IIJmioのかけ放題は3種類から選べる!月額料金&かけ放題利用時の注意点を解説するよ。

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低価格の料金プランと豊富なオプションが特徴の「IIJmio(アイアイジェイミオ)」。

豊富なデータプランが取り揃えられているIIJmioですが、ユーザーの中には通話をメインにスマホを利用している方もいらっしゃるでしょう。

そのため通話にかかる料金が気になるところですよね。

そこで今回は、通話料無料で通話できるIIJmioの3種類のかけ放題オプションについて解説します。

実はIIJmioのかけ放題は格安SIMの中でも低価格で手軽に申し込める魅力があります。

その魅力を知ってもらうために、IIJmioのかけ放題に関する概要や利用時の注意点などを紹介します。

IIJmioを契約するか検討中の方は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

目次

IIjmioのかけ放題は3種類

IIJmioのかけ放題は3種類提供されており、自分の普段の通話時間の長さや必要な通話時間に応じて選ぶことが可能です。

かけ放題の種類は以下の通りです。

かけ放題の種類料金オプション内容
通話定額5分+500円/月国内通話5分間無料
通話定額10分+700円/月国内通話10分間無料
かけ放題+1,400円/月国内通話無制限
上記は税込表示です。

IIJmioの音声SIM、音声eSIMのいずれかと契約していれば、いつでもWebから申し込むことが可能で、加入完了後はすぐにスマホのOS標準通話アプリにかけ放題が適用されます。

料金に関しては、格安SIMの中では比較的、低価格に設定されているため、通話をメインにスマホを利用する方に適していると言えます。

対象外の通話

かけ放題といってもすべての通話が無料の対象になるわけではありません。

対象外となる通話を行うと通話料が発生しますので注意しましょう。

IIJmioが定めている対象外の通話は以下のとおりです。

対象外の通話
  • 国際通話
  • 転送電話
  • 他社アプリ経由の通話(FaceTime・LINE通話)
  • フリーダイヤル
  • ナビダイヤル
  • 3桁の番号(110・119など)
  • 衛星自動車・衛星船舶及び特定の電話番号[※]
  • ワイドスターIII

IIJmioは国内通話限定のかけ放題であるため、海外ではかけ放題が適用されません。

国際通話時は別途設定された料金が発生するため、この点を理解しておかなければ高額請求となる危険もあります。

注意しましょう。

また、ナビダイヤルなどの他社が提供しているサービスにも料金は発生します。

「かけ放題に入っているのに通話料が発生している」というユーザーは、ナビダイヤルを含むかけ放題対象外の電話にかけている可能性があります。

IIJmioの通話料は元から安い

基本的に携帯キャリアや格安SIMの通話料は、30秒につき22円であることが多いですが、IIJmioの通話料は30秒につき11円で、基本通話料の半額で利用できます。

この通話料金を提供できている理由は、IIJmioが「プレフィックス番号付与」という通話規格を取り入れているからです。

プレフィックスとは:通話発信時に相手の番号の最初に、各通信事業者が持つプレフィックス番号を付ける機能のことで、多くの格安SIMが取り入れている通話規格です。

プレフィックス通話は通話規格の上位にある「VoLTE」と比べると通話品質が劣りますが、その分、安価に利用できるメリットがあります。

以前のIIJmioのプレフィックスは、手動で相手の電話番号の最初に特定番号を付けるか、専用アプリを通じて電話をかける必要がありました。

しかし、IIJmioでは、スマホの標準通話アプリを使うだけでプレフィックス番号が自動的に付与されるため、手間をかけずに安価な通話が可能です。

なお、IIJmioは「VoLTE」にも対応していますが、通話音質は標準となります。

同じmioID同士の通話ならもっと安い

IIJmioでは、回線契約時に「mioID」という契約者のIDが発行されます。

mioIDでは、主回線を父親、利用者を母親や子どもなど、回線契約者とは別の利用者を同じmioIDに登録することが可能です。

同じmioID内に登録された回線には、自動的に「ファミリー通話割引」が適用され、ユーザー間の通話料が30秒につき8.8円となります。

元々の通話料金からさらに安くできる割引ですので、家族で乗り換えを検討している方はお得にIIJmioの通話を利用できますね。

ただし、以下の注意点は理解しておきましょう。

  • SMSは対象外
  • 国内通話のみ

かけ放題と同じく、海外では適用されません。

また、ファミリー通話割引が適用されるのは同じmioID内で契約しているユーザー同士の通話であって、他のIIJmioユーザーとの通話が安くなるわけではありません。

この点は誤解されやすい部分ですので、必ず理解しておきましょう。

みおふぉんダイアルアプリは終了している

IIJmioは、プレフィックスを付与した状態で電話をかけられる「みおふぉんダイヤルアプリ」を提供していましたが、2023年3月をもってサービスを終了しています。

サービスの仕様変更により、2023/4/1から「みおふぉんダイヤルアプリ」のご利用が不要となりました。電話発信される場合はスマートフォンの標準電話アプリからご利用ください。

引用:IIJmio公式サイト|FAQ・電話をかける場合に「みおふぉんダイアルアプリ」は必須ですか?

