UQモバイルは高品質な通信サービスと充実したサポート体制で幅広い世代から人気を集める格安SIMです。
しかし、60歳以上のシニア世代には合わないという意見も目にします。
確かに通話定額サービスの割引など、シニア向けの特典はあるものの、60歳以上のシニア専用プランがないことや料金面など、気になる点がいくつか存在します。
そこでこの記事では、60歳以上の方が安心してUQモバイルを選べるように、知っておきたいデメリットや魅力的なポイント・注意点を詳しく解説していきます。
スマホは普段の生活に大きく影響するサービスです。
契約後に後悔しないために、ぜひ最後までご覧くださいね。
- 特筆がない限りここからの料金表示は税込価格です。
UQモバイルユーザーの口コミが知りたい方は以下の記事もご覧ください。

60歳以上のシニア世代がUQモバイルを使うデメリット
早速ですが、60歳以上のシニア世代がUQモバイルを使うデメリット5つを紹介します。
- 他社よりも割高のプラン料金
- 60歳以上のシニア専用プランがない
- ガラケーは販売していない
- シェア機能がない
- オプションが複雑
上記の項目を理解していないと、契約後に後悔する可能性がありますので、チェックしておきましょう。
他社よりもプラン料金が高い
UQモバイルは、音声通話とデータ通信が可能なプランを3つ提供しています。
- コミコミプラン+(33GB):3,278円
- トクトクプラン(15GB):3,465円
- ミニミニプラン(4GB):2,365円
UQモバイルはauの回線を利用できることから、通信品質や対応エリアが携帯キャリアと同等レベルです。
その分料金が他の格安SIMよりも高めに設定されているので、データ通信の利用頻度が低い60歳以上の方の場合は、料金設定がデメリットに感じてしまう可能性があります。
最安値プランのミニミニプランでも、最大4GBで2,365円がかかるので、料金を重要視する場合は他の格安SIMを選択するのも良いでしょう。
ただ、au回線の品質を利用できる点を考慮すると、決して高すぎる金額ではありません。
店舗で対面サポートが受けられることなど、さまざまな要素を踏まえて検討してみてください。
au回線を利用できる点については後ほど詳しく解説します。
60歳以上のシニア専用プランがない
格安SIMでは、60歳以上の方だけが契約できるプランや月額料金の割引サービスなど、世代に合わせたプランを提供している場合があります。
しかし、UQモバイルでは、60歳以上の人限定の月額プランなどは提供されていません。
どの世代でも利用しやすいサービスではありますが、「60歳以上の方だけが受けられるメリット」というポイントに焦点を当てた場合は、他社の格安SIMの方が魅力的に感じてしまうかもしれませんね。
この記事の後半で60歳以上のシニア世代限定プランを提供している格安SIMを紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ガラケーは販売していない
60歳以上の方の中には、スマホが普及する前に使われていた「ガラパゴス携帯」、いわゆる「ガラケー」の方が使いやすいという意見も多いでしょう。
実際、ドコモが運営する「モバイル社会研究所」の調べでは、「スマホを使いこせているか」の質問に対しては、以下のような結果となりました。
UQモバイルではガラケーの販売がないため、ユーザーによってはデメリットに感じてしまうかもしれません。
ただ、現在はガラケーに似たスマホの「ガラホ」や60歳以上のシニア世代が使いこなせるようなシンプル設計のスマホも販売されています。
いずれもSIMフリー端末であればUQモバイル回線を利用できるので、ガラケーの販売がないというデメリットは気にならないでしょう。
シェア機能がない
UQモバイルは、4GBから33GBまでの幅広いデータ容量プランを提供しています。
しかし、インターネットの利用頻度が低い60歳以上のユーザーの中には、毎月のデータ容量を使い切れない方も少なくないでしょう。
このような場合、データ容量をシェアできる機能があれば便利ですが、UQモバイルにはデータシェア機能がありません。
未使用分のデータ容量は翌月に繰り越せるため無駄になることはありませんが、家族やサブ回線とのデータ共有を希望するユーザーにとっては、不便に感じる可能性があります。
オプションが複雑
UQモバイルでは、追加で付帯させるオプションが充実しています。
カテゴリーだけでも、以下の数があります。
- 音声通話
- データ通信
- 端末補償・サポート
- コミュニケーション
- 安心・安全
- ライフ・マネー
- 世界サービス
- エンタメ
ただ、充実しているからこそスマホに慣れていない60歳以上のシニア世代の方にとっては、種類が多すぎて複雑に感じる部分でしょう。
どのオプションに加入すれば、どのサービスが受けられるかを理解しておかなければ、実際に機能やサポートを利用する際に手間や追加料金が発生する可能性があります。
とはいえ、格安SIMはオプションを省いているからこそ、低価格の料金でサービスを提供している部分がありますので、この点はUQモバイルに限ったことではないことは理解しておいてくださいね。
UQモバイルならではの60歳以上専用のシニア特典
UQモバイルには、60歳以上のシニア世代専用のプランはありませんが、特典として特定のオプションがお得になるオプションサービスが存在します。
ここからは、その2つのオプションサービスについて紹介します。
通話放題が1,100円割引

