での通信品質は良い?悪い?
- スマホの全ての機能が使える?
気になる項目があれば、チェックしておきましょう。
帰国後はどうすればいい?
国際ローミング設定をオフにしましょう。
スマホの設定からオフにすれば通常の設定に切り替わりますが、世界対応ケータイは無料で継続されます。
ただし、再度渡航する機会がある際は、「My Y!mobile」にて加入中かどうかを念のため確認しておきましょう。
現地での通信品質は良い?悪い?
現地の通信回線で変わります。
海外ローミングは現地の通信回線に接続するサービスですので、現地の回線によって品質が変わります。
世界的にも5G対応エリアが増えてきているので、渡航の際は5Gモードも設定しておくのがおすすめです。
スマホの全ての機能が使える?
利用できます。
ただし、通話やSMSなどに関しては制限される場合がありますので、あらかじめ現地での条件を確認しておく必要があります。
また、スマホの機能は使えますが、国によってはインストールしているアプリが利用できない場合があります。この点も理解しておきましょう。
ワイモバイルは海外でも使えるが短期滞在者向け
今回は、ワイモバイルの海外利用について解説しました。
海外でデータ通信を行う場合、高額請求がイメージされますが、海外用のプランに加入し、適切な使い方をすれば低価格で海外利用が可能です。
海外渡航される方は、ワイモバイルが提供している「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」の概要と注意点を正しく理解しておきましょう。
ただし、いずれのサービスを利用するにしろ、海外で長く利用しすぎると高額な料金になるため、ワイモバイルは短期滞在者向けの格安SIMと言えます。
長期滞在を予定している場合は、ご注意ください。
他社の格安SIMと比較したい方は、以下の記事もおすすめです。