現在は、アプリを介さなくとも、スマホの標準通話機能にプレフィックス番号が自動付与されるシステムに変更されています。

ただ、IIJmioのオートプレフィックス通話のことを「みおふぉん」と呼称する場合があります。

名称が「みおふぉんダイヤルアプリ」と似ていますが、「みおふぉん」はIIJmioの通話機能のことを指していますので、誤解しないようにしましょう。

IIJmioのかけ放題に関する注意点

ここで、IIJmioのかけ放題に関する以下の注意点を解説します。

  • かけ放題変更の適用は翌月から
  • かけ放題料金は満額発生する
  • 解約日は月末になる

かけ放題の利用を検討されている方は、目を通しておきましょう。

かけ放題の変更の適用は翌月から

かけ放題を新規に申し込んだ場合、その日から利用可能ですが、プランの変更は翌月から適用されます。

例えば、1月に「通話定額5分+」から「通話定額10分+」へ変更する場合は、実際に適用されるのは2月からとなり、利用料金も適用月から発生します。

変更が即時適用されたと誤解して長時間通話を行うと、通話料が発生しますのでご注意ください。

かけ放題料金は満額発生する

IIJmioでは、月のどのタイミングでかけ放題に申し込んだとしても、日割り計算はなく、支払う料金は満額発生します。

そのため、申し込み日はなるべく月初に行うのがおすすめです。

解約も同様で、解約日に関わらず、支払う料金は加入したかけ放題の満額となりますので、理解しておきましょう。

解約日は月末になる

IIJmioのかけ放題オプションは、解約を申し込んだ日に関わらず、実際に解約されるのは月末日となります。

つまり、月末まではかけ放題を利用できるということです。

支払い料金に関しても日割り計算はなく、満額支払うことになるので注意しましょう。

かけ放題に関しては、IIJmioの会員専用ページから手続きが可能です。

なお、契約回線に解約予定やMNP転出予定がある場合は、かけ放題の解約手続きは行えず、回線の解約と同時に解約することになります。

かけ放題以外のIIJmioの通話オプション一覧

ここで、IIJmioで申し込める通話に関するオプションを一覧で紹介します。

オプション名料金
留守番電話330円/月
割り込み電話着信220円/月
転送電話無料
迷惑電話タイプD契約者:無料
タイプA契約者:110円/月
※上記は税込表示です

IIJmioは契約時に、ドコモ回線のDタイプか、au回線のAタイプのいずれかを選択することが可能です。

オプションなどは、選んだ回線で提供されているサービスに相当するため、オプション内容も少々異なる場合があります。

通話オプションに申し込む予定の方は、必ず回線契約前にタイプの違いを確認しておくことをおすすめします。

IIJmioと他の格安SIMのかけ放題を比較

ここからは、IIJmioのかけ放題と他の格安SIMのかけ放題の概要を比較してチェックしましょう。

また、当サイトがおすすめするかけ放題付きの格安SIMを3社ご紹介しますので、気になる格安SIMがあった場合は、ぜひ詳細記事をご覧ください。

かけ放題比較表

格安SIM5分かけ放題の月額料金10分かけ放題の月額料金無制限かけ放題の月額料金通話規格
IIJmio500円700円1,400円VoLTEプレフィックス番号
ahamo0円1,100円VoLTE(HD+)
LINEMO550円1,650円VoLTE(HD+)
楽天モバイル1,100円(15分)VoLTE
mineo550円1,210円プレフィックス番号
HISモバイル500円1,480円VoLTE
Y!mobile770円1,870円VoLTE(HD+)
UQモバイル880円1,898円VoLTE
povo550円1,650円VoLTE
イオンモバイル550円935円1,650円プレフィックス番号
エキサイトモバイル759円(3分)プレフィックス番号
J:COM MOBILE550円1,650円VoLTE
NUROモバイル490円880円1,430円プレフィックス番号
BIGLOBEモバイル660円(3分)913円プレフィックス番号
LIBMO550円770円1,430円プレフィックス番号
DTISIM902円プレフィックス番号
※上記は税込表示です