| 特典概要 | 通話定額オプションの「通話放題 1,980円」から、1,100円割引 |
| 条件 | ①トクトクプラン・ミニミニプラン・くりこしプラン+5Gを契約 ②通話放題に申し込み ③契約者が申し込み時点60歳以上 |
UQモバイルの「通話放題」は通常、月額1,980円ですが、60歳以上の人の場合は1,100円割引され、月額880円で利用できます。
こちらの割引は、条件を満たしていればずっと適用されます。
国内通話であれば無制限であるため、データ通信よりも通話をメインでスマホを利用している方にとっては嬉しい割引特典ですね。
ただし、国際通話やナビダイヤルなどの通話は対象外となります。
キャリアメールが無料
| 特典概要 | キャリアメールの「uqmobile.jp 220円」が無料 |
| 条件 | ①トクトクプラン・ミニミニプラン・くりこしプラン+5Gを契約 ②通話放題に申し込み ③契約者が申し込み時点60歳以上 |
基本的に格安SIMでは、「@au.com」や「@i.softbank.jp」「@docomo.ne.jp」などの携帯キャリアだけが持つキャリアメールはありません。
そのため、携帯キャリアからメールアドレスの持ち運び機能を利用している方が多いです。
しかし、UQモバイルでは、自社ドメインのメールアドレス「@uqmobile.jp」を220円で提供しています。
その月額料金が、条件を満たせば60歳以上の方は無料で利用可能です。
わざわざ他社に依頼する面倒や手間がかからないのはメリットだと言えますね。
UQモバイルのキャリアメールは、メッセージアプリとして、Androidの場合はCosmoSiaというサービスを利用する必要があります。
必要に応じて別途ダウンロードと初期設定を行いましょう。
60歳以上のシニア世代も嬉しいUQモバイルを使うメリット
ここからは60歳以上の方も含めたUQモバイルユーザーが得られるメリットを紹介します。
ポイントをチェックして検討材料にしてくださいね。
au回線を利用した品質の高いサービス
基本的に格安SIMはauやドコモ、ソフトバンクなどの携帯キャリア回線を借りてサービスを提供しています。
しかし、UQモバイルはauのサブブランドであることからau回線を直接利用しています。
よって、auと同等レベルの通信品質と通信速度を兼ね備えているのです。
「格安SIMは通信品質が良くない」といったイメージをお持ちの方も、UQモバイルなら安心して利用できます。
では、どれほどの性能なのか、UQモバイルの通信速度をチェックしてみましょう。
- 平均Ping値:45.28ms
- 平均ダウンロード速度(下り):90.63Mbps
- 平均アップロード速度(上り):14.3Mbps
- 参照:みんなのネット回線速度|UQモバイル
- 2024年11月6日から直近3ヵ月に計測された1431件の平均値
動画視聴やインターネット利用に必要な「下り」で90Mbpsを超えており、快適に高速通信を利用できることを証明しています。
地域や計測の時間帯によっては通信速度に差はありますが、全国規模の平均が高いので、UQモバイルの通信品質は比較的安定していると言えます。
また、UQモバイルが利用しているau回線は、全国人口カバー率99%のエリアに対応しており、基本的には日本のどこにいてもサービスを利用できるメリットがあります。
auの品質をお得に使いたいのであれば、UQモバイルは最適な選択となるでしょう。
データ容量の節約ができる
UQモバイルには余ったデータを無駄なく使える繰り越し機能が利用できます。
例えば、コミコミプラン+の33GB中5GBが余った場合、その5GBが繰り越され、翌月は38GBからスタートできるということです。
インターネット利用の頻度が低い60歳以上のシニア世代の場合でも、契約データ容量を余すことなく利用できますね。
繰り越し機能は、UQモバイルのすべてのプランが対象ですので、うまく利用してお得に使いましょう。
ただし、繰り越されたデータ容量は繰り越し月の月末が使用期限となりますので、なるべく使い切るようにしてください。
セット割が利用できる
UQモバイルには、月額料金が安くなる2つのセット割が提供されています。
家族セット割
| 特典内容 | UQモバイル回線またはau回線を契約の人の月額料金が550円割引 ※最大10回線まで |
| 条件 | ①家族であること ②主回線契約者が対象プランを契約していること |
| 対象プラン | 【割引対象の料金プラン】 トクトクプラン ミニミニプラン 【家族人数のカウントプラン】 コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン くりこしプラン+5G(S/M/L)※新規受付終了 |