IIJmioのかけ放題オプションは格安SIMの中でも低価格で提供されています。

基本通話料も安いため、通話をメインにスマホを利用する方に適した格安SIMだと言えますね。

かけ放題が使える格安SIMの詳細は、以下の記事をご覧ください。

ahamo

プラン料金20GBプラン:2,970円
100GBプラン:4,950円
使用回線ドコモ
通話規格VoLTE(HD+)
通話料22円/30秒
かけ放題オプション5分かけ放題:無料
無制限かけ放題:1,100円
※上記は税込表示です

ahamoでは、5分間通話が無料というメリットがあり、簡単な通話であれば通話料を気にする必要がありません。

他の格安SIMでは、5分からかけ放題オプションとして有料にしていることを考えると、無料で利用できるのは非常に魅力的なポイントですね。

また、格安SIMの中では最安値の1,100円で無制限かけ放題が利用できることに加え、通話規格はVoLTE(HD+)を使用しており、高音質です。

普段から通話が多い人には最適な格安SIMと言えますね。

LINEMO

プラン料金0〜3GB:990円
3〜10GB:2,090円
10〜20GB:2,970円
20〜30GB:3,960円
使用回線ソフトバンク
通話規格VoLTE(HD+)
通話料22円/30秒
かけ放題オプション5分かけ放題:550円
無制限かけ放題:1,650円
※上記は税込表示です

LINEMOのかけ放題は特に安いわけではありませんが、ソフトバンク回線を直接利用しているため、VoLTE(HD+)で通話できるメリットがあります。

また、新規契約、もしくは他社からLINEMOに乗り換えた場合は、キャンペーンが適用され、契約から7ヵ月間は「5分かけ放題」が無料、「無制限かけ放題」が550円割引される特典もあります。(終了日未定)

アプリのLINEにかかるパケットが無制限であることもLINEMOの魅力的なポイントで、スマホ標準の通話よりも、LINE通話を頻繁に利用する方にとっては、通話料だけでなく、パケットの節約にもつながります。

楽天モバイル

プラン料金0〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
使用回線楽天
通話規格VoLTE
通話料22円/30秒
かけ放題オプション15分かけ放題:1,100円
※上記は税込表示です

楽天モバイルのかけ放題は15分かけ放題の1つだけですが、1,100円で利用できる点がメリットです。

また、楽天モバイルユーザー専用アプリの「Rakuten Link」を利用すれば、携帯や固定電話を問わず国内の通話が無料になります。

Rakuten Linkの通話品質は、スマホ標準の通話機能に比べて劣りますが、日常の通話には十分な品質で、特に問題ありません。

月額980円で国際通話がかけ放題となるため、頻繁に海外に渡航される方にもおすすめです。

IIJmioのかけ放題に関するよくある質問

ここで、IIJmioのかけ放題に関するよくある質問をまとめました。

  • AタイプとDタイプで通話品質は異なる?
  • かけ放題は加入中なのに通話料が発生する理由は?
  • VoLTEでかけ放題にならない?

気になる項目があればチェックしてみましょう。

AタイプとDタイプで通話品質は異なる?

通話品質は変わりません。

以前は、Aタイプの方が高音質でしたが、現在では両タイプとも固定電話相当の音質となっています。

ただし、IIJmioは高音質の通話が可能なVoLTEにも対応している格安SIMですが、通話品質自体は標準となりますので理解しておきましょう。

下記は、IIJmioの公式X(旧Twitter)に投稿されたポストです。

かけ放題は加入中なのに通話料が発生する理由は?

対象外の通話を行った可能性があります。

ナビダイヤルや3桁の番号などのかけ放題対象外の番号に電話をかけると、かけ放題の加入に関わらず通話料金が発生します。

また、他の可能性として時間の超過が考えられます。

無制限以外のかけ放題に申し込んでいた場合、通話時間の超過に伴い30秒につき11円の通話料が発生します。

気づかぬうちにかけ放題の時間を超えてしまう場合があるので、通話の際は通話時間も気にするようにしましょう。

かけ放題はパケットを消費する?

かかりません。

かけ放題を付加するのはスマホ標準の通話機能であり、通話は電話回線を介して行われるため、パケットは消費しません。

パケット消費が発生するのは、LINEなどのインターネット回線を利用した「IP電話」です。

まとめ

今回は、IIJmioのかけ放題について解説しました。

IIJmioが提供しているかけ放題は以下の3つです。

  • 通話定額5分+:500円/月
  • 通話定額10分+:700円/月
  • かけ放題+:1,400円/月

他の格安SIMと比較しても、IIJmioのかけ放題は低価格で提供されています。

普段の利用目的に応じて、必要な長さのかけ放題を申し込むのがおすすめです。

ただし、かけ放題ですべての通話が無料になるわけではなく、対象外の通話もあります。

申し込み前に注意事項などを確認しておくようにしましょう。

IIJmioはかけ放題以外にも、魅力的なポイントが多い格安SIMですので、詳細が気になる方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

他社の格安SIMと比較したい方は、以下の記事もおすすめです。

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