| 申し込み | 必要 |
| 注意事項 | 自宅セット割引との併用は不可 申し込み翌月から適用 1つのUQ電話番号での申し込みは不可 au回線はセット割引のカウント回線にはなるが、割引対象にはならない |
家族内にUQモバイル契約者またはau回線契約者がいる場合に適用されるセット割引であり、毎月550円を割引可能です。
家族全員がUQモバイルユーザーであれば、全回線が割引対象となります。
ただし、自宅セット割との併用は不可であり、同時に申し込んでいた場合は自宅セット割が優先して適用されます。
自宅セット割
| 特典内容 | UQモバイル回線を契約の方の月額料金が1,100円割引 ※プランによって割引額が異なる |
| 条件 | ①主回線契約者が対象プランを契約していること ②関連のインターネット通信サービスを契約していること ③両サービスの名義・住所が同一であること |
| 対象プラン | 【割引対象の料金プラン】 トクトクプラン:-1,100円 ミニミニプラン:-1,100円 くりこしプラン+5G(S/M/L)※新規受付終了 【対象のインターネットサービス】 auひかり j:COM auまたはUQ WiMAXルーター |
| 申し込み | 必要 |
| 注意事項 | 家族セット割引との併用は不可 適用は申し込み翌月から |
こちらは、auが提供する光回線またはホームルーターサービスなどと契約した場合に適用されるUQモバイルのセット割です。
対象プランであれば最大1,100円の割引が適用されるので、もしインターネット通信サービスを使用している場合は必ず申し込んでおきましょう。
安心の対面サポート
格安SIMはオンラインでの手続きが基本ですが、UQモバイルでは店頭にてスタッフのサポートを受けながら手続きが可能なメリットがあります。
店舗ごとにサポート内容は異なりますが、新規申し込みや契約情報の変更、機種変更などのサポートを受けられます。
オンラインに慣れていない方にとっては嬉しいポイントです。
なお、店舗別の対応サポートは以下の通り。
| 店舗 | 対応サポート |
|---|---|
| UQスポット(UQ専売ショップ) | 新規申し込み・契約情報変更・機種変更・料金収納 |
| au Style | 新規申し込み・契約情報変更・機種変更・料金収納 |
| auショップ | 新規申し込み・契約情報変更・機種変更・料金収納 |
| UQ mobile取扱店 | 新規申し込み・機種変更 |
auのサブブランドなだけあって、au関連の店舗でもサービスを受けられるのは嬉しいポイントですね。
なお、直接来店でも対応してくれますが、基本的には予約者優先になりますので、来店する際は予約していきましょう。
60歳以上のシニア世代がUQモバイルで失敗しないための注意点
60歳以上の人がこれからUQモバイルを契約する上で注意するべきポイントを紹介します。
契約後に失敗しないためにチェックしておきましょう。
乗り換え時は現在契約しているキャリアの割引に注意
これからUQモバイルを契約する場合、ほとんどの場合が乗り換えという形になるはずです。
乗り換え手続き自体はUQモバイルで簡単に完了できますが、契約前に現在利用している携帯キャリアや格安SIMの割引サービスについて、解約時の影響を確認しておきましょう。
例えば、auの割引サービスである「家族割プラス」を利用していたauユーザーがUQモバイルに乗り換えると、「家族割プラス」によって割引されていた家族の月額料金が通常価格に戻ってしまいます。
他にも、動画配信サービスなどと連携したお得な特典も、乗り換えと同時に失効します。
そのため、乗り換えを検討する際は現在適用されている特典を細かく確認してください。
確認せずに乗り換えると月々の固定費に影響する可能性があります。
他の格安SIMもよく検討しておく
この記事で解説してきましたが、UQモバイルでは60歳以上限定のオプション割引はあるものの、専用のプランは提供されていません。
一方、他社の格安SIMでは、UQモバイルと同等のデータ容量でより安価なプランや、60歳以上限定のプランを提供している場合があります。
そのため、他社との比較検討を十分に行わずにUQモバイルと契約すると、よりお得に使えるサービスを見逃してしまい、後から後悔する可能性があります。
UQモバイルと契約後に他社への乗り換えも可能ですが、初期費用が再度発生する上に手続きも手間がかかります。
より良い選択をしてもらうために、当サイトでは主要な格安SIMを比較したまとめ記事を用意しています。
契約の前にぜひご覧ください。

UQモバイル以外で60歳以上のシニア世代におすすめの格安SIM
UQモバイルはau回線をお得に使える優れた格安SIMであり、60歳以上のシニア世代でも安心して利用できるサービスが充実しています。
ただ、UQモバイル以外にも、60歳以上の方におすすめの格安SIMは存在します。
ここからはシニア世代向けの格安SIMを4社ピックアップして紹介しましょう。
povo

povoはUQモバイルと同じくau回線を使用した格安SIMキャリアです。
UQモバイルとの大きな違いは、プランを自分の好きなようにトッピングしてカスタマイズできる点。
つまり、定額プランがなく、好きなデータ容量と使いたい期間を自分で選んで購入するということです。
例えば、1ヵ月のデータ使用量が3GBで収まるのであれば、990円という低価格で利用できるため、データ通信をあまり行わない60歳以上の方の場合はかなりお得に回線を利用できますね。
音声通話機能は回線に付属されているので、購入する必要はありません。
- 通話料は別途発生します

楽天モバイル

楽天モバイルは従量課金の段階制プランが特徴の携帯キャリアで、他社とは異なり自社回線を使用している点が特徴です。
下記のように自身が使ったデータ容量で毎月の支払い料金が変動します。
- 0〜3GB:1,078円
- 3〜20GB:2,178円
- 20GB〜無制限:3,278円
3GBまで抑えれば1,078円で利用できること以外に、20GB以降は料金が変わらず無制限に高速通信が利用できるメリットがあります。
また、楽天市場や楽天カードなどと連携したポイントキャンペーンが豊富に提供されているので、楽天経済圏[※]の60歳以上の方には特におすすめです。
実店舗もあるサービスですので、手続きにおける不安なども心配はいりません。
- 楽天経済圏:楽天グループが運営するサービスを普段の生活に取り入れていること

イオンモバイル

イオンモバイルはイオングループが提供する信頼性の高い格安SIMです。
60歳以上の人限定で「やさしいプラン」を提供しています。
やさしいプランは、夫婦で契約したデータ容量をシェアしながら利用する仕組みとなっており、1人あたりの料金が非常にお得です。
例えば「4GB 1,518円」のプランを契約した場合、1人あたり2GBまで利用可能で、料金は759円となります。
プランは1GBから契約できるので、データ通信をほとんど使わない60歳以上の方には特におすすめです。

LINEMO

LINEMOはソフトバンク回線を直接利用できる格安SIMであり、通信品質は格安SIMの中でもトップクラスです。
「ベストプラン」と「ベストプランV」の2つのサービスを提供しており、両プランとも段階制となっています。
- ベストプラン(0〜3GB):990円
- ベストプラン(3〜10GB):2,090円
- ベストプランV(10〜30GB):2,970円
LINEMOの最大の特徴は、LINE利用時のデータ通信量を消費されない点です。
そのため、ご家族や友人と通話する際はLINEを使用することでデータ使用量を抑えられ、毎月の料金の節約につながります。
LINE以外でデータ通信をあまり利用しない60歳以上の人であれば、最低990円の月額料金に抑えることが可能です。

UQモバイルのよくある質問
最後にUQモバイルに関するよくある質問をまとめました。
- 登録者と利用者は別名義にできる?
- auのサービスは利用できる?
- 節約モードは使える?
ぜひ、UQモバイルを検討する際の参考にしてください。
まとめ
今回は、UQモバイルのデメリットに感じる点をまとめました。
シニア専用プランがない点や、ガラケーの販売がないこと、複雑なオプション体系など、60歳以上の人にとってはデメリットに思える点もあります。
しかし、通話割引やキャリアメール無料など、60歳以上向けの特典も提供している上に、au回線をお得な料金で使えるメリットがあります。
他にも家族割や自宅セット割など、独自の魅力も豊富です。
60歳以上の人でも決して使いにくい格安SIMではないので、ぜひこの機会にUQモバイルを検討してみてください!
